淡々さんから借りた
DVDを見ようと思ったら
ありゃ
ブルーレイ
あかん
うちはいまだ
ブルーレイではない
で
アマゾンプライムに今月は入っていたので
プライムビデオで検索すると
あった
『コンテイジョン』（感染、伝染の意）
シリアスだ
ワクチンの作り方が
映画に少し描かれていて
興味深い
しかし
これが十年前にアメリカ映画で
製作され
まさか
こんなことになるとは
と誰もが思って
見ているでしょう
映画は最後があるけれど
現実は終わりが見えない
ワクチン接種
とりわけ
名古屋は大規模接種を始めた
藤田衛生大学病院の副長は
「これでゴールが見えた」
と発していた
力強い言葉だ
とにかく
一日でも1人でも早く
ワクチンを打てば打つほど
感染者は少なくなる
もうインド株との置き換わりまでの
競争
負けると
たくさん
死んじゃうなあ
しょうがないなあ
ウイルスも自然界のものだしね
オジに電話
JOEさんから電話
母様
無事
名古屋空港の
大規模接種終わる
無料の名鉄バスに乗って
「遠足に行く気分だ」
と発していた
早く着いたので
展望台から
飛行機を見ていたらしい
もう88歳で
どこにも行けないから
気の毒
ひところは
どっかに行くたび
頼まれて
母様宅に向かい
猫の餌と砂を替えてたもんな
あんとき
母様はどこぞの国に行ってたんやろ
最初は日程が書いてあったけど
無意味、面唐ﾆいうことで
メモ書きもなくなり
猫がニャーと鳴くので
カリカリをお皿に盛り
砂を替える
水を替える
草花に水
猫がニャーと鳴くたび
今回はどこに行ったか
まったくわたしは興味がない
あとから聞くと
フランスには度々
スペインとかヨーロッパばかり
アメリカやアジアは行ってない
と思う
不明
パックで行ったり
個人で行ったり
いろいろ
まあ
ここから
名古屋空港まで行くなんざあ
ヘチマみてえだろうな
日帰りで
敦賀まで
青春十八切符で
行ってきたとか
歳食ってきたんで
一日一回は電話する
出ない時は
ナビで行方を調べる
すると
三重の山奥にいたり
岡山にいたり
京都にいたり
新幹線なんぞ乗らず
青春十八切符マニア
夜遅く
帰宅する
国内外
猫みたいに
ぶらぶらする
駅に着いてから
決めることも
度々あるらしい
一度
京都駅前の
弘済会病院から電話があって
「息子さんの圭造さんですか？」
と看護師さんが言う
「お母さんが今入院してます」
「え」
「さきほど、駅前でしゃがんでおられたようです。通りすがりの人が、『どこぞのおばばがしゃがんで、唐黷髏｡前。』通報で、救急搬送されました。熱中症です」
「大丈夫なんですか！」
「はい。容体は大丈夫です。担当医師に代わりますので、詳しい説明があります」
「はい。ありがとうございます」
「もうお歳なので、一晩様子をこちらで診させていただきます」
「わかりました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。明日、むかえに行きます」
「それには及びません。本人も1人で帰るとおっしゃっておられますので。あはは」
「あははははっははっは。。。すみません！」
ってなことは
確か7年前だから
母様81歳の時
あの労働場で電話を受けて
驚き
上司に「あのばばあ、、ええかげんにせえよおおお！」
と
のたまったので
覚えている
あと
福井に単身赴任で行っていた時
土日を高速で往復して
名古屋に戻ってきていたらしい
その時
高速で何度か事故
無傷
よくぞ生きてるもんだわ
と後から聞いて
ちょっと驚いた
そんなことで驚いていたら
モンスター母様の子など
務まらない
「あそう」
と答える
山に週一度登り
てっぺんで
みんなと万歳している写真を
見せられたり
まあいろいろ
一人旅
どこに行ったの？
聞くと
かくかくしかじかと言う
聞かないと
言わない
旅行好きっていうのは
何でしょうね
こんなこともあったらしい
膝が弱ってきているのだけど
どっかの山の上にある寺か神社に石段を登っていったはいいけど
帰り
膝の関係で
降りられず
まわりに人はいず
「で、どうしたの？」
「尻餅ついて、一段ずつ降りてきた」
連想したのは
勢いで木に登った猫が
降りられずに
ニャーニャーと鳴く場面
けれど
母様は鳴かず
自力で何でもやりたがる性分
書き出したら
キリがない
まあとにかく
足は弱ってきたけど
元気でいてくれることは
ありがたい
最近
サプリが効いているみたいで
またうろつきだした
まあどうでもええわ
知らん
