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kotoba日記                     小久保圭介

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みなもと

2012年12月05日 | 生活



深い眠りから
醒めた朝は
とても寒い
12月

体の芯に
薪を焚き
器は知らぬ
場所にゆき
もどってきていた
「人間の脳は火を使った時期に一番成熟していたらしい」
と友が言う

願う肉
キノコ
ネギ


南国

夜道を
ピノキオがヘッドホーンをかけて
走っていった
ピノキオの腕は
曲げられ
合掌から
歓喜の跳躍姿になった
鯨の腹の中で
鯨の油で灯りをもらい
机の上で
何事かを
書いて読んでいた
ピノキオ

エレベーターを降りると
精霊たちが
内庭の中から
こちら

振り返った
東へ向かい
南進し
西に折れて
斜めに
駐車場を歩んでいった

カップに
注がれるコーヒー
窓の外を見ている
交差点は大きく
視界は広い

靴は床に落ちた

木に話しかけている人を
見たという
聡恚@を
浮ェる
観葉植物
夜には
何が起きるかというと
暗い空に
星が出るのだ

風が鳴る
みなもと