ちくま文庫を
本棚から抜き
よだかの星を
声に出して
読んでいた
こうすることは
夢だった
終日
静かな時間が
流れ
野菜炒めを食べて
熊野速玉大社から
送付されてきた
人型を手にとった
卒論は
人型と雛人形の起源の違いについて
だった
それぞれの時間が
過ぎてゆく
それを
見ている
本棚から抜き
よだかの星を
声に出して
読んでいた
こうすることは
夢だった
終日
静かな時間が
流れ
野菜炒めを食べて
熊野速玉大社から
送付されてきた
人型を手にとった
卒論は
人型と雛人形の起源の違いについて
だった
それぞれの時間が
過ぎてゆく
それを
見ている