平成29年度御坊市民教養講座の講師に、書道家の武田双雲さん、元宮崎県知事の東国原英夫さん、スポーツキャスターの大林素子さん、気象予報士で防災士の片平敦さん、落語家で天台宗僧侶の露の団姫さん、女優の室井滋さん&絵本作家の長谷川義史さんの7人に決まった。5月から来年1月にかけて市民文化会館で開く。
チケット(6回通し券)は3000円で、4月26日午前9時から発売する。販売所は市内が市民文化会館と市教育委員会の2カ所。他の美浜町中央公民館、日高町同、川辺公民館、中津同、美山同、印南町同、由良町中央公民館はそれぞれ50枚販売する。
1回に購入できる枚数は1人2枚までで、市教育委員会生涯学習課は「3枚以上必要な人は再度並び直すようご協力を」と呼びかけている。問い合わせは同課(電話23・5525)へ。日程、講師プロフィールは次の通り。時間はいずれも午後2時から。
【武田双雲さん】5月27日。テーマ「文字の力 言葉の力 生きる力」。昭和50年熊本生まれ。NNK大河ドラマ「天地人」や世界遺産「平泉」など数多くの題字を手がける。独自の世界観で全国で個展や講演活動を行う。メディア出演も多数。平成25年度に文化庁から文化交流使に任命され、ベトナム~インドネシアで活動するなど世界各国からオファーが絶えない。
【東国原英夫さん】6月17日。テーマ「社会を生き抜く人間力」。昭和32年宮崎県都城市生まれ。平成19年1月に宮崎県知事に就任し、独自の感性と行動力で県政発展に尽力。常に地方の代表として全国に情報を発信し続け、改革派知事として高い評価を得る。その後、地方分権の推進等を図るため、国政に進出。現在はテレビなどメディア出演、講演会、執筆等で活動中。
【大林素子さん】7月1日。テーマ「マイ・ドリーム~夢をあきらめない」。昭和42年生まれ。東京都小平市出身。中学1年からバレーボールを始め、昭和63年のソウル五輪、平成4年のバルセロナ五輪に出場。7年にイタリアセリエA・アンコーナに所属、日本人初のプロ選手となる。8年のアトランタ五輪出場後に引退し、現在は日本バレーボール協会広報委員など務める。
【片平敦さん】9月2日。テーマ「天気予報の舞台ウラ~気象報道の現場」。昭和56年さいたま市生まれ。平成13年に全国最年少19歳で気象予報士資格を取得し、その後大学卒業までお天気キャスター森田正光さんに師事し、天気解説を学ぶ。日本気象協会に入社後、(株)ウェザーマップに移籍。現在は関西テレビ「みんなのニュース 報道ランナー」に出演している。
【露の団姫さん】10月7日。テーマ「人生が100倍楽しくなる仏の教え」。昭和61年生まれ。兵庫県尼崎市在住、上方落語協会所属。高校在学中に人生指針となる法華経に出会い、落語の創始者で僧侶であった初代露の五郎兵衛の流れをくむ露の団四郎に入門。主に古典落語、自作の仏教落語に取り組んでいる。平成23年に天台宗で得度し、翌年正式な天台僧となる。
【室井滋さん&長谷川義史さん】来年1月27日。テーマ「絵本朗読&ライブショー」。室井さんは富山県生まれ。日本喜劇人大賞特別賞など受賞。絵本「しげちゃんとじりつさん」や絵本と連動したCDアルバム「8つの宝箱~いとしの毛玉ちゃん」をリリース。各地でしげちゃん一座絵本ライブを開催中。長谷川さんは昭和36年藤井寺市生まれ。絵本作家としてユーモラスでおおらかな長谷川ワールドを次々と生み出す。
その他の主なニュース
● 印南町文化協会のイベントで中高生3人が愛伝説のヒロインになり初登場
● 天満宮書き初め大会で笠井惟永(名田小)山本紗愛(松原小)さん大阪府知事賞
● 紀南電設(株)の新入社員4人が自衛隊で基本教練や結び綱など実習