Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

完成直前です

2020-05-26 20:30:54 | ミニカー修理
本日の山陰は曇りから雨が降って来ました。
午前中は曇っていましてね、今日の一番の目的の生コン打ちには最適な天気だったのですが・・・雨はちょっとね〜。
それでも作業中は雨も降らず・・・暑くも無く・・・でも体を動かしから汗が出ますよね。
しかも堆肥を動かして近くまでミキサー車が入れる予定だったのですが昨夜の雨で下がぬかるんでしまって途中までしか入れなかったのですよね。
なのでネコ車で5〜6mの距離を行ったり来たりと運ぶ事になりまして疲れてしまいました。
でもミキサー車の2台目に来られた運転士さんはバイク好きだったらしくて・・・一緒に作業をしていたSさんのバイクが気になったらしく・・・
生コンを運ぶのを手伝って下さいました。
何度か生コン車を呼んで作業はしましたがこんな運転手さんは初めてでしたね〜。
下の写真は1台目の運転手さんですね

こんな感じでネコ車で運んでますよ
効率悪い事この上ないです

汚れても良いように汚いなりをしていますが・・・お許しくださいね。


お礼に泡の出る飲み物をお渡ししておきました(笑)
勿論帰ってから飲んで下さいと釘は刺しておきましたよ(爆笑!)
気持ちよく手伝って頂いたのですからこちらも気持ち良くお礼をさせていただきましたと言う事ですね〜。
と言う事で生コンを打ったタマネギ干場はこんな感じですね〜
干場の畑側とガレージの裏口にSさんが提案してくれたスロープを作って置きましたよ、これが有りますと家内でもネコ車でタマネギを運んで来ても楽に上がる事が出来ますから良いアイディアでした。
有り難う!Sさん!!

流し込んだ生コンは自作のトンボで均します
そして上からトントン叩きますと水分が出てきまして綺麗な面になります
均して叩くを繰り返して綺麗な面になるようにしますよ
決してコテで撫でたような面を目指している訳ではないですよ床が滑りにくくザラッとした面で十分なのすよね。

午後から雨がパラついてきましたので有り合わせのシートを掛けておきました
せっかく綺麗にならした生コンに痕が付いてしまうかもしれませんが雨でセメントが流れてしまってもね〜困りますから
多分明日には硬化してくれると思うのですが・・・明日は屋根が貼れるかな〜!
屋根を貼ったら下側に断熱材を貼ってタマネギを干す為の棚を組まなければ完成したと言えないですよね〜。
完成したらその下でガーデンチェアを出して来て完成祝いをしようかと思っています。

まだまだ作業は続きます、タマネギの収穫が近いので大急ぎでやっつけなければなりませんね〜
タマネギはもうほとんど倒れていますからここから1週間〜10日くらいで収穫ですね。
急がなきゃ〜〜!!

さて午後からは仕事を少し
雨が降って来ましたので外の仕事が余り出来ないのですよね〜。
昨日作ったウインドウのフレームを削って磨いて取付けました。
まだテープだらけですけどね〜

次はワイパーの取り付けですね。
このワイパ−は元々付いていた物を使います。
僕の作る物はもう少し形状が違うのですが、全部やり替えてしまうとバーネットさんの味が消えてしまうからね〜。
このワイパーだってエッチングではなくバーネットさんが洋白かステンレス線を使ってハンダ付けで組上げた物ですから、それはそれで貴重なんですよね。
取り付けの穴の部分に金属リングを追加したのだけは私ですけどね。
(穴にワイパーが差し込まれているのが見えてしまうから追加したんです)実車ではここに大きめの六角ナットが有ったりしますその中央からシャフトが出ていてそのシャフトにワイパーが止められているのでこの様な表現にしています。

そして配置を決めました
プレートは仮の物です
大きさを考えて配置する為にメイクアップのアイドロンの物を使っています。

そうそう!もう一つ忘れ物と言うか取り付けを悩んだ部品が有ります、恐らく元々の完成品には無かったのだろうと思いますが・・・
250SWBのリア出しのマフラー(サイド出しでは無いと言う意味で)の場合、しかもトランクの角に給油口が付いている場合はマフラーエンドの上にアルミ製のカバーが付けられている場合が多いのですよね。
中にはリアフェンダーに給油口が付いている場合にもこれが付けられている事も有りますが・・・(多分余り意味が無いと思うのです)
何故かと言いますとこのアルミのカバーですが給油口からレース中に給油した場合に燃料がこぼれる場合が有りましてね(特にレース中は作業のスピードが命ですから)これが熱いマフラーにかかりますと出火の原因になるからなんですね。
それを避ける為にマフラーの上側にアルミのカバーが付けられているのです。
だからRフェンダーやサイド出しの排気管の場合は不要なんですね。
この部品を付けるかどうか迷っていたのです。
この車はバンパーも無い様なコンペティションカーなのでやはりこの部品は付けておきます色々の形状の物が有る様ですがアルミ板一枚の比較的シンプルな形状の物にしています。
バンパーの付くストリート用の車のモデルなら付けなかったかもしれません。

スペーサーを削り展示ベースに穴を開けて取付けました
先日お電話を頂いた時に展示ベースとカバーはご入用ですか?と伺ったら必要ですとおっしゃったので・・・今回は宮城県までお届け出来ないかもしれませんので発送に依る納品ですとケースは必須ですからね。
それでも何とか行きたいと思っているのですが・・・どうでしょう??
ご迷惑になっても困りますしね〜。

次はプレートの準備ですね
アルミ板を切って再び配置して確認です。

バーネットさん凄いね〜と思うのはこのテールパイプですね。
ただのアルミのパイプと思うでしょ?
実は違うんですよ
横に小さな菱形の穴が空いています・・・実車もここに穴が有るのですよね。
本当は前側は少しテーパーの形状だったり合わせ目が有ったりしますけど・・・この穴はどうやって開けたのでしょうね〜??


明日はプレートの制作をしましょう。
生コンが固まっていたらタマネギ干場の屋根もしなければならないしね〜自営業は忙しいのだ(笑)

フロントウインドウの型を作ります

2020-05-25 20:40:17 | ミニカー修理
本日の山陰は曇りですね〜。
夕方から雨が降る確率が50%とか言われていましたが大丈夫かな〜。
少し湿気が多く感じられるのはそのせいかな?
天気が良く無い割には蒸しっとして暑く感じますね。
明日は生コンを打つ作業をしなければなりません天気予報では曇りと言う事なのですが・・・
当分の間天気が良いと良いですね〜。
そうそう!!
本当は最近入手したキットとしてご紹介をしなければならないのかもしれませんが・・・
こんなキットを買いました。
モデルファクトリーヒロさんの1/12ブガッティT35タルガフローリオです
少し前にタイプ35として発売されていましたが今回は左右にスペアタイヤを取付けてデカールをプラスしてタルガフローリオ仕様として発売された様ですね。
金額は少し上がりましたが・・・こちらの方が作れる範囲が広いのでこちらを買いました。

中身は・・・車が小さいのでスカスカなんですけどね〜
まあ今まで無かったキットなので有り難いですね〜
まだ細かく見てないので何とも言え無いのですが・・・形状はまずまずではないかと思っています。
これでボディが金属なら完璧なんですけどね〜(笑)この金額ではちょっと無理ですからボディは自分で作りましょう〜!!

でも僕が心配しているのは他の事なんですよね〜
この後の展開なんですよ
この後ブガッティT35Bとか出たらまた買わなければなりません・・・僕はT35Bの方が好きなんですよね〜
どこが違うかって?
スーパーチャージャーが付いているんですよね〜T35Bには・・・ついでにボンネットにブローオフの為の穴が空いているだけなんですよね。
ですからヒロさんが作ろうと思えばすぐにでも出来てしまうのが怖いですね〜
今はそれがとっても心配なんです。

さて先日新しいキットを出して来てパテを詰めてバキュームの原型をつくりましたね
でもちょっと気泡が沢山入ってしまいました
こう言う場合はデザインナイフを使って気泡の部分を一旦削りまして・・・

再びパテを投入します
擦り付ける様に入れれば気泡は埋まると思います。

リアのウインドウは何とか取り付けられましたが・・・
続いてウインドウの枠を合わせてみました、何と大きいのですよね。
左右の大きさも前後の大きさも大きいのです・・・これってどうやって付けていたのかな??
本当に付いてたの?違った完成品の部品だったのかも・・・って言う位違いますね。
おまけに素材がステンレスなので固くて削り難いのです、これは作り直しかな〜。

洋白線を使って作り直しています
0.4mmの洋白線を潰して板状にしておいて曲げています。
洋白線を使うのは銀ロー付けした時に継ぎ目がわかり難くなるし曲げ易いからですね。

銀ロー付けをしてつなぎ目を削っています
もうどこが継ぎ目なのかよくわからないでしょ!?

まだバフを掛けていませんので接着はしていないのです
曲げを直してボディに合わせています・・・この後バフ掛けをしてピカピカに磨き取付けましょう

バフを掛けて取付けました
リアはこれで何とかなりそうですね〜

ここにきてフロントウインドウに問題が・・・
フロントウインドウはこの完成品の物を使えないのですよね〜
理由は上下寸法が少し足らないのです下側に隙間が空きます。
そのウインドウをパテで出来た凸型に合わせてみますと・・・なんと小さいはずのウインドウよりも型が小さいのですよね〜
と言う事はこのパテで作った型は使えないという事ですね。

仕方が無いので型を作り直します
まずはマスキングテープで型紙を作ります

アルミ板に写し取って削り合わせます
このアルミ板は少し厚めの方が(私が使ったのは0.5mmのアルミ板)変形がしにくいので形状を合わせ易いですね。
このアルミ板の表面に塩ビ板が来ますから型自体は少し奥の方に入る様に作って置きますとジャストサイズかな〜と思います。

裏にポリパテを詰めて整形しています
こうして置かないとバキュームをした時にアルミの原型が変形してしまい正確な形状に作れません。
パテを削る時にアルミの部分を一緒に削らない様にね〜注意です(笑)
小さくなっちゃうんでね〜。

バキュームで作ってみました
予備を含めて4〜5枚かな
大体予備を作って置きますと削りが一発で決まるんですよね〜。
予備が無い時に限って削りを失敗しちゃってね〜もう一度バキュームからやり直しになってしまうんですよね。
何か神様が見ている様な気がするのは私だけでしょうか〜それとも気持ちの余裕が無いと失敗しちゃうのかな〜??

ハサミでカットして爪磨きのヤスリで削って合わせています。
マスキングテープで保ち手を付けているのはエヌエフさんのマネですね〜(笑)
変形しないので正確に削りを判断する事が出来ますね。

削り完了・・・
このタイプの接着は強度が稼げないのでちょっと大変ですね。
ガラスの厚みの部分しか接着代が無いのですよね〜。
元がその様な設計なので仕方が無いですね〜
と言うのも普通ならボディのウェザーストリップのモールド部分を削って段を付けてその部分んで接着するんですよね。
でもこのボディはウェザーストリップの部分を完全に削りおとしてあるのです。
だからキットのバキュームを持って来てバキュームの原型を作っても小さくて使い物にならなかったのです。
ですから金属のモールはガラスの上に接着するという事になります。もうウインドウの開口部分が大きく削られていましたのでその修正はほぼ不可能だったんですよね〜。

次はウインドのモールを作ります
素材はいつもの様に洋白線ですね〜
元々の物は・・・残念ながら使えなかったのですよね〜
もういきなりロウ付けしています(笑)


今日はここまでですね・・・時間が来てしまいました!!
明日はウインドウのモールを取付ける部分からですね〜。
問題は生コンを打った後それだけの元気が有るのかどうかですが・・・。


ドアハンドルの制作

2020-05-24 21:18:58 | ミニカー修理
本日の山陰は大変天気が良くて暑い一日になりました。

タマネギ干場の制作はほとんど準備が完了しました。
あと現場は生コンを打つのを待つだけになっています、進入路も十分に確保出来た(と思う!)ので当日は少し楽が出来るかもしれませんね。
他の準備と言いますとタマネギを掛けておく為の棚というのかな?
棒を準備しておかなければなりません。
そして片屋根のカーポートを使っていますから来るべき冬の積雪で潰れない様にガレージ側には柱を付けておく必要が有ります。
その材料を買い出しに行って来ました。
まずタマネギを干す棒ですが建築用の足場の鉄パイプを使って棚を作ります。
紙に略図を書いてどう組めば良いのかかかる重量などを考えて足の本数を決めてゆきましょう・・・
そして数を数えていざ買い出しです。
結局、連結金具や足場用の単管パイプなどを買って3万円程かかりました・・・高いタマネギに付きますね〜(笑)
カーポートが10万、生コンが6万円、単管パイプやジョイントなどで3万円、ドライモルタルや水道工事用部材が2.5万円・・・計算したく無い金額ですね。
これでも私の工賃は入っておりませんから・・・この作業を業者さんに頼んだらどれくらいかかるのでしょうか??・・・額から汗が出そうな位かかるんじゃないかと・・・。
この金額分タマネギを買って食べた方が安いかも・・・
この先屋根裏に断熱素材を入れようかと思っていますのでもう少しかかりそうですね〜。
このタマネギ干場を償却するのにあと何年タマネギを作れば良いのだろうか??

さてお昼はいつもの厨房係ですが・・・ちょっと忙しくて・・・クラクラしました。
家内も夕方疲れたらしく・・・それ位忙しかったですね。
もう皆さんコロナを忘れてる?
いやいや、いままでず〜っと自宅で我慢していましたとおっしゃる方が大部分でした。
山陰の方は真面目なんですね〜!!

さて疲れていても仕事は仕事です。
僕にとって厨房係は仕事じゃないのです・・・やって当たり前でプラスαなんですよね。
このミニカー修理も残す所は
F/Rウインドウとドアハンドルになりましたね。
そう思ってドアハンドルを探しますけど・・・無いのです。
そう左右とも無いから恐らく最初から無かったんでしょうね。
まあ分解した物を購入された場合こう言う事も有ります。
何か無くても自己責任なのですからね・・・無い物は作れば良いのです。
最初の物よりも良い物が作れれば何ら問題は有りませんよね。
250SWBのドアハンドルはちょっと格好の良い物が付いているのです
250GTOはレース用のモデルなので押しボタンと指を引っかけるだけのスパルタンな物なのですが同じ時期の250SWBはきちんとデザインされた物なんですね。
まずは押しボタンの部分を作ります
洋白板に穴を開けて洋白線をハンダ付けします
そしてピンバイスで保持して削ります。

次に洋白線の0.5mmを潰した物を少し弓状に曲げて削った物をハンダ付けします。
この場合長い物をハンダ付けしてから必要な長さにカットした方がハンダ付けの時に素材を保持するのが楽なんですよね。

上から見ますとこんな感じに削ります
前の方にいく程細くシャープにしています
もう誰が見てもドアハンドルですよね〜(笑)
元々の物が無くてもこれ位は簡単に作れますから・・・部品が無いのは全く心配が要らないのです。

まだバフを掛けていませんが目の細かなペーパーで研いでおきました
押しボタンもモールドが有りますし・・・
これなら元よりも良いのではないかと思います。
元のパーツはホワイトメタル製でメッキをかけてありますが実車の物とは形状が違う様な気がします。

右側だけ取付けてみましたよ
如何でしょう?
シャープで格好が良いじゃないかと思いますが・・・
実は反対側はまだ付けていません・・・
と言うのも塗装がちょっと気になりましてね、ドアをマスキングして塗り直したんですね。
今じゃないとね〜出来ないですから(今までにやっとけよって言う話しなのですが・・・正直なお話迷っていました)、納得がいく仕上がりになったので結果オーライですね。

リアウインドウを合わせてみましょう
元々は完成品のはずなんですが
Rウインドウがどこに基準を合わせて良いのかよくわからないくらい違いますね
仕方がないのでウインドウの開口部分に合わせてもう少し削ってみます。
この場合接着はウインドウの厚みの部分で接着することになりますね。

元々付いていたフロント側は上下寸法が少し足らないんですよね〜
特に下側が0.3mmくらい足らないんですよね〜
う〜ん本当に完成品だったのか????
まあ良いですけどね〜(笑)

どう削っても合わないな〜
う〜〜〜ん!!

そうそう、塗り直しをした左側のドアですが・・・これが塗り直しをしたあとの姿です。
どこが違うのかと言いますと・・・
塗り直す前は少し色が薄かったんですよね〜
少し明るい色というのが塗りが薄かったのかな〜
でも塗り直したら大丈夫ですね〜

問題はフロントウインドウですね〜
明日はウインドウを作りたいかな。

トランクのロックの制作

2020-05-23 20:30:52 | ミニカー修理
本日の山陰は晴れていてとても良い天気でした、この所気温が低く少し肌寒い天気が続いていましたが今日は風も無く気温も上がっている様です。
今日も義妹の為にラッキョウを収穫して準備してきました、少々掘り過ぎたらしく余ってしまいまして家内が自宅用に漬ける事にしました(笑)
「も〜手加減して掘ってよ」って言われてしまったのは間違いないですね。

ついでにこんな天気なので来週の生コン打ちの準備をしておく事にしておきました
ガレージの裏側にタマネギ干場を作ったので生コン車はバックで進入して90度に曲がって入れれば生コン車から直接目的地に生コンが降ろせるのですがこの90度曲がる部分には長年畑で出た草や要らない部分を積んでいまして堆肥になっているんですね。

この山を半分くらい他の所に移動しておけば生コン車が近くまで入れるはずなんですよね。
火曜日の生コン打ちに間に合うのか微妙なのですがスコップでネコ車に積んで畑に運んでいます。
今運ぶのは大変かもしれないですが当日楽が出来ると思えば・・・やっておく方が良いかな〜と。
午前中に30回以上運びまして午後からも同じ位運びましたね〜
お陰で・・・これくらい広くなりました。
最初は軽トラックも入れない位狭かったんですけどね。
夕方まで頑張って堆肥というか土を移動させましたよ。
これくらい空けておけば小さい方のミキサー車は通れるかな????


さて今日も本業を・・・さて
本日最初は軽く腕慣らしと言う事でテールランプを取付けてみました
昨日はベースになる金属リングだけでしたがレンズを付けますと良い感じになってきますね。


現在組立てを進めている250SWBですが
バラバラになって私の手元に来たので何だかわからない部品が有るのです。
このピンセットでつまんでいる部品がそれなんですね・・・!?
この部品なんだと思いますか?

色々調べましたらミニカーのトランクの下側に小さな穴が有る事に気が付きました
実車は何が漬いているのかな?と言う事で
調べてみますと・・・

上の写真ではよくわからないかもしれませんね〜
他の車なのですがこんな風になっていますね
これならわかりますかね??

どうやらトランクのロックを解除するボタンが中央に出っ張っていてその周囲にはラグビーボールみたいな形状の飾りが付いているみたいです。
これって先日作っていたジュリエッタのトランクの下側にも同じ様な物が付いていましたので当時の流行の部品なのかもしれませんね。
でもその下の出っ張っている部分は何でしょう?
ジュリエッタには無かったのです。

これはまた違った車の写真なのですがこれにも下側に何かが付いています
これはひょっとしてキーホールではないかと思いますね
ジュリエッタの場合は押しボタンの中央にキーホールが一体化していたのですがこの車ではキーホールは別に付けられていると思われます
どの車にも付いている様なのでこれが標準の姿なのでしょうね。

何の部品か判明すれば後は簡単です
先ほどの形状が良く無い物をそのまま使うのは気がひけますから新しい部品を作りましょう
洋白の0.5mmの小さな破片に0.7mmの穴を開けまして穴に0.7mmの真鍮線を通しハンダ付けしました。
ピンバイスにくわえて固定してこれから削ります。

ちょっとピンボケですが真鍮の0.7mm線を中心にラグビーボールみたいな飾りを削り出しています。
何故真鍮線にしたのかと言いますと色が違っていますのでこの穴の位置が見え易いからなんですね。
同じ洋白を使いますと中央の穴の位置が見え難いのです。

最初はヤスリで削り次はペーパーで全体が球面になる様に削ってゆきます。
最終的にはバフを掛けてピカピカに磨きますと完成ですね

次ロックの解除用の押しボタンを作りますよ。
と言っても切って磨くだけです、ここで大事なのは0.7mmを使わず0.6mmを使う事ですね
飾りの穴は0.7mmなのでロックの解除ボタンとの隙間が僅かに空きますから飾りとボタンが別のパーツであるよ・・・と言う事がわかる様に敢えて寸法を変更してあるのです。
そしてその下側にももう一つ穴を開けています。
これはキーホールを取付ける為の物ですね。

金属リングと0.5mm洋白線を使ってキーホールを作ります
これは簡単ですよね〜。

押しボタンと飾りそしてキーホールを全て取付けてみましたよ。
如何でしょう?
実車に近い形状になったでしょうか??

ついでにステップのアルミ板を取付けておきました
これは元々の完成品に付いていた物でしてステップの内側の部分でシャーシとボディのつなぎ目を見えなくする為の部品ですね。
後日分解する必要が出ても良い様にゴム系の接着剤で取付けておきました。

もう少しで完成と言う所まで来ましたね〜。
でも今日は完成しなかった・・・残念ですが明日のお楽しみと言う所ですね。

ボディの微調整/フューエルキャップの取り付け/ウインドウ制作の準備/細かな部品の取付けと盛り沢山ですね

2020-05-22 20:07:33 | ミニカー修理
本日の山陰は良く晴れて暖かい天気でした。
が・・・結構足元は冷たくなりますね〜
歳のせいでは無いと思いますが(笑)
風はかなり強く木々が大きく揺れています。
昨日の夕方帰宅途中に山陰の秀峰大山が見えまして・・・
もう日は反対側の山に隠れてしまった後でしたが大山は高い山なのでまだ僅かに日があたっていました
下の方は雲海というのでしょうか雲が出ていまして何やら不思議な感じに見えましたので、家内と少し遠回りをして写真を撮りました
ゆったりと仕事をして少しだけ畑で体を使い疲れて帰ってお風呂には入ってご飯を頂いて寝る・・・こんな普通の生活がなんと健康で優雅な生活だろうか・・・決して贅沢ではないけれど幸せを感じますね。
まあ還暦も過ぎたんだから少し振り返る時間が有っても良いかな・・・。


さて今日は朝一番から生コン屋さんに行って打ち合わせをしてきました。
本当なら電話で良いのですがこちらも半分(いや4/5くらい!?)素人なので実際に会って注文しておいた方が良いだろうという判断をしました。
間違えが有っては生コン屋さんにご迷惑になりますからね。

さて本日も本業をスタートです。
昨日、塗裝をしたシャーシを組立てます。
シャフトの接着は硬化後に気温の影響を受け難くまた耐久性も良いエポキシ系接着剤です。
シャーシの下にスペーサーが見えませんが・・・
前後の傾きも決めたいので一応水平になる様に車体中央に入れてあります。

接着後にボディを被せますとなんだか前が下がります・・・
どうもどこかが干渉している様ですね。
まあこれだけ大きく修正していますので干渉するのは仕方が無いですよね〜想定内なんですよね。
少し削って修正が必要ですね
この時のポイントはリアホイールのアーチとタイヤのクリアランスですね。
250SWBのデザインではお尻が下がるイメージが有るのは僕だけでしょうか?
でも実車はそうでもないのですけどね〜。

ボディとシャーシの干渉を調整する場合にはリアのウインドウの内側に有るシート後部のパーツを入れておかなければなりません。
ということでこちらを先に接着しました。

後の高さを調整するのですが気にしなければならないのは前も同じですよ。
エンジンの高さも関係してきますからね〜。
エンジンが着いている部分の床に何やら四角な盛り上がりが有りますのでこれも削っておきます。
0.5〜6mmですがシャーシが上に上がりますからエンジンルームも当然上下サイズが詰まってきます、ここで微調整をしておきます。
エンジンを削るよりもまずはシャーシの寸法を調整してエンジンを逃がします。
これでボディとシャーシの関係は良好になりました。

次はフューエルキャップですね。
ここはキットオリジナルですとリアの左フェンダーに付けられていましたがトランクの左前に変更されています。
この部分のボディ延長にはエポキシパテが使われていたのは確認済です。
キャップにはこの様にステンレス線が仕込んであって開閉出来る様になっています。
このパーツはもしかしたらボシカのパーツなのかもしれませんね。
これを見て開閉式にしない人はいないんじゃないかと・・・当初の形態がわからないので開閉式なのか固定なのか定かではないのですが・・・

でも問題が有りましてね・・・
給油口の穴が無いのです(笑)
下の写真は数日前に写真ですが・・・無いですよね?フューエルキャップの蓋が開閉するなら穴が無いとね〜

と言う事で穴を開けました
先ほども書きましたがこの部分はエポキシ系のパテで作られて延長されていますので強度的にかなる弱いので注意は必要ですね。
0.6mmくらいの穴から始めて1.5mmまで拡大しました。
そこにアルミの丸棒から挽いた給油口を取付けています
口の部分は少しフランジ状に作って置きましたが厚みが有りますと蓋を押し上げてしまうので不自然になってしまいます。
穴の周囲を少し凹ませましてその部分にフランジが収まる様に工夫をしてみました
実車の多分フランジみたいな部分で裏表からボディを挟み込む様になっているのではないかと思っています。

フューエルキャップの完成です
蓋が開いた時にはこんな感じ・・・

閉まったらこんな感じ・・・
特に給油口のフランジが有るから蓋が持ち上がって見える事も無く私の思った通りに収まってくれました。

次はウインドウを作りたいのですが・・・まずこちらからですね。
ウインドウはどうやらキットのバキュームを使って周囲を削って作っている様で外した状態でもウインドウがカーブしたままになっています。
平板を貼ろうかと思ったのですが後で外れてもいけませんし結局同じ物を作ろうという事で同じキットを探してきました。
この完成品の元キットはAMRの250SWBの様なので当方の在庫から昨夜探しました。

このシャーシの裏の形状に見覚えが有りますよね〜
見覚えの無い方は昨日のブログをご覧下されば納得が行きますね。
文字は消されていますが形状は同じですね。

昨日のブログはこちらです
https://blog.goo.ne.jp/kphng827/e/d0397c769481cd7fe5617b31fe5d41e8
キットの中からウインドウのバキュームを取り出します・・・
これを原型に使用します
『エ〜新品のキットの部品を使っちゃうの?」ってびっくりされるかもしれませんが・・・
このバキューム黄ばみが出ていましてねそのままでは使い物にならない(プロとしてはブロンズガラスじゃないのですから(笑)・・・これは絶対に使えないですよね〜)のでこれを加工して同じバキュームを作ります。

作り方はいくつか有りますよ。
こんな風にポリパテを詰めて固めて原型にする方法も有ります
黄ばんだバキュームパーツなのでもう使う事は有りませんからこれでも良いですし・・・
もう一つはこれをシリコンで型取りして中にレジンを流す方法ですね。
シリコン&レジンの方法ですとウインドウは再利用が出来ますので無駄が有りませんがシリコンが硬化するまで時間がかかるのが欠点と言えば欠点ですかね〜。

パテを詰めたウインドウは乾燥器に入れて加温して硬化促進しておきます。

硬化まで他の作業をしましょう。
フロントのヘッドライトの下側にスモール/ウインカーランプが付いていますのでこれを取付けます。
ここでちょっと問題が有るのですね
付いていたパーツの形状が丸いのですよね。
キットの部品なのか汎用の部品なのか定かではないのですが・・・(調べている様な余分な時間は無いのです)キットの部品かどうか調べているうちに部品を作り直した方が楽です。
このランプは少し尖った様な形状の物なんですよね
アクリルの丸棒から削り出しました。
ライトの下で牙の用に見えるのがそれですね〜
ここはやっぱり尖っていないとね。

次はテールですね・・・
その前に一つ・・・
先ほどフロント部分を触る時には仮組用の台の一番前にずらしてありましたよね、リアを触る時にはこの様に後に下げて組立てますとピンセットが入り易いのですよ。
この仮組台は中央に長穴が掘ってありますからビスを緩めるだけで前後にミニカーを移動して組立て易くする事が出来るのです。
特許も実用新案も取っていませんのでマネして作りたい方はどうぞ!(笑)

さてテールランプを取付けます
その前に・・・実車を良く見ますとランプの付け根の部分にクロームメッキされたレンズの取り付けベースが見えますのでレンズよりも一回り大きな金属リングを接着しておきます。
本当に一手間なのですが・・・ぐっと引き立つ様な気がします。


明日こそは完成させたいですけどね〜
ウインドウがキモかな!!