僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

揚州商人(大和)

2023年12月19日 | 麺をいただく
牛肉のあっさり激辛ラーメンを頂く。
うちの上司が
死ぬまでにもう1度だけ食べるとしたら
コンテストにぶっこんできやがるものだから
その日のうちにやってきた。
そもそもこんなメニューがあったこと自体
初耳中の初耳。
スープの色は透明で
赤色要素はゼロ。
香からも辛さは感じられない。
このなりで激辛なのだから
この点については大きな驚き。
葉唐辛子のような辛さ。
そのうえでベースのスープは甘ったるい。
甘くて辛くてあっさりで
ソムタムのように複雑で
よくわからん味。

空白を満たしなさい(平野啓一郎)

2023年12月18日 | よむ

少し前にドラマ化した「平野版黄泉がえり」。
初期平野作品とのことで
分人なんかもまだまだでてくる。
今まで読んだ平野作品の中では
圧倒的に読みやすい。
ハードカバーと文庫本の間のような製本も
敷居の低さの表れなのだろうか。
音楽に例えると
ピンクフロイドの
「コンフォータブリーナム」と
「ザウォール」を
交互にきいているようで
心の痛みと麻痺が波のように襲ってくる。
相変わらず虚実の織り交ぜ方が変態的で
現実と想像の境がわかりにくい。
この世で絶対なんてことはないが
生まれた後に死ぬ。
という理が破られることだけはないんじゃないかと思う。
働きすぎたり
思い詰めたりしないように気をつけよっと。

澤村製麺所(戸田)

2023年12月14日 | 麺をいただく
まさかの新幹線高架下。
店というより
もはや倉庫。
体育館倉庫。
肉汁うどん大+ちくわ磯部天+揚げ餅を頂く。
立地柄車でバンバン来るのはいいとして
客層が実に多様で
主婦層のお1人様ランチが多いのには特にびっくり。
エッジのたった全粒粉の太麺。
褐色がかったちょっとお洒落な武蔵野うどん。
香川に怒られることを承知で言うと
ちょっと讃岐よりな武蔵野うどんで
中身はゴリッと
外見はキリッとしている。
揚げた餅は最高にうどんにあう。
なにぶん高架下に突然現れる
お洒落なうどん屋。

大人の天ぷらカレーぉうどんbyまぁさん(東陽町)

2023年12月13日 | 麺をいただく
「東陽町 大人の天ぷらカレーぉうどんbyまぁさん」
というのが正式な店名のようだ。
実に情報量の多い店舗名だ。
こちらのまずはこれの一皿がこちら。
鯛ちくわ天鶏温玉カレー
まぁさんの出汁ごはんセット。
こちらも情報量の多すぎる一皿・・・。
情報量に圧倒されて
あれよあれよという間に
食べ終わっているという
キツネにつままれたような顔をして店を出る。