kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

歌来

2016年08月16日 | 生活
echo
鳴る




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜は静か

2016年08月15日 | 生活

夜は静か
もっと
静かに

手で集めて
もっと

もっと


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年08月14日 | 生活

久しぶりの
コーヒー店へ

くじが当たった
「なかなか出ませんよ」
と店員さんがレジで言う

龍泉寺の湯まで

夜は走る

山の中で
駐車場を
横切り

湯に浸かる
思いも浸かる
そして
流す

清潔にして
整える

この温泉の
露天風呂
大好き




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀を見る

2016年08月13日 | 生活
あの人は
改札まで
迎えにきてくれていた

「どうもお久しぶり。執筆の方はどうですか」
なんてことをニコニコして言う

あの人は花を持って
袋を持って

お持ちします
とわたしの分の花を受け取る

バス停まで歩き
暑い夏の午前
バスを待つ間
何かを話し

バスが来て
バスに乗り
バスを降りる

橋を渡る
墓地について
お盆なので
墓参り

あの人と
わたしの先祖の墓地は
偶然同じ場所で
あの人と
こんなふうに
墓を参るもの
不思議のからくり

あの人は
わたしの先祖の墓を磨き
さすがに雑巾を受け取り
花と線香とろうそくを
手向けていただいた

ちょっと離れた
行ったことのない
コーヒー屋で
まだモーニングセットがあるので
それを頼んで
アイスコーヒー

富士山の頂上まで
のぼってみたい
とあの人は言う

橋を渡る時
川面を見る
亀がいる
それを見る
まるで
二人の子供は
亀を見る
橋から
身を乗り出して

こんなふうにするのも
何かの因果

バスに乗り
それから
車庫へダッシュして
電話番号を聞き
本屋に入り
外へ出ると
日差しが強いので
木陰に入る

あの人は
自転車で
車庫に向かった

地下鉄駅の交差点
コンビニの中の
カウンターで
コーヒーを飲んで
待っていた

それから
お寿司をごちそうになって

なんて
面白い
お墓参りだこと

陽光
ありがたく

あの人は
「じゃあどうも」
なんて言う
いったい
何世代
「じゃあどうも」
って
言ってきたんだろう

そんな因果
また
この世でも
ありがたい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

騒ぐ楽団

2016年08月12日 | 生活
馬鹿騒ぎして
それから
また馬鹿騒ぎする
そうとう
騒ぐ
楽しき楽団

時に
クールダウン

また騒ぐ楽団


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くつろぎの

2016年08月11日 | 生活
地下鉄を降り
階段をあがったところ
たいてい
この信号は長く

渡って
日陰になっている
看板の前
新聞を広げて
読んで

小さな声で
名が呼ばれ
もう十何年も
その表情は
変わらずに
「どうも」
なんていう

三人で
アイスコーヒーを飲んで
温泉へゆく
暑い日差しの露天風呂
足湯だけにして
体を温める

夏でも体は冷えるからね
とか言って

待合で
くつろぎ
じゃあ行こうか
って

食べると
二度
味が変わる
ラーメンを食べ

じゃあね
またね

いつも同じ
いつもくつろぐ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あ っと

2016年08月10日 | 生活
書いていた
小説が
30枚消えた

っと

っと
思ったよ

これはもう書くなって
こと
次へと方向転換

消えて良かった

内心思ったのは
本当です
軽やかですし
長くなりそうだったので
あー
と思っていました

そして飛んだ

っと

っと

のちに決定的な方向を示唆する出来事

データを消してしまったのも
なんという久しぶり
思い返せば
あの時もデータが飛んで
結果的に凄く良かった

ここまで
いろいろあると
小説の神様がいるとしか
思えない

消えて良かった

---

そして喫茶店へ向かう車中

「データがさあ、飛んじゃったよ」
「マジ?」
「かくかくしかじか」
「気をつけないと」
「いいんだけどね。たしかキャンビー使ってた時も、飛んだんだよね、あの時さ、ノリさあ、言ったじゃん、それ凄く思った」
「え、何」
「あんとき、15年ぐらい前、その日書いた文章、フリーズして消えた時、ノリさあ、『チベットのお坊さんは砂の上に絵を描いて、翌朝には風で消えている。作品書いて、翌日にはなくなっているって、最高でしょ?』って」
「あ、あれね。そう言っただけ」
「え」
「そう言わないと(笑)」
「あら(汗 」




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファブリーズ効果

2016年08月09日 | 生活
暑い中
屋外で
新聞を読んでいた

語るは
語る



ファブリーズ
シュッと吹く

玄関に
靴箱の中に

カーペットに
ソファーに
積み上げた
タオルに
チェックの暖簾に
シャツに
クッションに

かばんに
Tシャツに
ネックウォーマーに

シュッと吹く
ファブリーズ

カーテンに
トイレスリッパに

浴室に

半纏に
毛布に
敷布団に
押し入れに

シュッと吹く

クローゼットに
ジーンズに

シュッと
吹く

吹きまくる


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今池

2016年08月05日 | 生活
今池
暗がりの中
見ず

場所が悪かったんだ
今となっては
後悔で

あそこで
帰っていれば


鈍で鋭


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖へ向かって

2016年08月04日 | 生活
本当に
そうしたいのなら
それが本心なら
素直に求め

船があらわれ
とっさに
飛び乗る

沖へ出る

漕ぐ
真昼の陽光の下

どんな船でも
漕げる

手が
ある

海面に泳ぐ魚群
穏やかな海日

さて
おにぎりを食べて
風を確かめ
歌も歌って




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涙で冷やす

2016年08月03日 | 生活
思うように
ゆかぬ日は
泣いてしまえ

ソファの下で
声出して
赤ん坊のように

熱烈は
時に
涙で冷やす


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大雨

2016年08月02日 | 生活

大雨
雷の中
西へ
北へ
橋は滞り
迂回
さらに
西へ
北上せよ

橋を渡り
東へ向かう

駐車場から
河岸を見る


湯につかり
息を出す
あれだこれだと
何事かを発し
息を出す


暑いので
コメダに寄って
アイスクリーム

堤防沿いをゆく
暗闇に光る
ライト
川面は
もりあがり
流れてゆく
西へ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虹の観測ノート

2016年08月01日 | 生活







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする