Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロントウインドウの型を作ります

2020-05-25 20:40:17 | ミニカー修理
本日の山陰は曇りですね〜。
夕方から雨が降る確率が50%とか言われていましたが大丈夫かな〜。
少し湿気が多く感じられるのはそのせいかな?
天気が良く無い割には蒸しっとして暑く感じますね。
明日は生コンを打つ作業をしなければなりません天気予報では曇りと言う事なのですが・・・
当分の間天気が良いと良いですね〜。
そうそう!!
本当は最近入手したキットとしてご紹介をしなければならないのかもしれませんが・・・
こんなキットを買いました。
モデルファクトリーヒロさんの1/12ブガッティT35タルガフローリオです
少し前にタイプ35として発売されていましたが今回は左右にスペアタイヤを取付けてデカールをプラスしてタルガフローリオ仕様として発売された様ですね。
金額は少し上がりましたが・・・こちらの方が作れる範囲が広いのでこちらを買いました。

中身は・・・車が小さいのでスカスカなんですけどね〜
まあ今まで無かったキットなので有り難いですね〜
まだ細かく見てないので何とも言え無いのですが・・・形状はまずまずではないかと思っています。
これでボディが金属なら完璧なんですけどね〜(笑)この金額ではちょっと無理ですからボディは自分で作りましょう〜!!

でも僕が心配しているのは他の事なんですよね〜
この後の展開なんですよ
この後ブガッティT35Bとか出たらまた買わなければなりません・・・僕はT35Bの方が好きなんですよね〜
どこが違うかって?
スーパーチャージャーが付いているんですよね〜T35Bには・・・ついでにボンネットにブローオフの為の穴が空いているだけなんですよね。
ですからヒロさんが作ろうと思えばすぐにでも出来てしまうのが怖いですね〜
今はそれがとっても心配なんです。

さて先日新しいキットを出して来てパテを詰めてバキュームの原型をつくりましたね
でもちょっと気泡が沢山入ってしまいました
こう言う場合はデザインナイフを使って気泡の部分を一旦削りまして・・・

再びパテを投入します
擦り付ける様に入れれば気泡は埋まると思います。

リアのウインドウは何とか取り付けられましたが・・・
続いてウインドウの枠を合わせてみました、何と大きいのですよね。
左右の大きさも前後の大きさも大きいのです・・・これってどうやって付けていたのかな??
本当に付いてたの?違った完成品の部品だったのかも・・・って言う位違いますね。
おまけに素材がステンレスなので固くて削り難いのです、これは作り直しかな〜。

洋白線を使って作り直しています
0.4mmの洋白線を潰して板状にしておいて曲げています。
洋白線を使うのは銀ロー付けした時に継ぎ目がわかり難くなるし曲げ易いからですね。

銀ロー付けをしてつなぎ目を削っています
もうどこが継ぎ目なのかよくわからないでしょ!?

まだバフを掛けていませんので接着はしていないのです
曲げを直してボディに合わせています・・・この後バフ掛けをしてピカピカに磨き取付けましょう

バフを掛けて取付けました
リアはこれで何とかなりそうですね〜

ここにきてフロントウインドウに問題が・・・
フロントウインドウはこの完成品の物を使えないのですよね〜
理由は上下寸法が少し足らないのです下側に隙間が空きます。
そのウインドウをパテで出来た凸型に合わせてみますと・・・なんと小さいはずのウインドウよりも型が小さいのですよね〜
と言う事はこのパテで作った型は使えないという事ですね。

仕方が無いので型を作り直します
まずはマスキングテープで型紙を作ります

アルミ板に写し取って削り合わせます
このアルミ板は少し厚めの方が(私が使ったのは0.5mmのアルミ板)変形がしにくいので形状を合わせ易いですね。
このアルミ板の表面に塩ビ板が来ますから型自体は少し奥の方に入る様に作って置きますとジャストサイズかな〜と思います。

裏にポリパテを詰めて整形しています
こうして置かないとバキュームをした時にアルミの原型が変形してしまい正確な形状に作れません。
パテを削る時にアルミの部分を一緒に削らない様にね〜注意です(笑)
小さくなっちゃうんでね〜。

バキュームで作ってみました
予備を含めて4〜5枚かな
大体予備を作って置きますと削りが一発で決まるんですよね〜。
予備が無い時に限って削りを失敗しちゃってね〜もう一度バキュームからやり直しになってしまうんですよね。
何か神様が見ている様な気がするのは私だけでしょうか〜それとも気持ちの余裕が無いと失敗しちゃうのかな〜??

ハサミでカットして爪磨きのヤスリで削って合わせています。
マスキングテープで保ち手を付けているのはエヌエフさんのマネですね〜(笑)
変形しないので正確に削りを判断する事が出来ますね。

削り完了・・・
このタイプの接着は強度が稼げないのでちょっと大変ですね。
ガラスの厚みの部分しか接着代が無いのですよね〜。
元がその様な設計なので仕方が無いですね〜
と言うのも普通ならボディのウェザーストリップのモールド部分を削って段を付けてその部分んで接着するんですよね。
でもこのボディはウェザーストリップの部分を完全に削りおとしてあるのです。
だからキットのバキュームを持って来てバキュームの原型を作っても小さくて使い物にならなかったのです。
ですから金属のモールはガラスの上に接着するという事になります。もうウインドウの開口部分が大きく削られていましたのでその修正はほぼ不可能だったんですよね〜。

次はウインドのモールを作ります
素材はいつもの様に洋白線ですね〜
元々の物は・・・残念ながら使えなかったのですよね〜
もういきなりロウ付けしています(笑)


今日はここまでですね・・・時間が来てしまいました!!
明日はウインドウのモールを取付ける部分からですね〜。
問題は生コンを打った後それだけの元気が有るのかどうかですが・・・。