ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

民主壊滅 節穴でなかった国民の眼

2012年12月17日 | Weblog

民主党が壊滅するほど大敗した今回の総選挙。
民主党政治に落胆した国民の失望が噴き出した結果と言えそうだ。
国民の眼は節穴でなかったということだ。

大見得を切った約束をことごとく破って、官僚にはいいように手玉に取られ、自民党よりも後退するばかり。
それぞれの議員の信念のなさもあきれるばかり。
国民のことなど眼中にない。党のことさえそっちのけ。ただひたすら自分と身内の利害や保身だけで行動していた。

今回は同時に、「日本の政治は変わらない」ことを再確認した選挙でもあった。
05年の小泉郵政選挙で自民党大勝、09年は民主党が大勝して政権交代した。
3年前に民主党政権ができたとき、少しは日本の政治が変わるだろうと多くの国民が期待した。自分の1票が政治を動かすことができると実感した。
だが、何一つ変わらなかった。
そして今回、自民党が大勝するシーソーゲームになった。

政権が交代したのだから一見すると、民意によって政治を変えることができることを証明しているように見えるが、「どの政党を選んでも変わらない」という白けた気分に支配された諦めが招いた結果ではなかったか。

おそらく自民党を中心とする政権が、これから長期にわたって継続することになる。
ずるずると惰性で流れていくに違いない。
国民の痛みを伴う改革などほとんど期待薄。長期低迷、じり貧から抜け出すのは不可能に近い。
そしてことごとく将来世代につけを残してしまう。



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