ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

こっくりさん占い

2008年08月29日 | Weblog
気味悪いといえば思い出したことがある。
20代のころ寮で友達数人でよく「こっくりさん」というゲームをした。
「狐狗狸」さんといって狐などのお告げを聞くというちょっと恐いゲームだ。これは1人でやってはいけないと言われていた。
3人から4人でテーブルにつき、白い紙の真上に鳥居を書き、左右に「はい」「いいえ」を書く。
その下に文字や数字を書く。

10円玉を1個鳥居に置き、代表者が目隠ししてそこに人差し指を置く。周りの人が「こっくりさん、こっくりさんおいでなさい」を繰り返す。
すると何かがのり移ったように代表者の人差し指が勝手に10円玉と一緒に初めはゆっくり、そしてだんだん早くグルグル回り出し、周りの人の質問に答えてくれる・・・のだ。
質問に10円玉にのせた指が「いいえ」又は「はい」に動く。
聞きたいことを質問すれば指が文字をなぞる。なぞった文字が意味不明なこともあるし、ギョッとするときもある。 
質問と答えが終わるたびに「鳥居におもどりください」と言う。それを繰り返す。

この遊びは辺りが暗くなってから行い必ず窓を少し開けておくのだ。
最後に「こっくりさん、もうお帰りください」と言って窓から帰ってもらうのだが、10円玉に置いた指が白い紙からス~ッとはずれれば窓から出て行ったということだ。
なかなか帰ってくれないで紙の上をグルグル回ることもあるが帰ってくれるまで「お帰りください」を繰り返すのだ。
帰ったのを確認してから窓を閉めて終了だ。

友達で「こっくりさん」がのり移りやすい人がいた。暗示にかかりやすいとでもいうのだろう。
この遊びをしてる最中に気を失った男の子が病院に運び込まれたということがあったと聞いた。
意識がもうろうとしていたらしく、「こっくりさん」の仕業でないかと噂になった。
あのころは恐いくせに一種のブームになったこんな遊び。女の子なら一度はやったことがあるだろう。


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