kotoba日記                     小久保圭介

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西の空が明るめば

2013年11月07日 | 生活
昼の驟雨
土で汚れたカッパを
貸してもらった

天気予報は
くもりのち晴
と言っていたのだし
カッパも傘も
持ってはこなかった

坂道の勾配は急で
自転車が猛スピードで
駅まで降りてゆく

車が通るたび
足もとが揺れるので
暗渠の上にいるのだ
と判った

驟雨はやがてあがり
西の空が明るめば
それは
希望の空だ

希望とは
人の
生き方の
概念ではない

雨がやんで
空が青くなってゆくことを
希望と
いうのだ


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