自分の名前に誇りを持っている人は幸せである。どんな名前にしろ、先祖が悪いイメージで自分を名乗ることはないから良い意味があると思う。昔々TVの外国ドラマ放映からルーツを訪ねることが流行ったときがあった。姉が中学時代、家のルーツを調べてくる宿題があり、父親に教えて貰っていたが、正直者の親はありのままを教えた。学校でそれを発表した姉は皆からからかわれたらしい。他の生徒たちは元は殿様だとか、侍だとか、商人だとか、ありえない係累の家系図を述べたようだ。社会科の先生も氏素姓を安易に考えて発表させ、キチッとフォローしなかったので姉は恥をかき、傷ついたと長く父を恨んでいた。その後も折に触れ、茶化されたのであろう。まぁ、当時の先生も先生である。私や姉も恨むことで父を逆に忘れられない存在にしてしまったが、今では父を恨むことは自分を貶〔おとし〕めるのではないかと考えるようになった。
今日の夕食は、
◆牛乳入りカレー
◆野菜スープ
◆大根と柿のサラダ
~ カレーにはレーズンを添えました ~