Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フェラーリGTO Studio_Rosso謹製3台セット

2015-04-14 18:05:42 | その他
先日からこのブログに出ていますフェラーリGTO3台セットですが、お客様のご来店が19日と決まりましたのでこれに合わせて仕上げをしてゆきましょう。

今日は上側の特注アクリルカバーが届きました。
サイズが心配だったので塗装の終わった展示ベースにかぶせてみました・・・まあいつものサワダプラテックさんに作って頂いておりますから間違いは無いのですが、台の方が塗装前の寸法で発注していましたので微妙なサイズだったのです。
それに木製の台は空気中の水分で少し大きく膨れたり乾いて収縮したりしますから多少の余裕の有る寸法を設定しなければなりません・・・それが心配だったんですね。

ざっと展示ベースの上に並べてネームプレートと共に配置してみました・・・
250GTOが少し前過ぎるかな~とか考えながら・・・

配置のご希望はメイクアップの3台セットと同じ物でしたので画像を探して配置をしてみました、位置はマスキングテープを使って展示ベースに目印をつけております。
このセットですが発売数が少なかったのかなかなか画像が無いんですよ~。

穴を開けて、裏から2Mのビスで止めてゆきます・・・
さすがに3台も取付けると緊張しますね~ここで失敗したら間に合わなくなってしまいますから・・・

固定が完了したのでクリアーカバーを取付けてみました・・・なかなかカッコ良いじゃないでしょうか!?

デカールの押さえにラッカークリアーをパラ吹きしたまま忘れていましたネームプレートにウレタンクリアーを塗りました。
作ったはずのネームプレートがどこにも無くて少々焦って探していたのは内緒ですよ~
乾燥機の中に有ったのでちょっとホッとしたりして・・・


3時間程硬化させて取付け完了しました・・・
ここはカメラの電池切れで画像が有りません・・・

この後桐の外箱とフェルトを準備すると準備完了となります・・・
Nさん桐箱急がせて申し訳有りません・・・。

ボディの加工Ver.9

2015-04-14 17:40:32 | Golden Arrow 1929
本日夕方からは全国的に荒れ模様の様ですね、当方でも先ほどから雷が鳴っていました。
雨は降ったり止んだり・・・時に強く降ったりを繰り返していましたね~
余り荒れないと良いのですが・・・明日は定休日だしね~ゆっくりと休む暇はないので芝生の草取りをしないといけないのにね~。
随分草が大きくなってきましたからね~(笑)
今日はアトリエの前側を全て完了させました、裏は今日取った分の10倍以上有ります・・・(汗)

さて制作開始です。
昨日までエンジンカウルを真鍮板で作ってきましたがだいたい完成致しましたがまだ調整が出来ていなかったのです、その調整をする為にはカウルが載る部分を作っておかないと本当に形状が合っているのかわからないのです。
つまり指で支えたり持ったりせずに載せただけで形状形状が合っているかどうかが問題なんですね。
と言う訳で前側のカウルに載せる台の部分を作っています。
両サイドの部分は全周に渡ってこの部分を作ってしまいますとカウルを上に抜く場合引っかかって取れなくなってしまいますから上側の1/3くらいで納めておきます。

エンジンカウルの前側と後側を付けておきまして上からエンジンカウルを載せてみます・・・
この何も力がかからない状態でこんな感じになっています・・・

今日は特に何かの部品を作った訳では無く時間のほぼ全てをカウルの調整に費やしました。
最終的には全てのカウルを瞬間接着剤で固定しておいてから全体を削り直すなどという作業が必要になりますね。
そして塗装までにはいくらかのパテを使って面を合わせる作業も必要になってきますが・・・

これで一応Lさんのご希望のカウルが脱着出来る目処がついた様ですね。
次の作業開始の時にはもう一つのボディも切って同じ作業をする事になるでしょう。

Golden Arrowはここで一旦停止してアルファロメオT33/2ストラダーレを始めましょうかね~。
このアルファロメオはボディの修正を行なった所で一旦止まります、その後は再びアトランティックに戻る予定です。

Le Phoenix 1/43 Alpine A110 1600S 1er 2eme Tour De Corse 1970 No.7 No.3

2015-04-14 10:41:07 | 最近手に入れたキットのご紹介
皆さんは Alpineと言いますとどんな車を想像されますでしょうか?
ルマンで活躍したMk63とかA210系のロングテールを持ったレーシングカーでしょうか?それとも A110 1600SとかGSなどの小粒でもぴりりと辛いラリーカーでしょうか?
僕の場合は後者ですね。
確かにルマンの車という括りで見れば210もMk63も素晴らしい車なのですがまだ想像の範疇だったんですよ。
私がこれらの車を知ったのは中学校の時だったですかね~父親が買っていたカーグラフィックを隅々までなめる様に読んだ時に出ていたのですラリーの紹介の部分にね。
おおよそラリーカーには見えない程車高が低くて小さな車がね・・・
そのカラーもブルーメタリックでおおよそ競技車両には見えなかった・・・
そんな車が速かったんですね~。

まだいまだに僕は1/43の Alpine A110 を製作した事は無いのだけどいつか作ってみたいと思っています。
確かその為にノーマル版(ストリート仕様)アルピーヌと何かのラリー仕様のキットを在庫しているはずですが、今回はまた違う仕様が増えました。
今度の仕様は Tour De Corse 1970なんですね・・・そうずっと昔カーグラフィックで見ていた仕様と同じキットなんです。
今回ご縁が有りまして当方にお譲り頂きました。

値段のタグから見ますと当時メイクアップで買われた物かもしれません、私がプロになった時にまだこのタイプのタグを使っていまして最後のいくつかのキットをメイクアップで買った時には全てこのタグでしたね。
このタグを使う場合上下2段に文字が入るのですが上側は通常商品のジャンルを分けるのに使いますが当時のメイクアップさんはこの部分は使っていなかった。
まあどこで買われた物でも良いんですけどね・・・。


「ジャンクでお願いします」と有ります様にボディはポリッシュしてあった様ですが酸化して元に戻りつつ有りますね。
まあ僕の場合はお手つきでも磨いてあっても全く気にしないのですが・・・中にはそんな事でクレームをつける方もいらっしゃるんでしょうか??

驚いた事にエッチングが2セット入っていますしかも片方は使いかけ・・・サイドウインドウの片側が使ってあります・・・と言う事はもう一個お持ちだった、途中まで作られたけど完成しなかったという事なのかな??
更に言えば残った部品を勿体無いからこちらに入れておかれた・・・と言う事?
その作りかけはもう無かったんですかね~ソの作りかけの方がジャンクでこちらは完品で良いんじゃないですか!?
ジャンクでも欲しいな~(笑)

時代物のキットだからしょうがないけどウインドは少し黄ばみ気味ですね。
なぜか銅線が同梱されていました・・・余りこのキットに銅線が同梱されている記憶が無いんだけど・・・?
タイヤは柔らかく使用可能ですね、ただラリータイヤなら作った方が良いかも・・・。

シャーシやインテリアは未着手でキャストしたまま入っています。

小物部品も袋は入れ替えられていると思いますが揃っていますね。
良い状態を保っていると思います。

デカールもかねがね良い状態です。
まあ使えるかどうかは神のみぞ知るですが・・・一応カーナンバー7番と3番が作れますね。

ルフ氏にしてはシンプルなインスト・・・

と思ったら違っていました。
リアのシャフトは中央にくの字に曲げてネガティブキャンバーを・・・と書いてあります。
確かにそうなんですが・・・熱い方です(笑)

こちらは塗装とデカールの指示ですが手書きがホノボノとしていますね~。

そしてお譲り頂いた方からプレゼントが同梱されていました。

このネコパブリッシングのAlpineの本は欲しかったけど買い損ねた本の一つでしたね。
今見ますとだいたい知っている事ばかりですが当時は情報があまり無かったからね~。
参考資料に使わせて頂きます、有り難うございました。