Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エアロパーツの整形

2021-11-07 21:39:19 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰は晴れて気持ちの良い天気になりました。
数日前の天気予報では今日から雨が降ると言われていましたが・・・少しずれたみたいで、明日は70%の降水確率が出ています。
しかしながら・・・安来市付近の明日の天気予報を見ますと一日中雨は降らずに曇りのマークが付いていますね。
降るのか降らないのか・・・はっきりして欲しいところですね。
でもまあ70%なので降ると信じて仕事を進めます。
雨が降るならここでタマネギの晩生の苗を植えておかなければなりませんね〜。

と言う事で朝一番から畑に出ました・・・・タマネギを植える為に耕して有った畑にマルチシートを張ります。
希望ではあと2000本くらい植えたいのですが・・・
まだピーマンが居座っていますから1500本くらい植えられるマルチを敷きました。
で晩生のタマネギと言いますと「モミジ」と言う種類が多いのですが今日覗いたホームセンターで美人の店員さんが教えてくれたのが「ケルたま」という晩生の種類なんですね・・・。


「モミジ」に比べて玉太りがよくジューシーな味わいと言う事でした、保存性の良い晩生、特に「モミジ」は保存性は良いのですが玉は比較的小振りで水分は少なめ、辛味成分が強く加熱調理に向いていますがサラダとかには少し辛味が強いのです。
でその「ケルたま」と言う種類を半分混ぜてみる事にしまして500本そして「モミジ」を500本程買って・・・(決して美人の店員さんが勧めてくれたから買った訳では有りませんよ)
次は知り合いの種物屋さんに・・・ここでは「モミジ」を500本取り敢えず買いました。
なぜ同じ「モミジ」の苗を分けて買うのか・・・
理由があるのです。
タマネギは何らかの原因で春先に花芽がでてしまうんですね。
この花芽が塔立ち(漢字が正しいのかは?です)してしまいますとタマネギの中心部分が腐ってしまい使い物にならなくなってしまいます。
種まきの時期とか気温や肥料の問題でこの様になるらしいのですが、種まきの時期の問題をクリアーする為に複数のお店で苗を購入するのです。
仕入れ先が違いますから当然種まきのタイミングも違います。
塔立ち回避の為に今年から試してみます・・・。
そして種類を一部替えてみるのもその為なのです、今後「ケルたま」の方が成績が良ければ比率を上げてゆきましょう。
全部を変えないのはリスク回避なんですよね。
気候が毎年違いますから農家の方はそのリスク回避が大変だと思います。

今日はCafeのお客様も程々だったのですがアトリエの方にもお客様がいらっしゃったので途中で中断しまして・・・
夕方こんな時間になってもまだ植えていました。
南側の山はこんな感じに見えていました(笑)

じゃあ畑の方は見えるのかと言いますとこんな感じです
周囲は真っ暗ですが・・・なんとか見えます。

あと100本くらい残ってしまいましたが残りは耕した畑に仮植えしておきました。
雨が降ったら水をもらって元気になるんじゃないかと思っています。

さて本日はシルビアS15です。
この車は実車を拝見しておりますが、リアフェンダーが少し叩き出されています。
どれ位なのかは定かではないですが5ナンバー枠に納める為に1cm程かな〜とオーナーさんに伺いましたので1/18ですと0.55mm程になりますね。
但しイグニッションモデルの物とは違い全体が叩き出されている訳では無くフェンダーアーチの周囲の縁取りの部分はそのままに、その周囲を叩き出した感じです。
私もフェンダーを自分で叩いた事が有りますがこの様に縁の部分の基本形状はそのままにフェンダーを出すのは大変難しいです。
特にリアはね。
なぜならリアフェンダーは補強の為に内側のインナーフェンダーも有るからなのです・・・。
僕は模型の方が楽ですね。

まずはフェンダーアーチのエッジの部分に1.0mmのプラ線を貼付けました。
指で曲げようとしますと簡単に折れてしまいますので爪でしごく様に曲げてから貼付けています。
この厚みで1.0mmなのですがこの厚さで上の写真の様な逆Rが再現出来るのだろうか?
但しガソリンの給油口の蓋は加工されてないみたいなので、模型では1.3mm程フェンダーが出っ張っている感じかもしれませんね。
模型から実車に換算しますと18倍ですから片側が23.4mmくらい出っ張っていたらこれくらいになるのではないかと・・・想像ですが・・・。

先ほど貼付けたプラ板ですが、前端と後ろ端を削っておきます。
このプラ板はあくまでもパテを盛る為のエッジのガイドですのでボディ形状に合わせて先に削っておきます。

1.0mmの幅のプラ角棒を貼りましたから幅も1.0mmなのですが実車の写真と比べますと少し幅が狭い様な気がします。
なので出っ張りの部分の上側に0.5mmのプラ板を貼付けて幅を増しましょう。
フェンダーアーチの端の平面の部分はあくまでもプラ材で作る感じです。
色が違いますと削る時にガイドになりますしパテとプラでは硬さが違いますので削りやすいのです。

パテを盛りました。
ここは大胆に盛ってゆきます。
フロント側のプレスラインとリア側のバンパーの筋彫りの部分から下側にはマスキングテープを貼っておきましょう。
パテでラインが変わってしまうのが嫌なんですよね。
後で削れば良いのでは?と思われるかもしれませんが不要な部分には最初から付けない工夫が有ります。
時間短縮にもなりますしラインも変わらないので一手間はかかりますが良い事ばかりでしょ!?

勿論ですが、マスキングテープはパテが硬化する前に剥がしておきましょう、早ければ早い程良いですねパテが柔らかいからね。

ガソリンの給油口の蓋が掘られているのも同じ理由ですよ
後で掘るのではなく柔らかいうちに掘っておきます、それで足ら無い部分は後で修正します。

パテが硬化しましたので荒いペーパーでザックリと削っておきましょう。
細かな部分は後で削りますから良いのです・・・。

次にリアバンパーのエアロの整形ですね
ガイドが必要な部分にプラ板を貼っています、左右が同じ様になる様に・・・と言うのがポイントかな。

フロントのエアロもなかなか大変なのです。
と言うのも大幅に違います。
まずは下側に1.0mm延長しましょう。
反対に中央部分は上側に削っています・・・
冷却用の空気を沢山取り込みたいのでしょう。
両サイドの穴も拡大しています・・・硬くてなかなか大変です。

こんな感じでヤスリが入る部分はまだ楽ですね。
両サイドのインテークは穴が貫通してないのでヤスリは入りません・・・どうしようかな〜!?

中央の下側はエアロの下側の板を復活させました・・・
これでおおまか大丈夫だけど・・・
フロントフェンダーの前側の部分にエアアウトレットが左右に有るんだよねこれがなかなか難しい・・・
パテを付けてから考えましょう。

パテを付けました・・・

リアの部分もね・・・
ついでにトランクの部分の穴も塞いでおきましょう。
リアウイングも違ったタイプが付いていますし、中央にはステーが無いのですよね。
この際一緒に埋めておきます。



さて・・・次はパテを削る所からですね。