旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

市民公園、シェーンブルン宮殿、音楽家の墓地へ行く晴れた午前

2020-03-02 11:02:13 | オーストリア
昨夜のオペラの余韻を感じつつ、バスは市民公園のクアハウス前へ

↑ヨハン・シュトラウスはここで夜毎のワルツコンサートをひらいていたのかしらん

バイオリンを弾きながら指揮をする黄金のヨハン・シュトラウスのとなりで、本国で政治弾圧をうけている法輪功が準備をしている


公園のすぐ横、ウィーン川は今は地下鉄が走っている↓

バスはウィーン川に沿って
シェーンブルン宮殿に向かう

青空がひろがってきた午前九時半


正面玄関を抜けて庭園をみるとその広大さがわかる↓

この一角にシェーンブルン(美しい泉)をみつけたことが、この離宮のはじまり
↓敷地の広さはモナコ公国がすっぽり入るほどの大きさで、帝政時代からの動物園もあるのです

※宮殿内部は近年撮影禁止 そのうち以前の写真を使って載せます

お土産屋さんにはエリザベートが好きだったというすみれの砂糖漬けも

**
郊外の巨大な墓地へ

この墓地が計画された19世紀、当初人気がでなかった。
そこで、有名な音楽家の墓をここへ移転させて「音楽家の墓」エリアをつくることにしたのだ。なんと大胆な。

※2018年に訪れた時の話をこちらからごらんいただけます
入口の花屋で

↓ここが音楽家の墓があつめられた一角

中央にモーツァルトの記念碑。彼は共同墓地に葬られて骨はどこへいったかわからない。
左のオベリスクはベートーベン。

上に描かれているのはハチ。

何故ベートーベンのシンボルが蜂なのか?よくわかりません
↓ベートーベンのフォロワー、ブラームスが頭にてをあてて悩んでおります


ヨハン・シュトラウス↓「ラデツキー・マーチ」で有名なお父さんの方の墓には、しっかり「VATER(父)」と刻んである↓
ということは、この墓碑は父と息子の名声関係が確定した時代につくりなおされたものだということだろう。


午後は王宮内の古楽器博物館へ行く予定

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