国民から高い支持を受けている鳩山政権だが、アキレスけんは首相の政治資金だ。
首相の政治団体の不明朗な「政治献金」が次々に明るみに出てきた。
「故人献金」などと冷やかされていたが、冷やかしで済まされない雲行きになってきた。
政治資金収支報告書の基になった会計帳簿からしてまるでデタラメで、献金者の多くは事務所にあった名刺や手紙などから勝手に引用したり、鳩山家に関係する団体の名簿から引用して記載していたという。
最初の作成段階から帳簿の体をなしていないということだ。相当深刻である。
政権の一番のダメージになりそうな気配である。
もう一つ政権が足を取られそうなのが、亀井郵政担当大臣。
日本郵政が最終的にどういう姿になるかは見えないが、西川善文氏を辞めさせたあとの社長に、大蔵事務次官の斎藤次郎氏を起用し、そればかりか4人の副社長うち元官僚を2人起用した人事にはあきれてしまった。
脱官僚を旗印にしていたが、あっさり足蹴にされた。
郵政が「民」から「官」へ逆流するとの印象を与え、元の国営郵政の復活、財政投融資の復活になるのではないかという疑念が消えない。
自公政権打倒を最大のターゲットにして連携することになったものの、国民新党と民主党では議員の体質も政策も異質だったのだから、摩擦は覚悟の上だったのだろうが、亀井大臣の暴走ぶりはこれからも波紋を投げそうだ。
鳩山首相の指導力を問われることでもある。
首相の政治団体の不明朗な「政治献金」が次々に明るみに出てきた。
「故人献金」などと冷やかされていたが、冷やかしで済まされない雲行きになってきた。
政治資金収支報告書の基になった会計帳簿からしてまるでデタラメで、献金者の多くは事務所にあった名刺や手紙などから勝手に引用したり、鳩山家に関係する団体の名簿から引用して記載していたという。
最初の作成段階から帳簿の体をなしていないということだ。相当深刻である。
政権の一番のダメージになりそうな気配である。
もう一つ政権が足を取られそうなのが、亀井郵政担当大臣。
日本郵政が最終的にどういう姿になるかは見えないが、西川善文氏を辞めさせたあとの社長に、大蔵事務次官の斎藤次郎氏を起用し、そればかりか4人の副社長うち元官僚を2人起用した人事にはあきれてしまった。
脱官僚を旗印にしていたが、あっさり足蹴にされた。
郵政が「民」から「官」へ逆流するとの印象を与え、元の国営郵政の復活、財政投融資の復活になるのではないかという疑念が消えない。
自公政権打倒を最大のターゲットにして連携することになったものの、国民新党と民主党では議員の体質も政策も異質だったのだから、摩擦は覚悟の上だったのだろうが、亀井大臣の暴走ぶりはこれからも波紋を投げそうだ。
鳩山首相の指導力を問われることでもある。
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