引退市議が海外視察

札幌市議会でつい最近、自民党議員４人の海外視察旅行が「無駄な出張でないか」と市民グループから指摘された。　オリンピック招致８日間欧州視察だという。
「来年３月で引退を表明している４議員だけで、なぜ一緒にヨーロッパ視察をする必要があったのか。これは議員たちの“引退旅行”ではないのか。」という素朴な疑念はまったく同感。的中というところでしょう。
「残された任期の中で、精いっぱい活動を行っていきたい。」という議員側の回答だったという。　あきれて吹き出してしまった。

「観光も議員が行けば視察なり」　という川柳をサイトで見つけた。

中空知４市の市議会で親睦ゴルフ大会を行ったが、賞品代は議長交際費から支出していた。財政再建団体になる夕張市の議長も参加した。　
プレー後に「財政状況が厳しいこともあり今後は自粛しよう。」と意見交換したという。
意見交換したなんて言ってるが、ゴルフスコアの意見交換だったのではないですか？　苦しい弁解にしか聞こえない。

危機的なこんな状況だからと、キャンセルしようと思えばできるのに、未練がましくこれが最後になるかも知れないから・・・なんて思ったんでしょうね。 親にゲーム機を取り上げられた子供が「お願い！あと1回だけ、これで最後にするから」と言うのと似てる。
和気あいあいで「ナイスショット！」なんてコースを歩いて、さぞ楽しかった事でしょう。
４市とも財政状況はとても厳しいといわれているのに・・・。なんでもいいからお金をひねり出そうというさもしい根性ですね。 財政逼迫したのは自分たちとは関係ないという意識なのでしょう。