ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

中国・インドが注目―世界経済

2007年01月17日 | Weblog
今年一年の世界経済―注目はやはり、引き続いて中国とインドだろう。少しのリスクはあるが、余裕資金があるなら一番効率よい投資先となりそうだ。

中国は、沿岸部と内陸の貧富の差が拡大していることや、急激な変化でさまざまなひずみが浮き彫りになってきている。
しかし多少の紆余曲折はあっても総じて、目の前の生活が向上している現実が原動力となって活力を保ち続けるに違いない。ビジネスでは中国が共産主義国というイメージはあまり聞かれない。
インドはカースト制度が残る古い体質の途上国というイメージが残っているが、ITで世界をリードするほどの力があり、サービス産業も充実している。人材の宝庫の感がある。世界的に競争力のある企業も多いということだ。
両国とも経済成長が目覚しい。

ブラジルは、穏健な左派政権でアメリカとも協調を取っている。中国との親密な関係を築いているし、鉱物資源や農産物ばかりでなく、自動車・航空機など工業技術も高い。自動車燃料としてのバイオエタノールも注目を集めている。着実に成長しそうだ。
BRICs残りのひとつロシアは、石油収益が急増して経済成長も高いようだ。しかしプーチン大統領のエネルギー支配を狙った露骨なやり口は、むしろ中国以上に共産党独裁を連想させる。 
今は石油や天然ガスで潤っているものの、こういう強権的なことをしていると西欧に警戒され、結果的に成長への足かせになるに違いない。

4カ国とも貧富の差が非常に大きいという課題と社会的不安を抱えている。救いは割合に政権基盤が安定しているので、しばらくは現政権が続くと読むことができる。
しかし中央集権的で突然政策が急変する危険を抱えている。自由と民主主義の成熟度合いが今後の成長を計るバロメータの一つだが、どのように舵取りをしていくか・・・?

経済優先による環境問題、人権問題などでひずみが見られるものの、中国、インド両国が順調に成長・発展しそうだ。経済発展で国民が豊かになり中産階級が増えている。外国から見ると、消費地としても魅力的な市場となる。国の経済力が高まると海外との結びつきが強まり、さらに推進力になる。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿