パイナップル男登場

さむい

信号待ちをしていた
男
ハンドルを握り
前方を見ている
助手席の何ものかを触り
取り上げたのは
なんと
パイナップル
何か今日は
驚く
まさか助手席に
パイナップルが置いてあるなんて
誰も想像できない
世は不思議と奇妙の連続だ
誰が何を傍らに置いているかは
本当にわからない

今日は休日だけれど
出勤
何故か
どこまででも
歩行したくなった

首
痛し
10時回復に向かう

雨降らずにて
幸

この時期
雨に濡れると
体が冷えて
よろしくない
ぜんぜん

夜
季節外れですけれど
八百屋にゴーヤが売っていたので
それを豚肉と炒めて
食べる
おいしい

広範囲の魚群

朝
信号待ちをして
橋を渡るとき
川から音がする
ん
と思って
見てみると
何か変
自転車を停め
欄干から川をのぞくと
何と
川面が波立っている
ぴちゃぴちゃ
と音がする
ん
とまた思って
川面での出来事を見入ると
何と
フナくらいの大きさ（10㎝～15㎝）の
魚が川面に白い腹を見せ
群れている
それも欄干の下から
西へ向かって
目視で10メートル以上
川面一杯に
魚群

ネットで調べると
おそらく
ボラではあるまいか
と想像
けれど
魚の名称は不明

色はグレイ
フナみたい
今はフナはいないけれど

こんな景は初めて
たいへんなものを見てしまった
という驚き
都会に住んでいても
こうして
自然界の奇妙に出会うことの
よろこび