我が孫たちの夏休みも終わって新学期が始まった。
今年は、夏休み中の自由研究というのがあって、昆虫採集をした。
そうなったらジジの出番だ。
まず、我が家に泊まっていた娘の孫のほうの昆虫採集。
ババ以外、みんなでトンボ網とかごをもって出かけた。
そして、オニやんま、アゲハちょう、せみ、コオロギ ・・・・? イモリまで捕まえてきてババはギョ!。
父親がホームセンターで用意してきたコルク板の額に、昆虫類を虫ピンで刺して仕上げた。
こんなときは、親のほうが夢中になるからおもしろい。
肝心の孫は傍でジッと眺めていた。
出来上がったあと、丁度息子のほうの孫たちも集まったので、昆虫類を見てみんな興味深深。
娘のところの孫はそれを大事にもって帰って行った。
しばらくして今度は、息子のほうの孫の昆虫採集に協力を求められたジジ。
クワガタとカブトムシの幼虫の成長を自由研究にしていたのだが、途中で死んでしまったらしい。
夏休みも残り少なくなったので、急きょ昆虫採集に切り替えることにしたというのだ。
またまた出番だ。張り切るジジ。
ジジが息子の家族みんなを連れて午後から穴場へ向かった。
だが、あいにく小雨が降ってきて、途中で切り上げて帰ってきた。
せめてメインになる昆虫があれば格好がつくのだが・・・。
まず最初に、我が家の畑に飛んできたアゲハちょうを捕まえた。
この頃は運悪く天候がぐずつき、曇ったり雨だったりで引き返してくることもあった。
昆虫だって天気が悪い日はノコノコ出てこない。
それでも、黒アゲハちょうを捕まえてきた。
それらをラップを張ったダンボールの箱に入れて息子に渡した。
あとは、オニやんまかギンやんまがいれば・・・何とか格好がつく。
ジジも若いころはトンボ網やかごを持ち、子供たちを連れてあちこち出歩いたものだ。
セミのコムシを捕まえてきて、晩遅くまで起きて、コムシの背中を割って孵化してくるところを観察したり、朝セミが飛び立っていく瞬間を見送ったり。
池からトンボのヤゴを捕まえてきて、餌として生きた虫を与えるために、子供たちと一緒に虫やミミズを捕ってきて、成虫するまで育てたりした。
羽化したばかりのキラキラした羽根のトンボを大空に帰してやったりもした。
今度はそれと同じことを、娘や息子が自分の子供にしている姿をみて微笑ましく思った。
さて数日後、息子と孫二人で行ってオニやんまを捕まえたと連絡があった。
その後ジジも別の場所でオニやんまを捕まえたので、一応はそろった。
孫たちの夏休みはこうして終わったが、ジジの夏休みも終わった。
さて、来年のジジは飛んでるトンボや蝶に追いつくことができるか・・・?
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