Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ダンパーとトノカバーの作り直し

2017-04-20 22:30:36 | OM Superba 1927
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本日は曇りながらも雨が降る心配はなさそうな空模様でしたね。
と言っても暑いわけではなく外で作業をしても汗を掻くわけではなく寒いわけでも無いちょうど良い気候というのはこんな気候を言うのでしょうか。
午前中は昨日も書いたかもしれませんが畑の草刈りでした。
タマネギ畑の畦の草が伸びていましてそれを刈っておきました。
刈ったものをそのままにして置くわけにはゆきませんので集めて積んでおきました。
そんな作業をしておりますと半日という時間はすぐに経ってしまいます。

お昼は厨房のK子さんがお休みなので私が厨房係です。
そうめちゃめちゃ忙しい訳ではなかったのですが2時半頃までは厨房から離れることはできませんでした。

ちょっと遅めの昼食をとってアトリエに戻ったら3時でした。
ここからは正規の仕事ですね。
今日はフロントサスペンションについているフリクションダンパーを作ります。
素材は0.2mmの真鍮のエッチング板です。
この様なエッチング板は一般的に売っているものではないのです。
このパーツはかなり前にお客様のLさんから自作のエッチング板を頂いたことがあるのですが、それが大変便利だったのでそれと同じものを作っておいたものなのです。
これを削り出して作るということになりますと無理とは言いませんがかなり難しいですね。
こう言うものであればエッチングで作るのが輪針一番良いと思います。

カットしてもそのまま使う訳にはゆきません。
丁寧にペーパーでエッジを整えておきます。

このフリクションダンパーですが組み付けに少々コツが必要になります。
アームをV型になる様に組み付けるのですがこの角度の調整が必要なのです。

このダンパーの枚数ですが車重やアームの長さによって変わってきます。
今回は比較的軽量級の車なので2枚と3枚の合計5枚で構成しています。


トノカバーの作り直しですが、少し前にお客様からご連絡をいただきましてガソリンタンクや工具箱をせっかく作ってもらったのでトノカバーで隠してしまうのは勿体無い。
脱着式にはならないだろうか!?と・・・
さすがに先日作ったカバーでは脱着は無理です。
しかもリアに取り付けられる幌や幌骨に干渉しますので脱着をしますと自然な仕上がりになりません。
よって脱着はしないけど中央部分のトノカバーを開けた状態になる様に変更しましょう。
実車ではこんな風にはなりにくいかもしれませんが雰囲気を壊さない程度にガソリンタンクや工具箱が見える様にして置くことにいたしました。
こんな感じでいかがでしょうか・・・!?
まずは幌を支えるための真鍮板を型取りいたします。

型取りしたマスキングテープを真鍮板0.2mmに貼り付けて切り出します。
そしてボディに合わせて削ってからなんとなく中央部分が下がる様に叩いておきます。
この様な場合には中央部分がトノカバーの重量で下がりますので自然な感じに下がる様にします・・・。

車体に取り付けて見ますとこんな感じになります。
ガソリンタンクの部分はもう少し後ろに寄せておいたほうが良いかもしれません・・・。

仮組終了・・・と思ったのですが
一つ二つ忘れ物がありました
ヘッドライトと補助灯の飛び石防止法のカバーがまず一つ。もう一つはホイールのスピナーですね。

まずはスピナーを作り始めます。
まずは素材の荒削りからですね。


明日はスピナーの削り出しから作業開始になる様ですね。