The person who hopes for the English version click this, please.
本日は昨日と違って大変良い天気でした
隣のギャラリーでは本日から「模型で楽しむ速度記録車」が始まりました。
まあ好みが反映する展示ではありますが・・・普段はなかなか見ることができないコレクションを展示しています。
実は昨日では準備が100%完了したわけではなく・・・
というのが海外から取り寄せられた完成品は完全に完成しているわけではなくスポークホイールなど壊れやすい部分は取り付けずに別梱包で送ってくるのです。
ですから10数台はまだ未完成でして本日はこれを完成させて木製ベースに取り付ける作業をしていました。
展示会期の中で追加する予定です。
最初はフィアットの古いレコードカーからですね
この完成品も海外から来たのでフロントホイールは取り付けずに別梱包、ボディはエアキャップに包んだりスポンジに包んだりして箱に入れられて送ってこられたものです。
こんな状態ですね・・・
もちろん展示ベースの板もありません・・・。
フロントホイールを取り付ける場合はこの様に両側からスチールブロックでサンドイッチして接着します。
クラシックカーの場合ワイヤーホイールが付いているのですが中央部分やスピナーが飛び出していることが多いのです、そのままスチールブロックを当ててもタイヤホイールがきちんと狙った向きを向かないのです。
そこでプラ板をスチールブロックに貼って直接タイヤホイールを固定できる様にしておきます。
次ですよ〜
中には残念なことに壊れているものがあります。
タイヤホイールはバラバラになって彼方此方を向いています・・・
こんなのも直します
おまけにボディの方はレジン製、シャーシの方はホワイトメタルなのでこんなにボディの方が縮んでしまってシャーシが弓なりになっています。
これも全部分解して直します。
4輪とも付いていない場合もあります。
この場合は前か後ろかどちらかを選択して先に取り付けますが車体下側が水平が出ているとは限りません。
この場合はフロントホイールを先に取り付けましたが後ろ側に檜の棒を差し込んでおきましてフロント優先で水平を出しています。
完成しますと木製展示ベースに取り付けてから名前とメーカー名や製作者の名前を入れて完成です。
コレクションの中にはこんなものもあります
何かって?
まるで馬車の様な車です・・・
一見どっちが前なのかよくわからないですよね〜。
ホイールはこんな感じですね・・・多分実車は木製ですよね。
しかもこれで最速の記録を持っています
確か時速80kmくらいを出したはずですよ、ホイールがバラバラになりそうですよね。
ちなみにミニカーの方はチェーンが切れていました・・・これもなんとか組み立てましたよ。
こちらは有名なBABSですがホイールはアルミ製でタイヤはOリングなのですがタイヤの内径よりもホイールの外径が少し小さくてタイヤの中でホイールが遊んでいるのです。
こんな場合はホイールの凹みの部分に自己融着型のビニールテープを細切りにして巻いてからタイヤを取り付けます。
緩くてもダメ、きつくてもダメですからその調整はなかなか難しいです。
こんなこともありますよ・・・
タイヤは大体Oリングを使っていることが多いのです。
Oリングは質の良いゴムを使っていますが古くなりますと表面に白い粉の様なものがつくことがあります。
まあ表面が劣化しているということなのですが、中まで劣化することはないので表面をブレーキクリーナーで拭き取ってから使います。
ブレーキクリーナーはブレーキ周りのゴム部品にも使えますから悪影響はないと考えています。
拭いてやるだけでこんなに綺麗になります。
先に拭くと後が楽ですね、もちろん後で綿棒にブレーキクリーナーをつけて拭くことも可能ですが裏の方はやりにくいですからね。
組み立てたり直したりして木製展示ベースの穴を開けスペーサーを旋盤で削り取り付ける・・・
結構時間がかかるのです。
午前中に1人、午後から1人の私の関係のお客様がいらっしゃって、その他に隣のギャラリーをご覧になった女性のお客様が十数人・・・アトリエを見学して帰られました。
そのお客様の相手をして9台の作品を展示ベースに固定いたしました。
明日は残った2台の重症患者が残っています(笑)
明日はその部分から仕事の開始になりそうですね・・・。
本日は昨日と違って大変良い天気でした
隣のギャラリーでは本日から「模型で楽しむ速度記録車」が始まりました。
まあ好みが反映する展示ではありますが・・・普段はなかなか見ることができないコレクションを展示しています。
実は昨日では準備が100%完了したわけではなく・・・
というのが海外から取り寄せられた完成品は完全に完成しているわけではなくスポークホイールなど壊れやすい部分は取り付けずに別梱包で送ってくるのです。
ですから10数台はまだ未完成でして本日はこれを完成させて木製ベースに取り付ける作業をしていました。
展示会期の中で追加する予定です。
最初はフィアットの古いレコードカーからですね
この完成品も海外から来たのでフロントホイールは取り付けずに別梱包、ボディはエアキャップに包んだりスポンジに包んだりして箱に入れられて送ってこられたものです。
こんな状態ですね・・・
もちろん展示ベースの板もありません・・・。
フロントホイールを取り付ける場合はこの様に両側からスチールブロックでサンドイッチして接着します。
クラシックカーの場合ワイヤーホイールが付いているのですが中央部分やスピナーが飛び出していることが多いのです、そのままスチールブロックを当ててもタイヤホイールがきちんと狙った向きを向かないのです。
そこでプラ板をスチールブロックに貼って直接タイヤホイールを固定できる様にしておきます。
次ですよ〜
中には残念なことに壊れているものがあります。
タイヤホイールはバラバラになって彼方此方を向いています・・・
こんなのも直します
おまけにボディの方はレジン製、シャーシの方はホワイトメタルなのでこんなにボディの方が縮んでしまってシャーシが弓なりになっています。
これも全部分解して直します。
4輪とも付いていない場合もあります。
この場合は前か後ろかどちらかを選択して先に取り付けますが車体下側が水平が出ているとは限りません。
この場合はフロントホイールを先に取り付けましたが後ろ側に檜の棒を差し込んでおきましてフロント優先で水平を出しています。
完成しますと木製展示ベースに取り付けてから名前とメーカー名や製作者の名前を入れて完成です。
コレクションの中にはこんなものもあります
何かって?
まるで馬車の様な車です・・・
一見どっちが前なのかよくわからないですよね〜。
ホイールはこんな感じですね・・・多分実車は木製ですよね。
しかもこれで最速の記録を持っています
確か時速80kmくらいを出したはずですよ、ホイールがバラバラになりそうですよね。
ちなみにミニカーの方はチェーンが切れていました・・・これもなんとか組み立てましたよ。
こちらは有名なBABSですがホイールはアルミ製でタイヤはOリングなのですがタイヤの内径よりもホイールの外径が少し小さくてタイヤの中でホイールが遊んでいるのです。
こんな場合はホイールの凹みの部分に自己融着型のビニールテープを細切りにして巻いてからタイヤを取り付けます。
緩くてもダメ、きつくてもダメですからその調整はなかなか難しいです。
こんなこともありますよ・・・
タイヤは大体Oリングを使っていることが多いのです。
Oリングは質の良いゴムを使っていますが古くなりますと表面に白い粉の様なものがつくことがあります。
まあ表面が劣化しているということなのですが、中まで劣化することはないので表面をブレーキクリーナーで拭き取ってから使います。
ブレーキクリーナーはブレーキ周りのゴム部品にも使えますから悪影響はないと考えています。
拭いてやるだけでこんなに綺麗になります。
先に拭くと後が楽ですね、もちろん後で綿棒にブレーキクリーナーをつけて拭くことも可能ですが裏の方はやりにくいですからね。
組み立てたり直したりして木製展示ベースの穴を開けスペーサーを旋盤で削り取り付ける・・・
結構時間がかかるのです。
午前中に1人、午後から1人の私の関係のお客様がいらっしゃって、その他に隣のギャラリーをご覧になった女性のお客様が十数人・・・アトリエを見学して帰られました。
そのお客様の相手をして9台の作品を展示ベースに固定いたしました。
明日は残った2台の重症患者が残っています(笑)
明日はその部分から仕事の開始になりそうですね・・・。