Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ミッションの考察!?

2012-08-06 12:41:04 | Bluebird 1933
カテゴリーを増やしてばかりでお茶を濁す訳にはいきませんね~。

制作も進めます。
ミッション/クラッチについてはそのサイズを簡易図面に起こして検討をして作っていますが実際に立体にすると余りうまくいかない部分も有ります。
最終的にはやはり少しづつ大きさを変更していかないとうまく収まらない事が判明致しました。
恐らく実車もエンジンの変更をしていますので辻褄を合わせるのは現物合わせの部分も有ったのではないかと思いますね。
ミッションのベースとなる真鍮の塊を削ってみました。


この部分の写真は詳細な部分がないので透し図が唯一の資料になるのですが透し図だけではなかなかうまくいかないのです。
ミッションクラッチとも透し図を見て大きさを出したのですがこのままではドライバーの足が入らなくなってしまいます(汗)


クラッチを3mm短縮してミッションケースを前に出しますが、ミッション自体も3.5mm短縮しておきましょう。
そうすればドライバーの足が入る隙間が出来ます、他のバランスとも良い感じになるのではないかと・・・。


さらにミッションの後ろ側、つまりプロペラシャフトの取り付け部に角度を変更する為のジョイントケースみたいな物が有るのでそれも削って作ってしまいます。このジョイントは以前制作したホワイトトリプレックスにも付いていましたので同じ物なのかもしれません。
多分そう特殊な物じゃなくて汎用性のある部材なのかもしれませんね。




本日、新しいカテゴリーを追加致しました・・・その2

2012-08-06 12:18:41 | Wolf-Ford WR5 1978
本日はもう一つの新しいカテゴリーを追加致します。
こちらは2年半前にオーダーを頂いた東京都のO様のご依頼です、順番を長い間お待ち頂いて大変申し訳なく思っております。
私の好きな70年代のF-1マシンでしてカウンタックの熱狂的なオーナーでもあったウォルターウルフ氏の率いるレーシングチームが作ったウイングカーであるWR-5です。
当時はロータス78で先鞭を付けたウイングカーが異常な程の速さを示しましたのでどこのチームもウイングカーの研究開発を致しました。
ウォールターウルフが出した一つの結論がこれだったのです。当時のウルフのレーシングマシンのシャーシ番号の付け方は少し特殊でして製作順にWR-1、WR-2・・・・となっていた様です。ですからWR-5とWR-6は細かな部分こそ違いますが基本的には同じ車の様です。
キットはタメオではなくディスウェイアップという南アフリカのキットメーカーです。
このキットメーカーの特徴はその材質に有ります。
ホワイトメタル製なのですがその質は少し固く錫の成分が多いのか通常のホワイトメタルよりも輝きが少しシャープな印象です。
又基本構造はタメオを参考にしていますがミッションがタメオと違い上下分割だったり致します。
デカールは少しシャープさが無い様な気もします、実際に水に浸けるまで使えるかどうかはわかりません。
今回の制作ではエンジンミッションの再現度が低いのでタメオのキットからそれらを流用して使う方向で制作を進めてゆきたいと思います。

余り目にする事がない車ですしタメオと比べてマイナーなメーカーのキットがどの様な物なのかよくわかるかもしれません。
比較をする訳ではないですがタメオキットが如何に精度がよく有り難い存在なのか良くご理解頂けると思いますよ(笑)


本日、新しいカテゴリーを追加致しました・・・その1

2012-08-06 12:03:18 | Lotus Seven S2
皆さんはロータスと言えば何を連想されますでしょうか?
私と同じ年代ならロータス49とか72.78.79などのコーリンチャップマンの独創性の有るF-1マシンの数々でしょうか!?
一方ロードカーと言うと何ですか?
私はヨーロッパとセブンが一番印象深いですね。
実際にヨーロッパはTCを2~3年乗って楽しんでいましたしその後はエスプリに2年程、またバーキンでは有りましたがセブンにも乗っておりましたのでこの2車種には特別の思いが有ります。

今回メアキット製(多分ですが)のセブンをご依頼頂いておりまして急ぎではないので途中休憩を挟みながらの制作になりますが進めてゆきたいと思います。このキットはフレームもエッチング製の物になりますがフレーム作り直しの予定ですのでその辺りも楽しめるのではないかと思います。