紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

国際サッカーT出場 塩崎悠司選手が全日本大学選抜入り 守備の要で準優勝に貢献 〈2019年12月6日〉

2019年12月06日 08時30分00秒 | 記事

 背番号20でメンバー入りし活躍の塩崎選手


  日高町高家出身の塩崎悠司選手(20)=日高中-興国高-中央大、180センチ、76キロ=が、守備の要のセンターバックとして初めてU-20全日本大学選抜入りし、ベトナム遠征に参加。11月上旬まであったU-21国際サッカートーナメント2019で、塩崎選手は持ち前のカバーリングやロングフィードのパスなど攻守に活躍してチームの準優勝に貢献した。

 大会は韓国の漢陽大、ボスニアヘルツェゴビナのU19FKサラエボ、U-21ベトナム代表、全日本大学選抜の4チームのグループリーグで実施。上位2チームが決勝戦、3、4位チームで3位決定戦を行った。
 全日本は10月31日にあった初戦のサラエボ戦を4-0と快勝し、11月1日の漢陽大に塩崎選手も先発で初出場を果たし3-2で勝利。11月3日のU-21ベトナム代表との対戦で出場機会はなかったがチームが2-1で勝ったため、グループリーグ1位で突破。決勝戦は塩崎選手はスタートから入り、ベトナムに前後半1点ずつ献上して惜しくも敗れた。
 塩崎選手は2試合ともフル出場で、ともに攻撃面では再三、ビルドアップさせるロングパスで左右に展開するなど攻撃の起点を作りチャンスメイク。守備でも持ち前のカバーリングで抑え、ヘディングの競り合いにも負けず対応。「決勝は負けたものの、出場した2試合で出来ることは多くあり、学んできたことは正解だった。良い収穫があり、最後のボールへの寄せ、ポジションの修正など細かな部分で意識してプレーしたい」と振り返った。
 小学1年から元エストラッサ湯川でサッカーを始め、中学は田辺市が拠点のカナリーニョFCリオに所属して関西大会を経験。高校は名門の興国で2年からレギュラー入りし、現在は2019年に関東大学リーグ1部復帰を果たした中央大でポジション争いを続け、春には関東選抜にも選ばれた。
 塩崎選手は「関東大学リーグ、冬のインカレ、夏の総理大臣杯などの試合に出て、ポジションを確定できるようPRを続け、将来はプロ入りを目指したい」と話した。


 その他の主なニュース

 日高川町 森林公園入口にササユリを

 4日 和歌山県警「ながら運転」取り締まり 携帯使用で17人検挙

 8日 美浜町農業まつり開催

 日高で高校生税の作文表彰式 知事賞に藤田恵理子さん(日高高校)