郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

日本いけばな展

2012年04月27日 | 日記

 芸術展に友達の作品が出ているので大阪高島屋へ見に行った。この間の京都の華道展と比べるまでもなく、第一会場、第二会場まであって規模が大きい。出展者も池坊専永を始め名立たる方がいる。いけばなによって美を追求・表現しようとする人間の活動だけあって独特のモチーフが見られ、大胆かつ繊細である。いけばなであっていけばなでないような作品もあったが、それも一つの絵になっているから不思議である。いけばなを見ると言うよりは、研ぎ澄まされた人達の知(⇒血⇒情熱)を見るような展覧会であった。

   人に与えられる回数・量
 昨日このブログで一人の人生の中で思い通りの回数はその内容のレベルに係わらず、その回数は決まっているように思うと書きました。それは東京工大の本川達雄先生の「ゾウの時間ネズミの時間」(中公新書)で、どんな動物もだいたい生涯で15億回の心拍数ということが経験則であり、また、酵素のことを調べていると、
体内で作られる、消化酵素や代謝酵素を「滞在酵素」と呼んでいますが、実は一生のうちで作られる滞在酵素の量は限られていると書かれていました。そんなところからの発想で動物も人も皆、意外に平等に割当てられるのではないか。だから、今まで悪くてもきっと好いことが起きると自棄にならぬことだと思った。神か、誰か知らないけれど知らない所で見守ってくれている


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