屋台が激しく競り合う
東山口の重箱獅子
日高地方の秋祭りトップを切って2日、印南町の山口、印南両八幡神社の祭礼「印南祭」が行われた。午前中は印南漁港で屋台が激しく競り合ったほか、神社で獅子舞や踊りなどを奉納した。印南祭を皮切りに秋祭りシーズンを迎え、5日は御坊祭、11日は笑い祭(日高川町)、18日は由良祭、26日は吉田祭(御坊市)などと日曜日を中心に11月3日の宝神社祭(御坊市)や寒川祭(日高川町)まで1カ月間にわたって続き日高路は祭り一色となる。
印南祭が始まる午前8時ごろには雨も止み、次第に晴れ間が広がる祭り日和となり、午前中、山口八幡神社は御坊市名田町から野島、上野、楠井、印南町から津井、浜、地方の屋台6台が印南漁港に集まり、のぼりが競り合ったあと、若中らが担ぐ屋台が激しくぶつかり合った。若中らの「ソリャ、ソリャ」という威勢のいい掛け声とともに屋台が競り合ったほか、屋台を合わせて高々と持ち上げるなどで気勢を上げた。漁港から神社に移動し、神事に続いて、地方区の雑賀踊りや各地区の獅子舞を奉納。
東山口、光川、宇杉、本郷が参加する印南八幡神社祭礼は、午前中に神社で県無形文化財の東山口の重箱獅子や各地区の獅子舞を奉納した。
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