270万人にも及ぶという認知症の高齢者。更に予備軍も入れたらもっと膨れ上がる。
あるスーパーでは、従業員みんなが「認知症」を勉強していた。
認知症の買い物行動を知って、地域みんなで支えようという試みらしい。
ここでは、客だった年寄りが高齢と共に認知症を発症し、他人の買い物かごから自分のかごに商品を移し入れたり、レジを通さないで持ち帰ろうとしたりする。
盗むという気はないのだから、いきなり腕をムンズ・・・とつかんで驚かせてはいけない。優しく接して、時には家族に連絡する‥などだ。
ATM機械の前で暗証番号をわすれてじっとたたずんでる高齢者もいるらしい。
軽度認知症障害には、進行をおさえるプログラムが成果をあげているともいう。
有酸素運動などプログラムをこなすことによって脳の血流が改善される。
みんなで楽しみながら身体を動かすことが一番だ。
知人の母親がこの認知症だ。
80才過ぎて一人住まいだったが、鍋を焦がしたり、同じものをいくつも買って冷蔵庫の中がいっぱい。
自分で「最近何か変だ・・・」という本人の訴えがあって、受診したら認知症の診断。
現在は施設に入居中だが、電話がかかってきて意味不明なことを言ったり、しっかり教えたことが電話を切った途端、また確認する電話が鳴る。
本人いわく、「振り向いたら忘れてる・・・」と弁解するらしい。
認知症のメカニズムはまだ解明されてないが、予備軍の段階から予防する取り組みが大事のようだ。
ババはたまにスーパーで、駐車した場所がこんがらかってしまうことがある。
こんな時はたいていボーッとしていて、しっかり確認しておこうという気が失せているのだ。マイカーを見つけたときはホッとする。
自分でも危ない、危ないと思いながら苦笑してしまう。
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