瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

6月の那須はエメラルドグリーンその2

2019年06月19日 21時57分10秒 | 旅の覚書
前回に続いて初夏の那須旅レポ、今回は自分が買った那須土産を挙げつつ、立ち寄った場所を振り返る編…訪れたの2017年6月下旬だから、細かい事忘れてるんですよ。(汗)
ざっくり纏めた旅レポで申し訳無い。

(有)稲見商店の那須御養卵「極」
那須のバス運転手さんに、お勧め那須土産を尋ねた所、挙げてくださったのが「那須御養卵」。
しかしバスで来た身としては持ち帰り難く、買うのを躊躇していたら、その後色んな人から勧められ、2017年6月の旅行で初めて買ったのです。
卵を割らないよう持ち帰るのに苦心したけど、家で卵かけ御飯にして食べてみて、あまりの美味しさに感動致しました!
皆が絶賛するのも納得…中でもケースに金字で「極(きわみ)」と入った卵は、「那須御養卵」より更に上級ブランド、コクと甘味がその名の通り極まってます。
甘味とコクの有る黄身は、プリンやカスタードクリームを作るのに向いてるとの評判から、那須御養卵でケーキを作るパティシェさん多いらしい。
エピナール那須でも売店の最も目立つ所に積んで毎日販売しているくらい、那須が誇るブランド卵の「那須御養卵」ですが…実は卵の販売元の住所は隣の大田原市という。
御用邸が在る那須で売った方がセレブなイメージ付いて、高く売れると考えたのかもしれない。
那須土産として紹介すべきか若干悩むけど(笑)、商品名に「那須」を入れてる以上、那須土産に認定…そういう理屈で通さんと全国の土産饅頭の90%近くが栃木産って事になる。(自動で饅頭包む機械の9割シェアは、栃木宇都宮に本社を置く某会社の製品だそうな)
 
殻を割ると通常より赤い黄身がお出まし、黄身と言うより「赤身」です。

●和洋菓子おおつかの「東山道チーズケーキ」
下半分がカステラ、上半分がチーズプリンの様にクリーミィな食感のチーズケーキ。
元はくるみゆべし等を製造する和菓子屋な為か、洋菓子作っても半分和テイスト、代表商品「夢まんじゅう(どりまん)」も、カスタードクリームと小豆餡を包んだ和洋折衷饅頭です。
「どりまん」も「東山道チーズケーキ」も、凄く個性的で美味しい菓子って程じゃないですが、時々無性に食べたくなる味でして…飽きの来ない素朴な味加減が、根強い人気に繋がってる気します。
HPは開設してないので、詳細は「栃ナビ!」を御覧ください。
ちなみに商品名に「東山道」と入ってるのは、最初「道の駅東山道伊王野」で限定販売していた為らしい。
ヒットした事で販路を拡張したのでしょう…今では那須市内のホテルや商店でも売ってるの見掛けます。
 
和洋菓子と言えば、黒磯の「御菓子司処 明治屋」、ここも時代の流れからケーキも作って売る和菓子屋だけど、温泉饅頭は何処よりも美味しい。黒磯は新幹線も高速バスも停まらず、易々と寄れないのが悩み…絶品の温泉饅頭、また買って食べたいです。

日野屋麹製造元の「天然味噌」
防腐剤や添加物を一切使用せず、米と大豆のみで作ったという、伝統の麹味噌。
エピナールで試食したら、スーパー等で買う味噌とは味が全然違う…甘酒の様な香りがして、だしを入れる必要無いほど味が濃いのです。
大豆の粒がはっきりしてるのも天然味噌らしいですが、粒々感が嫌と言う人にはお勧めしません。
日野屋では他に納豆や醤油も製造していて、店の人が天然味噌と一緒に毎朝エピナールへ行商に来ています。

↑麹にコシヒカリの玄米を使用した、天然仕込み1年物の「玄米味噌」…開封後の写真で失礼。(汗)

チーズガーデンの「季節の御用邸チーズケーキ檸檬」
チーズを使ったお菓子が人気の「チーズガーデン」。
「御用邸チーズケーキ」は今や、池袋東武デパート、東京ソラマチ、渋谷ヒカリエ、羽田空港第一ビル、松坂屋名古屋店、大阪の阪急うめだ店等でも売られる程の、ヒット商品に昇り詰めました。
 
↑最近リニューアルした那須の本店、元々のカフェコーナーとは別に、カフェスタンドが出来て、軽食やスイーツの品揃えが一層充実。
持ち帰り用商品も、焼き菓子、チョコレート、チーズ、調味料、おつまみ系食品、酒類、調味料、紅茶…さながら成城石井の如し。

↑焼き立てフィナンシェの販売も開始…品揃えが充実し買い物が益々楽しくなったのは結構だけど、リニューアル工事で金使ったせいか、那須の観光周遊バス「きゅーびー号」の特典が減ったのは残念。
以前はソフトクリーム、那須御用邸チーズケーキ、チーズクッキー、ブルーベリーティーを、カフェスペースにて頂けたのですよ。
ところが2017年6月に訪れたら、チーズクッキーとブルーベリーティーのティーバッグを、紙袋に入れて渡すだけのサービスに変わってしまっってた。
以前が異常にサービス良かったとも言えるけど、毎回楽しみに訪れてた身としては…せめて紙袋に入れて渡すのは止めて、カフェスペースでの提供は継続して貰いたい。
特典内容は同じでも、カフェスペースで頂く方が優雅さを味わえる…その方が、ついで買いも期待出来ると思いますよ。

↓「カフェ&ガーデン しらさぎ邸
 
チーズガーデン本店の敷地内に在るガーデンカフェ。
こっちのカフェは値段が高い為あんまり寄らないのですが、季節の草花が美しい庭園は訪れた際に必ず寄ります。(カフェに入店せずとも、庭園内を散策は出来る)
 
↑緑の中に配置された樽や椅子がフォトジェニックです。
 
↑そしてこれが夏季限定の御用邸チーズケーキ「檸檬」。
広島県瀬戸田産のレモンを、シロップ漬けにして細かく刻み、生地に練り込んで作ったチーズケーキです。
レモンの爽やかな香りと酸っぱさが夏向き…レモン大好きな人間としては季節関係無く食べたいところだけど、夏季限定チーズケーキなので、秋の訪れと共に販売を止めてしまう。
秋はマロン風味の御用邸チーズケーキが売り出されます。

みちのく民芸店の「小豆のとっかん」と「発芽玄米だんご」
那須湯本町に在る「みちのく民芸店」は、店主が日本全国から蒐集した郷土民芸品を展示・販売する店。
ここでしか手に入らない民芸品も有り、何度かテレビ番組で紹介されています。
所狭しと民芸品が陳列している様は、民芸博物館といった趣きで、店内を観て廻るだけでも楽しい。
 
↑江戸時代の民家を移築した建物、2階は喫茶コーナーになっていて、甘酒やすいとん等の懐かしい味を楽しめる。
米麹で作った甘酒は優しい甘さ…缶入りで販売してもいます。
 
↑喫茶コーナーの窓から見える景色、店は高所に建つため眺めが非常に良い。
訪れた日は、喫茶コーナーで漬物の試食を行っていました。
1階売店にて販売してる漬物は、どれも美味しくてお勧めです。
 
↑喫茶コーナーで頂いた甘酒(昆布と漬物付)と、今回お土産に買った「発芽玄米だんご」。

「発芽玄米だんご」…初めて聞く食べ物で、物珍しさから買ってしまいました。
うるち米から作った、みちのくオリジナルの団子との事、しかし餅特有の伸びと粘りは有りません。
でも食感は餅っぽい弾力の不思議な食べ物です。
抗酸化物質が豊富な栄養補給食品との触れ込みで、みちのくではすいとんの具材に活用されています。
作り方はニョッキか白玉団子の如く、沸騰したお湯に浮き上がるまで茹でるだけ…或いは電子レンジで膨らむまで温めるか、磨いだ米と一緒に炊飯器で炊いても良いらしい。
茹でた後に焼くと、旨味が更に増すとか。
 
↑水に浸せば餡子に戻る乾燥小豆「小豆のとっかん」も一緒に購入、団子と合わせてインスタント汁粉を作ってみた。(きな粉は家に置いてあった物を使用)
半日浸したくらいじゃ芯が残ってたけど、コーンフレーク的な食べ方の小豆って感じで面白い。
汁粉食べたいけど作るの面倒って時に利用すると良いかも。

☆「那須温泉神社」…1300年以上の歴史を誇る那須温泉を守護する神社、那須与一が戦勝祈願した事でも知られてる。
 

 
神社の拝殿が建つ崖下には、石がゴロゴロ転がる「賽の河原」が広がってます。
周辺が緑に覆われてる中、ここだけ草木が生えず、荒涼としている。
 
↑草葉の陰で拝む千体地蔵が何時見ても異様な雰囲気…。

↑九尾の狐伝説で有名な史跡「殺生石」、噴出する有毒ガスの影響で、周辺には草が生えません。

☆「こんばいろの湯」…那須温泉神社の一の鳥居前に在る無料の足湯、寒い日にバスを待つ間利用すると良いかも…と考えるが、寒い日に靴下脱ぐのが嫌で利用した事無い。
ちなみに「こんばいろ」とは、この地方の言葉で「カタクリ」を意味するそう。
 
↓湯屋の正面に置かれた動物の石像がプリティv
 

南ヶ丘牧場の「ミルクジャム」
日本で僅か200頭しか居ないガーンジィ牛を飼育する牧場、希少な牛から採れる乳は市販の物に比べ黄みがかってる為、「ゴールデンミルク」と呼ばれます。
 
ぶっちゃけ自分が那須高原に来る理由の8割がこの牧場、ここのアイスクリーム&ソフトクリームはとにかく味が濃くて美味しい!
牛乳にチーズにヨーグルト、乳製品なら何でも美味しいけど、クール宅急便でないと送れないのが悩みの種。

↑その点「ミルクジャム」なら常温で持ち帰れるので都合が良い、開封しない限りそれなりに日持ちもします。
要は練乳なんだけど、市販の物よりコクが深く、それでいてしつこく感じない、一度食べたら癖になります。
ジャムと二層になってるミルクジャムも有りますが、自分的お勧めはプレーンタイプです。
 
↑南ヶ丘牧場で作るパンも人気が高い、以前はロシア伝統の大きな黒パンしか焼いてなかったのが、最近は様々な菓子パン惣菜パンを作る様になり、選ぶ楽しさが増えました。

↑牛乳を使ってのスイーツも大分種類が増えてます、シュークリームとか食べた事無いけど絶対美味しい。

●羽生PA上り線:鬼平江戸処の「お好み焼き鯛焼き」
最後は帰りのバスでトイレ休憩に寄った場所で買った土産を紹介。
通常は別の場所で休憩を取るところ、復路のバスで帰る客が自分と友人の2人しか居なかった為、運転手さんが気を利かし、「鬼平犯科帳の舞台を再現したスポット」と当時話題を呼んでたPAに寄ってくださったのです。
運転手さんの話によれば、往復バスプランは平日に利用するお客が殆どで、日曜に帰るお客は毎回1組位しか居ないんだとか…非常にラッキーでした。
 
トイレ休憩だったので、20分程度しか居られなかったのが残念。

↑行列が出来る人形焼きと鯛焼きの店、「文楽焼本舗」で買ったお好み焼鯛焼き、キャベツとベーコンとソースを挟んで焼いてある。
形は鯛焼きだけど味はお好み焼なのが面白い、最近は甘くない鯛焼きも増えましたね。
羽生だから埼玉県内のお土産になるけど、おまけって事でお許しください。

…これにて2017年6月の那須旅レポは終了、続いて2017年10月の那須旅レポを、次回よりお送り致します。(汗)
つうか新潟の人が地震に遭って大変な折に、呑気に旅レポ書いてて済みません…。

【完?】

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