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中学バレージュニアオリンピック県代表に管内3選手 〈2015年9月4日〉

2015年09月04日 08時30分00秒 | 記事

 

 12月に大阪で開催するJOCジュニアオリンピックカップ第29回全国都道府県対抗中学バレーボール大会の県選抜メンバーに、男子で五味登以選手(大成中3年)、女子で西川凌選手選手(日高中同)と田中彩織選手(上南部同)が選ばれた。男女各12選手の代表メンバーが6日に和歌山市で結団式を行い、12月25日から大阪市中央体育館などで開催される全国大会に挑む。

 選考会は8月7日に湯浅スポーツセンターで行い、男子は21人。女子は、U-14選出のメンバーや地区大会などをもとに県内各郡市から選ばれた約50人の候補選手が参加。サーブやレシーブ、スパイク、ブロックなどの練習やゲーム形式のプレーなどを参考に選抜メンバー男女12人を決めた。
 男子で唯一人、大成中から選出された五味登以選手(身長180センチ)は、1年秋からチームのエースアタッカーとして活躍。県大会では6大会連続準優勝、今夏の近畿中学総体ベスト8入りに貢献した。五味選手は、持ち前のセンスを生かした得点力がずば抜けており、スパイクをコースに打ち分け、巧みなフェイントが高く評価されている。ジャンプ、無回転の2種類のサーブ、レシーブにも定評があり、オールラウンドプレイヤーとして県選抜をけん引するエースアタッカーとして期待され、五味選手は「期待に応えられるように頑張って、日本一を目指したい」と話している。
 女子選抜に日高中からは西川凌選手(身長158センチ)。1年生の秋からレギュラー入りし、主将を務めムードメーカーとしてチームをけん引。今年1月の梅の郷バレーでは優勝、夏の大会では県3位にチームを導いた。身長は高くないが、跳躍力があり、相手のブロックを見抜いて、きわどいコースへスパイクを繰り出す。真面目でバレーへの熱意は人一倍。西川選手は「まずは予選リーグを突破して決勝トーナメントを目指す。練習を重ね、レギュラーに入り、自分のプレーをしたい。うまくレシーブして、チームメートにいいアシストがしたい。今できることを確実にできるよう精度を上げていきたい」。 
 上南部中3年の田中彩織さん(身長164センチ)は初選出。チームではレフト、センターを任され、最高到達点2メートル68センチの県下でも高いレベルのジャンプ力が魅力。ブロックを打ち破るパワーのあるスパイクを打てるアタッカーで、ジャンプフローターサーブも得意とする。2年からチームの主力として活躍し、昨年秋の県新人戦ベスト4で近畿大会出場。3年生では春の選手権大会で県準優勝、夏の総体日高予選優勝とエースとしてチームを牽引した。
 田中さんは「まずはレギュラーを取れるようがんばり、出場すれば、厳しい試合のときに、つないでくれたボールを確実に決められるようにしたい。力強いプレーを目指したい」と話した。


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