鼻テープで呼吸が楽になった

鼻拡張テープをはじめて使ってみた。
効果がありそうな感じがする。少なくとも呼吸が楽になるのは間違いない。

お付き合いのあるグループが、懇親会を定山渓温泉で行うことになったので一緒した。
以前飲み会で親しく会話した人と同室になった。
夜寝るときに彼が「いびきをかくので・・・」というので、「私も酒が入るといびきをかくんですよ」と応じた。
すると、「ほかの人と一緒になるときは鼻テープを使うんです。どれだけ効果があるかはっきりしないのだけど・・・」と言って、テープを見せてくれた。
最近スポーツ選手が鼻に張っているのをテレビで見ることのあるテープだ。
「スポーツ選手が鼻に張っている・・・、あれですね」
「使ってみますか」と薦められたので、興味を誘われ、試しに使ってみることにした。

プラスチックのような材質の平たいテープだ。曲げると元の真っ直ぐに伸びようとする。
テープの片面に接着剤がついているので、鼻のふくらみの上あたりに張る。
意外にも・・・鼻の通りがよくなって呼吸が楽になるのが実感できた。

時々一緒になる別の知人が、無呼吸症候群のため酸素マスクを装着して寝ていると言っていた。
マスクにはボンベから酸素を供給するホースがつながっているので寝づらくて、熟睡できないので睡眠薬を処方してもらっていると話していた。
毎日の呼吸のデータや無呼吸の状態が記録されて、医師が確認できるようになっているので、使用しないとすぐにばれてしまうのだという。

そんな話を思い出しながら、重症者には鼻テープは何の効果もないだろうなとおかしかった。