ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

太陽光発電の買取りを電気料金に上乗せ

2009年08月10日 | Weblog
太陽発電といえば屋根の上に並べたソーラーパネルを思い浮かべる。
設置するには数百万円かかり、費用の元をとるには2桁の年数がかかり、メンテナンスもある。
太陽の光エネルギーを電気にしようとするのだからエネルギーは枯渇することがないしクリーンだ。
ここまでがババの太陽光電池の知識だった。

政府が太陽光発電を設置する家庭に支援金を出す、というので設置家庭が増えているときく。
電力会社が家庭で余った電気を買取ってくれるという話は報道で知っていた。
ソーラーパネルを設置した家庭を訪問して、視聴者に分かりやすく説明している番組を数回みたことがあった。
「買い取ってくれたら毎月数千円の収入になりますね・・・」なんて嬉しそうに話している主婦をみたこともあった。
でも我が家には関係ないことだときいていた。

ある日、新聞の見出しに「太陽光発電 買い取り制度 電気代加算4月から」なんていうのがあった。
電気代加算・・・? 理解するまでババは3度も読み直してしまった。
結局、電力会社が買い取りにかかる費用は、電気代に上乗せされて利用者全体で負担するのだということがはっきり分かったのだった。

そんな仕組みだとは理解してなかったババは、新聞から目をあげてジジに確認した。
ジジは「高く買い取った分を電力会社が持ち出していたら、会社は赤字になってしまうよ」と遠慮がちに笑う。
「そうか、スーパーの安売りとは違うんだ」

高速道路料金の千円や定額給付金にしても、結局はいずれ我々に何らかの形で跳ね返ってくる事なんだということを忘れてしまっていた。


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