ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

セレブな労働組合

2006年03月08日 | Weblog
組合が、パート、派遣、臨時などの正規労働者以外を加入させると、問題が複雑になる。
賃率や手当ての違い、変則の雇用形態、働く条件の違い。そこに目を向けると、組合の自己矛盾に突き当たり、一筋縄で行かなくなる。
低賃金の中から組合費を払って加入しても割に合わない、という現実的な問題もあるだろう。 
けれども、このようなことに目をそむけていては、組合は “ものとり”、“ごり押し”、のイメージを払拭できない。

大阪で支給されてきた、一般には到底受け入れられない名目の手当ては、組合が深く関与してきたことだ。自分たちが得するように見境なく働きかけた結果だ。
いっそ、労働組合は、「底辺にいる労働者は切り捨てて、労働条件のよい労働者だけを対象にしている。」と表明したほうがよいかもしれない。 
それこそ最近はやりの言葉で、労働組合は「セレブな労働者の集まりだ」、ということにしたらいいかも(笑)

それにしても、選挙ばかりはどの組合も一生懸命だ。選挙運動することが政治活動をしていることだ、と混同している幹部も多い。
特定の候補や特定の政党を応援するのが選挙運動である。
政治活動は、自分たちの主義主張を実現するため、世の中をよくするために働きかけることである。各政党や活動団体と等距離にあって、基本的には個々の政策で判断する。
だから、個々の政策を見てあるときは自民党の政策を応援することもあれば、あるときは共産党の主張を応援することでよい。


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1 コメント

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Unknown (とんでるかずくん)
2006-03-08 21:41:01
こうして考えると、日本航空に9個の組合があるというのは、正しいかもしれないですね。



「選挙ばかりはどの組合も一生懸命だ。選挙運動することが政治活動をしていることだ、と混同している幹部も多い。」



組合を卒業したら政治家だ、と勘違いしてる人が多くて、そういうひとのためにせんきょかつどうさせられるのも迷惑ですよね。

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