ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

恐竜が卵から・・・

2006年07月26日 | Weblog
息子が用事のついでに3歳半の孫を連れてくるというので、ババは近くのスーパーで孫が喜びそうな物がないかを物色・・・。
おもしろそうな物をみつけた! なんと箱には「恐竜の卵」なんて書いてあり卵が1個はいっている。 孫なら絶対喜ぶぞ! ババは2個買い求めた。
説明では鶏卵大の「恐竜の卵」は硬く、水を入れたコップに浸しておくと24時間以上経つと卵の殻にヒビが入って、恐竜の子どもが徐々に出てくる・・・という設定。

買ってから思ったのだが、あの子が24時間も待てるはずがない。 出てこないと言って泣き出すのではないか。ちゃんと説明したら分かってくれるかな?・・・とだんだん心配になってきた。
案の定、孫は箱から出してすぐ遊べるものと思っている。
ジジババは孫の前にコップを置いて、こうやって・・・と実演し、家に帰ってチチハハと一緒にやりなさいと説明すると、孫も渋々承知?してくれた。
すると恐竜を想像してか、いてもたってもいられない様子。 来たばかりなのに、「早くおうちに帰りたいな・・・!」と何度も言う。その口調に実感がこもっている。
持参してきた恐竜カードもそっちのけ。 そして大事そうに卵の箱を持って帰って行った。

孫は水をいれた蓋付き容器に卵を入れてもらったものの、卵がなかなかかえらないことにグズグズしたり、蓋をはずしたりして水をこぼしあたりをびちゃびちゃにしていたらしい。
お嫁さん曰く 「えらい大変な物を買ってもらったなぁー」と。

午前1時ころお嫁さんからメールが・・・。 「早産になりました!・・・。」 とある。
孫は卵が気になってなかなか寝付かない。2人の妹たちも寝つけないでいたようだ。
そのうち卵を布団まで持ち込みそうな気配だったらしい。 手を焼いた息子がとうとう風呂場で卵をたたいて割ってやったとのこと。

たぶん本来は、中の恐竜の人形が水を吸収して膨らんで大きくなり、卵にヒビが入ってきて頭を出してくる・・・、 という手はずなのだろう。割ったので水を吸収する暇もなく小さいまま出てきたらしい。
子供にしたら、卵の中から人形が出てくるなんて驚きだったろう。

孫は電話口でジジに、「たまごから何か出てきたんだよね。恐竜なんだよね・・・。」と明らかに興奮した大きい声だ。
午前1時過ぎまで、息子夫婦と孫3人、ジジババみんなを巻き込んだ騒動だった。
お嫁さんが後で水に入れて大きくなった恐竜の写メールを送ってくれた。
「こんな手のかかるものはもう買わないように・・・。」とお嫁さんに言われそうかなぁ。



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