郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

広島

2020年08月06日 | 日記

 広島に原爆が落ちた日ですねと私が言うと家人があなたは、やっぱり広島の人ですねと言う。私の母の兄は広島に原爆が落ちてから間もなく、広島市に動員させられ後始末をさせられたから、元気そうに見えても病気を抱えていた。家人と同じ課に1年、後から入ってきた広大卒のNくんは会社のサッカー部に属していて元気そうに見えたが、病気になって家人が広島の入院先へ見舞いに行ったら、母は原爆病院で入院しているのでと聞いた。こうして元気そうに見えても広島の人は原爆と何かで関わっている。そうした人達が鬼籍に入ると原爆がなかったか、物語かのようになっていくことに不安を感じる。原爆をこの世からなくさないと何の意味もない。戦争の抑止力のためだとか、原爆を保持するための言い訳ばかりを世界は75年間してきた。日本政府ももっとリーダーシップを発揮してもらいたい。広島のことを持ち出すと戦争の責任を棚上げして犠牲者づらをしてと言う国もあるけれど原爆の実態を知らない者の言説に惑わされず、同じような犠牲者が出ないよう、私たちも小さくても声を上げていかないとと思う。

 今日の夕食は、


 ◆豚肉と長芋のキムチ炒め ◆鰯へしこ焼き・万願寺の焼き浸し・さつま揚げ ◆高野豆腐煮物 ◆モロヘイヤすまし汁 ◆ご飯
   ~ 初めての へしこ は塩辛く、塩抜きをすべきだったが、食べないとその塩辛さが分からない ~


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