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印南町議選、新人の噂も出始め今後活発化か 〈2017年3月1日〉

2017年03月01日 08時30分00秒 | 記事

町議選まで半年を切る(新庁舎の議場)


 任期満了(8月31日)に伴い今夏に執行の印南町議選(定数12)まで半年を切った。11人の現職のうち不出馬を表明している1人を除く10人は出馬の方向と見られる。現時点で新人の出馬表明はなく低調ムードだが、不出馬を表明した現職の地元から新人擁立は確実なほか、新人出馬の噂も出始めており、暖かくなるにつれ活発化してきそうだ。無投票は考えられず、1人超過だった前回同様少数激戦となる公算が大きい。
  
 新人の出馬表明はないが、不出馬を表明した村上誠八氏(69)=2期目=の地元、島田区からの新人擁立は確実で、すでに地元出身の男性に打診しており、環境が整い次第出馬表明すると見られるほか、今年1月11日に現職で亡くなった野村正明氏の地元・印南原からも擁立は確実で候補者選びが進められている。表だった動きは他に見られないものの印南地区から新人が出馬するとの噂も出始め「名前はまだ言えないが出るのは間違いない」との声もあり、今後動きが活発化してくるものと見られる。
 前々回(平成21年)は新人8人が乱立し定員3人超過の15人が立候補し争われ、新人1人と現職2人が涙を飲んだ。前回(平成25年)は新人3人、現職10人の1人超過の激戦となり現職が落選した。
 今回も前々回、前回同様に町長選挙の絡みもあり、暖かくなるにつれて新人擁立の動きが活発化しそうで、無投票決着は考えにくく、少数激戦となりそうだ。
 出馬の方向と見られる現職議員は次の皆さん。
 藤本良昭(74)=当選7回、古井=▽堀口晴生(65)=5回、印南=▽榎本一平議員(57)=4回、西ノ地=▽玉置克彦(58)=2回、西ノ地=▽岡本庄三(61)=同、山口=▽藤薮利広(57)=同、津井=▽杉谷考祥(71)=同、羽六=▽井上孝夫(60)=2回、印南原=▽前田憲男(54)=1回、上洞▽中島洋(54)=同、印南。


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