kotoba日記                     小久保圭介

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改造せよと時代は言った

2013年08月02日 | 生活


写真は石川啄木の全集です。
それも、昭和3年、5年に出版されたもの。
写真にはありませんけれど、
有島武朗の全集も、とびとびで、あります。
訳あって、
ゴミ袋に入れて、
雨の中に捨てられていたものを、
僕しか持ってゆく者はいない、
という訳? で、
数冊ずつ、リュックに入れて、
家に持ち帰りました。
古書に強い友達の話では、
おそらく初版本じゃないだろうか、
とのことで、
飲み代ぐらいには売ればなるらしいです。
部屋に置いてみると、
何故か、スッキリおさまってしまい、
「ここにおるけ?」
と石川と有島に言うと、
返事もしません。

それにしても、
出版社は新潮社と改造社。
改造社、って、
凄い名前の出版社ですよね。
時代の息吹を感じます。
箱に入っているし、
当時は今のように、
薄いプラスティックもないから、
布なんです、紺色と金色の。
横書きのところは、
右から読むようになっているし、
本は、すべて旧仮名遣い。
誰がこれを読むんじゃ、
つーの。
まあいいや。
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1 コメント

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Unknown (小久保圭介)
2013-12-27 15:45:37
古書に明るい友人も、
サイセイ氏も、
読書家なので、
当然ですよね、ここらへん、
読んでますよね。
僕は近代文学って、
ほとんど読んだことなくて、
まあそれでも、
今度3人で会って、
話しましょう。

雨で本が湿っていたので、
太陽で消毒も兼ねて、
天日干ししていた、
とある労働場での、
出来事です。


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