僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

花山うどん(日本橋)

2021年12月20日 | 麺をいただく

まいたけうどんを頂く。

ほんとはカレーうどんにしたかったが
カレーは銀座限定メニュー。
日本橋限定メニューは
鴨南蛮なんだとか。
銀座ではあんなに行列しているのに
こちらではみごとな閑古鳥。
なんでかなと思いを巡らすと
あ、
キンキラしていない。
日本橋では
微妙な新しさ、清潔さがでていると
ちょと避けられる傾向にあるように感じる。
巨大な舞茸天ぷらと
ふわふわの花かつお。
透明感のある出汁がほっこりする。

麺は名物の鬼かわうどん。
びろんびろんの平打ちうどん。
これは好みが分かれるところだな。

疾風ロンド(東野圭吾)

2021年12月20日 | よむ

イージー読書のつもりで借りたのだが
ほんとにイージーで
6時間程度で読み終えてしまった...。
東野圭吾作品は
方程式というか
カセット式というか
なんかこうしっかりとした定型があるように感じる。
いろんな仕掛けはさすがの作家さんなんだけどさ。
2013年の「いきなり文庫」と呼ばれる
文庫本書き下ろしで
当時としては珍しい出版形態だったらしい。
ハードカバーを経ない文庫本て
手には取りやすい反面、
消耗品に割り切られてそうで
「ペーパーバックライター」を連想し
ちょとせつない。
スマホを操る中学生と
ウルトラマンにでもでてきそうな探知機を操る中高年との対比が
イタい年齢になってしまった。