kotoba日記                     小久保圭介

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ずっと夢を見て幸せだったな

2009年05月13日 | 生活
ハレ。

風、心地よく吹く。


キヨシローは、歌を残した。

レコーダに入れた、
「タイマーズ」と「ウルフルズとキヨシロー」
の二つのバージョンの、
「デイ・ドリーム・ビリーバー」を聴きながら、
通勤する。ペダル漕ぐ。
あー、音楽が良い。
音楽は良いというか。
気分がぜんぜん違う。
変わるというか。
新緑が冴え、
薄青い空が見える。
歌声によって、
風景がきれいになる。
あじさいの新緑の新鮮な緑に目が行き、
立ち止まり、あじさいの葉に触って、
やわらかさ、
を確かめた。
音楽の力、
トータス松本の声の良さ、
キヨシローの、切なさと声、
音楽が鳴っている。

「ずっと夢を見て、幸せだったな」
とか、
「ずっと夢を見させてくれて、ありがとう」
とか、
僕は、
キヨシローが「ずっと夢を見るような生き方で、幸せだったよ」
と僕らに歌っているように聞こえて、
そして、
「ずっと夢を見させてくれて、ありがとう」
は、
キヨシローが、僕らに歌を残してくれて、
かっこいいパフォーマンスを映像で僕らに残してくれて、
「ありがとう」とマジで言いたい気持ちで、
これ、書いてる今も、
涙出てきそうだけど、
そんなふうに、
僕には聞こえてくる。

あの空、青い空に、白い雲の上に、
実際の、決して比喩じゃなくて、
白い雲の上に、
キヨシローは帰っていった。
だから、
今日も、僕は空を見ていた。
僕らも、
あそこから来て、選んで着地して、
あおぞらに帰って行くんだ。

キヨシローは、
地上に、歌を残していった。
コメント (2)
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