ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

今年も、後4ヶ月しかない

2011-08-31 20:52:17 | Weblog


晴れたけど、蒸し暑い一日だった。
下(南)から大きな台風が熱風を押し上げている。
北にある高気圧も勢力が強いので、なかなか突破出来ないでいる。

昨日は、午前中「モルダウ」スメタナをアコーディオン用に書いて、
午後から中央図書館に出かけて、カードを作り、
音楽関係の本を3冊ばかり借りた。
「あがり」を克服する(もう「あがり」なんか怖くない!!)ヴァイオリン奏者の為に書かれた本だけど・・・・
「ニューヨーク・チェロ修行」石川敦子著
「オーケストラの職人たち」岩城宏之著

中央図書館は、駐車場の時間制限が30分~60分、無料だけど、
書棚の影や、コーナーや、なんか至る所に、読書用の椅子が用意してあって、
主に年配者が中心だけど、読書している人、昼寝をしている人、いろいろ・・・・・
書棚の角を曲がったら、人が寝てたりするから時々「ぎょっ」っとする。
地下にレストランがあるみたいで、昨日はカレーの匂いがしてた。
この前来たときは「肉じゃが」の匂いだった・・・・(ほんまかいな・・・・・)

今日は、朝から音響機材を一式積み込んで、ニセコに走った。
午前中、コーラス練習「ビリーヴ」「また君に恋してる」音とり。
新しいメンバーが加わり、パート分けに苦労する。

先週、ニセコ町文化協会主宰のコンサートがあって、札幌のジャズメンが6~7人、公民館のステージに上がった。
公民館のステージは床が抜ける危険性があった為、急遽、床下の根田の補強工事をして無事にコンサートを
終わらせた・・・・と聞いた。
私達は春から、グランドピアノをこの位置(ステージのど真ん中)から絶対ずらさないでくれ!!・・・と
言われていた、ピアノの先生はそれでも、鍵盤を叩く度に「ぼよんぼよん」と床が揺れるので怖いと言ってた。
これで、ピアノのステージ上の移動が可能になった。

午後からは、久しぶりのアンプを通しての大正琴の練習。
30分前に入って、セット、音量調整する。
「ラ・クンパルシータ」withアコーディオン、「越後絶唱」「高校3年生」「せんせい」「くちなしの花」
クンパル以外は遠藤実先生の作品を集めた、・・・・・なかなか揃わない・・・・・苦労する。

ニセコ町文化祭は、例年通り10月31日,開会式、コーラスも大正琴も11月1日(火曜日)夜、発表としていただいた。
私が札幌から1回で済むように・・・感謝している。
公民館ステージの床が抜ける心配も、「ひとまず」解消された。

中山峠で、この前の日曜日、生徒さんに渡した「真珠採りのタンゴ」2小節目のBassの音符がおかしい・・・
コードネームはBbなのに、チャにラ(A)の音が書かれている、これは間違いですか・・・?・・という電話が入る。
「ごめんなさい、今、手元に楽譜が無いので、家に帰ってから・・・・・」と返事する。
そう、音符の打ち間違いは多い、書き終わった後、チェックはするけど、見落としている。

今日の昼休み、友人の家(希望の星)に立ち寄った、眠そうだったけど??、元気そうだった???。
皆、60歳目の前でもバリバリ・・音を立てて働いてる。
もちっと元気が出るように!!(燃料)を差し入れした。

この大きな台風が抜けると、一気に秋が訪れるだろう。
今年も、後4ヶ月しかない。

これからなんだ・・・・!!!

2011-08-29 14:20:33 | Weblog


土曜、日曜と好天に恵まれ、いろんなことがあった。

名古屋の山本楽器(アコーディオン専門店)創設者、山本章さんの訃報が、土曜の朝から入り始め、
お寺を確認したり、お悔やみ電報を打ったりして、大通り3丁目に走った。
原子力発電に反対する人々の集会に参加し、アコーディオンを弾き続けた。

私としては、名古屋にお招きいただいた時、お世話になった方々、また、はじめてお会いした山本さんの
優しいお人柄に触れた、あの頃のことを思い出しながら、「名古屋に届け!!・・・」とばかりに、
弾いていた、背中に大きな原子力発電反対の横断幕を背負ってたので・・・?、道行く人々の反応は冷ややか(無関心)だった。

日曜日は、朝から健康診断に出かけ、血液を4本抜き取られた、検尿、眼底、心電図、レントゲン・・・とお決まりのコース。
3週間後には、結果が出るので、また、大きな病院に行って「精密検査しなさい!!」と言われるだろう・・・・。
午後からは、同じ区民センターで、20:00時過ぎまでレッスン。
最後は、手風琴倶楽部の久しぶりの練習だった。
今年は、春から同じ曲を集中して練習しているので、まとまりが出て来た。
音も聞こえ、そろえられるように『やっと』なって来た。
アンサンブルは難しい。

今日は、午前中、映画「チェルノブイリハート」をTOMOKOさんと見に行った。
その映画を見て、言葉を無くし、暗闇の中で、わけも無く泣いていた。
チェルノブイリの原子力発電所事故から25年の時が流れている、にもかかわらず
人々、特に子ども達(当時:子どもだった人々を含めて)への、放射能が原因とされる病気(様々な障害を含む)の進行が
「凄まじかった」『ここに来て』心臓に障害『チェルノブイリハート』を持つ子ども達が、沢山生まれて来ている。

映画は、60分、淡々とした口調で語られて行く。

映画を見た後、「これからなんだ・・・・!!!」「まだ、何も、はじまっていないのかも知れない」・・と暗澹たる気持ちに追いやられた。
あの映画を見て、一人ぽっちでも、みんな無関心でも、絶対原子力発電所には反対しようと思った。

友人・知人・取引先、親兄弟、親戚、お世話になった人々に、電力会社の人がいたとしても、
原子力発電所には反対しようと思った。

内部被爆、食物から放射性物質の体内への蓄積、海への非常に高いレベルの放射能垂れ流し、何事もなかったのように、あまり表に出てこない。
この国の暫定基準値500ベクレル、120~87(456~423)ベクレルのお米、キノコ、木の実(ジャム)ほうれん草、etc・etc・を毎日食べ続けたらどうなるのか?
特に、子ども達はどうなるのか・・・・・・・・・。

かの国のかの地域に住む、高校生たちが証明してくれている。

そう・・・・だれも、いつもいつも放射能のこと、原子力発電所のこと・・・を書きたい、考えたいとは思わない。
25年後と言えば、いま60歳の人々が何人生き残っているのだろうか・・・・?
そのころから「福島の心臓」を持つ子ども達が生まれはじめる、
海は既に取り返しのつかない状態に追い込まれているだろう。

このままでは、子ども達を守れない。

激しい雷雨に見舞われた!!

2011-08-27 05:48:23 | Weblog


昨日は、激しい雷雨に見舞われた。
南沢、私達の家の周りはポタリとも降らなかったけど、
A4横ファイルを求めて、コーチャンフォーへ走る途中で、上空を過ぎる真っ黒い雲の塊に遭遇した。
車のワイパーが間に合わないほどの激しい雨・雨・雨・・・・・・・
慌てて本屋さんの地下駐車場に逃げ込んだ。
屋外の駐車場は10Cmほどのプールになっていた。

おばあちゃんはDAYの日、TOMOKOさんは近くの会館・読み聞かせの講習会へチャリで出かけていた。
マット類、洗濯物が屋外に干されたまま・・・・
泡食って、カップラーメン買って帰った・・・・けど、
家の周りは、普通だった?!?!。

A4横ファイルは、自分のレパートリー曲の整理に使う、
様々な楽譜をそろえていても、いつも胡散霧散してしまう、
ちょっと、出てこないフレーズあったりする、そんなときどうしても
楽譜が整理してあると、すぐに引っ張りだせる。
A3サイズをA4サイズに縮小して管理する。
とりあえずとファイル2冊買ったけど、ぜんぜん間に合わなかった。
直ぐに買い足して、中身だけも買い足して間に合わせている。

覚えることより、忘れることの方が確実に多くなってるので
頭の中は、どんどんスカスカになってきた。

名古屋、山本楽器、前店主「山本章」さんの訃報が入る、
時代がどんどん移り過ぎて行く。
ご冥福を祈る。



初秋の香りが窓の外から流れ込んで来る・・・・

2011-08-26 07:29:48 | Weblog


綿の厚手長袖シャツの上に、ウィンドブレーカーが必要になった。
早朝、河原に出ると風が吹き抜けるので、体感温度が10℃前後になる。
湿度がちょうど良い具合に抜けて、初秋の香りが窓の外から流れ込んで来る。
過ぎてしまえば、「あっ」と言う間の夏。

おばあちゃんは、「寒い・寒い」の連発な毎日となって来た。
電力会社に行って、20Aの契約を30Aに上げてもらったり、
おばあちゃんの部屋に電気カーペット、電気毛布、電気OILヒーターの準備を始める。
私達もこの札幌の借家の冬ははじめて・・・・・
ニセコは大体。人気の無い体育館がマイナス5℃、トイレは凍結防止の為に10℃前後、
あの器(うつわ)をすべて暖めることは、最初から考えなかった。
非常に「風通しの良い」健康的な家屋(校舎)だった。
それでも、1ヶ月の電気使用料が35000~50000円、灯油・ガス・薪となると、もう
それは筆舌につくしがたい???・・・金額となった。
冬は、大阪に疎開して、夏だけニセコで・・・・という夫婦間会議は幾度と無く開催されたけど、
それらの計画は一度も実行されなかった。
どんな所でも、住めば都・・・・

・・・・・そう、住めば都・・・・・
ある日、突然「ここはもう住めないから出て行ってください!!」「もう二度と戻れません」
「ワン公も・牛さんも・鶏も・放置してとにかく出て行ってください!!」「出て行かなければ、命は保証されません」
あまりにも理不尽なことが現実に起きた。
その人々は、人生のもっとも大切な場所から、無理矢理引きはがされ、何も知らされないまま・・・・・・・・・・避難?生活を余儀なくされた。
防護服を着用しての一時帰宅を「認める・許す」・・・・なんで「お前に」許されなくては自分の家に戻れないのか?・・なんで「お前」に認められなければ自分の家に戻れないのか?
勝手に、人が浴びる放射能の年間許容線量をとんでもない数値に引き上げといて、一時帰宅を「認める」も「許す」も無いだろう。
それなら「認める」「許す」というのなら、この国が決めた、一般の人々の年間許容線量を「守れ!!」
守れないのなら、あなた達に「認める」とか「許す」とかいう「資格」は無い。
国家は守らなければならない・・・けど・・・国家の構成員はそこに暮らす「人々」だ。
そこに暮らす罪なき人々を守れないのなら、国家としての資格を放棄したに等しい。

「黙って」高濃度の放射能汚染水を海に大量に「たれ流し」続けるのは「海洋汚染 of 不法投棄」犯罪行為ではなかったのか・・・?
諸外国から訴えられても反論出来ない、国家間の信頼関係がきわめて危うい状況に陥る。
原因はともかく、「一企業の」壊滅的事故の責を「知らぬ間に」全ての国民が負わされることとなる。
私達は、若い世代、子ども達に「負の遺産」しか残せないのだろうか・・・・?
この国は、民(たみ)を守ることを放棄した、私達は自分でなんとかして行かなくてはならない。

秋のコンサートの案内が沢山寄せられる季節となった。
カレンダーを見つめながら、空いてる日時があれば出かけようと思う。


もう・誰も・・・・・・!

2011-08-24 06:16:01 | Weblog
~~

長袖のシャツを一枚、羽織って丁度良い朝となった。
気温は15℃前後なのだろう、
中央図書館で借りた「日本怪魚伝」という本を読んでいる。
四万十川であったり、琵琶湖であったり、富山湾、奥只見湖、大鳥池・・・・・・・
昔、読んでいた作家・開高健さんの足跡と重なる部分は少なからずある。
北海道のイトウも登場する。

子供の頃、近所の大きなため池では、時々1mはあろうかと思われる鯉があがった。
大水が出れば、氾濫した田んぼにやはり1mもの鯉がため池から群れをなして出張してきた。
大の「おとな」が子供のように驚喜して鯉を追った。
「こども」ながらに不思議な光景だった。
子供の仕掛けにも時々、馬鹿でかい?と思われる魚が食いついた。
でもそんな子供の仕掛け・力ではとても太刀打ちできる相手ではなかった、
大きな岩?かなにかにひっかかった・・???・・・とその岩が動き始める・・・
深みへ深みへ・・と竿ごと引き抜かれて仕舞うこともあった。
夕暮れ時になると岸から遠い湖面で、魚達が跳ねた。
夏休みは、朝から晩まで、家の前の川に入って魚を追っていた。
そんな記憶しかない。
尼崎市の郊外でも、充分、自然は豊かだった。

川に入るか、野球をするかそれくらいだった。
鮒や鮠(ハヤ)のことと、投手の投げる球のことだけ考えていれば良かった。
朝寝坊で、ラジオ体操はしょっちゅう遅刻して叱られた。
糠味噌漬けとみそ汁で朝ご飯、昼はいつも冷や麦だった、兄弟で赤や青、緑の麺を奪い合った。
夜はカレーライスが唯一のごちそうだった。
大きな蚊帳をひとつ吊るして、雑魚寝した。
窓は開け放たれているので、川面を無数の蛍が飛び交った。
家の中にも蛍は沢山訪れた。
無数の蛍をかごに詰め込んで本を読もうとしたけど、真っ暗だった。

正に、ファンタジーの世界「そのもの」だった、
テレビも扇風機も冷蔵庫も、洗濯機も何も無かった、
川の水で、トマトやスイカを冷やしていただき、裸電球一つあれば良かった。
台風が来て、ロウソクが用意されたりすると、期待で胸がワクワクした、早く停電しろ!!と心の中で呟いていた。

・・・・・・・・・・・・50年・・・・・・・・・・・・・・

50年・・・しか・・・・50年・・・・・・・も
「しか」or「も」 どっちなんだろう?と考える。
母一人、六人の子供、米櫃は空っぽ・・・・・
夕方になると、母は西の空を眺めてため息をつくことが多かった・・・・けど、
腹一杯カレーライスが食べたかった・・・・・けど、
あんなに豊かで、幸せな「時空」はもう何処を探しても無い。

私達は、これほどまでに「愚かな成長」を遂げてしまった。
たった50年でこれほど「愚か」なのだから、この先は考える必要すら無い。
もう・誰も生き残れない。

午前中、激しい雷雨!

2011-08-20 22:43:25 | Weblog
・・・・


今日は、激しい夕立があった。
雨が降り出す前に、強い風が吹き、近くで雷の音がした。
午前中、激しい雷雨・・・家の中が真っ暗になった。

朝から晩まで、殆ど一日中SONOLAを弾いていた。
この音色を聞いてしまったので、もう後には戻れない、
非常に、厳しい状況に追い込まれている、
ひたすら弾くしか無い、今から(この年齢とし)だから
果たして自分に近づいてくれるのか、自分で可能な限りにじり寄って行く・・・
後に戻れないというのは、不安だ。
それでも、一日中アコーディオンを弾いてて良い、環境になれたことを、全ての「人」に感謝している。

夜になって、「てなもんや三度笠」とパタゴニアで開催された「アドベンチャー・レース」を見た。
「てなもんや三度笠」はおそらく関西の人間しか分からない世界・・・・見入ってしまったけど、『言葉』が出なかった。
家にテレビがあったのか、無かったのか・・・?  オート三輪がまだ走ってた頃の話・・・・。
「アドベンチャー・レース」は感動した。

ダイマから12月8日(木曜日)ダニエル・コランの札幌公演の案内と協賛協力の電話をいただいた。
札幌では、所謂コンサート(演奏会)形式ではなく、バル(飲食付き)形式の公演にしたいそうだ。

明日から、お盆期間の旧業週?が終わる。


「くっそ~~」と思っても蹴飛ばす力も無い

2011-08-19 23:13:03 | Weblog


昨夜のうちに、シャツを2枚汗で濡らして、蘇った。

北海道知事の「容認」発言以降、私にしては、沢山のコメントをいただいている。

『何処かの町村では、広く住民の皆様のご意見をお聞きして、町政に・・・・云々カンヌン・・
 それは役場の中に「これだけは・・」とか「なんとしてでも・・・」とかいう指針・目指す所・が何も無いから
 それだけ「聞くだけ」に終わる、一つの筋が通った政策ひとつ貫けない ~~~~~~~~~~[もうそんな(まやかし)に時間を奪われるのは止めましょう]
 本気で、やる気があるなら、あなたたち(お前ら)がやれば良い・・・』

もしくは

『最初から、答えは決まってるのに、振りをする』
 それなら、最初から「私が全部責任を持つから、どうか皆さん・・・」というべきではないか、
「議論を重ねた振りをする・・」「意見を、質問を、聞いた振りをする・・」

やり方は、いろいろだけど、お粗末だ。

海の放射能汚染のことは、誰も何も言わない。
これから収穫される作物も全て500ベクレルという「暫定基準値」で振り分けられる。
この米は480ベクレル、この米は57ベクレルというシールが貼られている訳ではない。
お米は毎日いただく、子供達に選んであげられない。
このほうれん草は89ベクレル、この里芋は105ベクレル、このリンゴは32ベクレル、
せめて「放射能汚染シール」が張られていたら、子供達により汚染の少ない食物を選んであげられる。
国という形が損なわれたとしても、より多くの人々を守ることの方が大切だった思う。
誰も、何も言わないけど、福島の事故は何も終わっていない。


人が熱を出して「うんうん」唸っていたら、「ルゥ」はどうしたのか・・?と顔をぺろりとする、
そして、糞暑いのに私のベッドに潜り込んで、添い寝をする、「くっそ~~」と思っても蹴飛ばす力も無い。






こんな日もある。

2011-08-18 20:45:44 | Weblog


風邪で熱を出して倒れてた。
夜になって、沢山汗をかいたので、もう大丈夫だと思う。
珍しく、何も食べれなくなった。

明日は、またエルム教室のレッスンで頑張る。

それでも今日はスパイ映画を1本見た。

こんな日もある。

単旋律で歌う所は、もっともっとリズムが自由に「流れ」て行かないと・・・・

2011-08-17 19:58:09 | Weblog
 後 

今日は、朝から、ビリーボーン楽団の「夕日に赤い帆」の楽譜!!!と
注文が入った。きのう散々パソコンとにらめっこしてたので、今日はお休み!!・・と決めてたけど、
またまた、朝からyou tubeへ行って、「夕日に赤い帆」聞いて、耳コピして
簡単な楽譜を書いた。ご注文いただいた、おじいちゃんの顔を思い浮かべながら、Bass部の音を入れて行く。
おじいちゃんが、自分で弾けなければ意味が無い、午前中に仕上げて、郵便で送った。

そうこうしている内に、HAA会員の訃報が入る、
奥様から指名で、通夜の席で、Sさんにアコーディオン弾いてもらいたい・・・という電話が、事務局に入る。
ところが、Sさんの家の電話番号、誰も知らない(店の電話は皆知っている)
探して探して、探してもらって、やっと連絡がついた。
Sさんにお願いして、一件落着。

午後からは、自宅レッスン、
ただ、弾けるだけでは、「だめ」で何を伝えたいのか、自分で明確に意識して
その為の練習をするように!!・・・ちょっと厳しくなって来た。
曖昧な表現は、そのままにしておいたら、「だめ」聞く人には、何も伝わらない。
単旋律で歌う所は、もっともっとリズムが自由に「流れ」て行かないと・・・・
その為に、蛇腹をまだまだ自由に使えるように・・・・引く、押すどちらでも、アクセントがしっかり入れられなければ!!
スタジオと違って、自宅のレッスンは時間に余裕があるので、つい一言二言多くなってしまう。

夕方になって、「ルゥ」はビニールを口から吐いた。
一件落着。ほっとする。

夏風邪のようで、夕方薬屋に走って、感冒薬を求めた。

19:00時のニュースで、北海道知事は泊3号機の営業運転を「容認」・・・と国に伝えた。
誰一人として「わしが責任全部もつから、原発でも何でも持って来い!!」・・・・とは言わない。
こそこそ・・・こそこそ・・・・訳の分からない内に、回りはじめる。
「っあ・・あそこが回ったんなら・・・・多分ね!!」何が多分!なのか・・・?
「国は地方を蔑(ないがし)ろにしているという「ご発言」」はただのポーズか?
これ以上、経済の疲弊を見過ごせない・・・・・・その通りです。
でも、今回は、この国にとって「絶好の」と言えるかどうかはいろんな意見があると思うけど、
チャンスだと思った。

昔、作家・遠藤周作さんが「夏の花」を読め!!「夏の花」を読め!!・・・と若者に説いて回った。
原民喜さんが書いた広島原爆の短編だった。若い頃だったから忘れたけど、何度も読み返したと思う。
内部被爆という、まったく同じ過ちを、国はこの福島の事故で完全に封じ込めようとしている。
被害規模は、広島よりはるかに大きいとされているにも、かかわらず、
それらには、一切触れられていない。
もう二度と「泣き寝入りはしない」と言う人々が声を上げ、
「ちょっと待ってよ!!」と今の政治のあり方にやはり「NO」と言えるのであれば、
これが、最後のチャンスだと思った。

しかし、「情報」は非常に、巧みに操られ、私達庶民の前には、何も知らされないまま、
今日まで、来てしまった。そして北海道のおばちゃんは「容認」と国に返事した。
それでも、私達はこれほどまでに愚弄され続けても、生き延びて行かなければならない。
最終的に、政治家は、「どっちを見てるか?」それだけだと思う。





元気に頑張れ・・・!!と送り出した

2011-08-16 17:13:20 | Weblog




朝から、一日中雨だった。
この前の金曜日、風の強い石狩の浜で、「ルゥ」はビニール食って、調子悪くなって来たので、
掛かり付けの動物病院へ行った。
繊維質が大量に含まれたエサと消化を助ける薬をいただいて、2~3日様子を見ようと言うことになった。

昨日、洞窟に潜って出られらくなる映画と「東京原発」という日本映画を見た。
東京都知事が都庁舎の目の前に、原子力発電所を誘致し、地方交付税から何から、一切合切国からセシメて
この困難な都の赤字財政を立て直して行こう・・・と号令一発、会議が動き始めた。
話の真相は、人口5000人の僻地なら、原発建てて良くって、どうして東京に建てたら「ダメ」なんだ。
人の命の重さに「差」があるのか・・・?都会に住む人々は、あまりにも無関心、それでいて、「あほ」ほど電気を
浪費している。リスクがあるとすれば、それらを全て僻地の人々に背負わせて、あまりにも差別的だ。
そんなに『天文学的』に「安全」なら庁舎の前の公園に、原発建てて都の財政を一気に立て直して、何が悪い!!・・・と
都知事はぶち上げた。そうこうしてるうちに、お台場から積み込んだモックス燃料が、子供のテロリスト?に
トラックごと乗っ取られて・・・・・お話は展開して行く。
確か、2004年ころの映画だったけど。
今では、俳優さん達の滑稽な言い回しも、ぜんぜん「笑って見過ごすことが」出来なくなってしまった。
原発を取り巻く状況があまりにも過酷になってしまったから。

洞窟に潜って出られなくなるお話は、とっても「ヘビー」だった。

今日は、パソコンの接続状況が朝からぜんぜん悪くて、
気になっていた、イタリアンメドレーデュオの楽譜を書き始めた。
3曲繋いで、180小節くらいのボリュームになった。
午後になっても終われず、15:00時頃、やっとそれぞれのパートの音の点検をして、
手書きの部分を足して、O大先輩に送った。
半日もマウスで音符を動かしてると、かなり「いらっ」としてくる。
パソコンからは。けったいな音しか出てこないし・・・・・

今日はこの後、名古屋のS大先輩が、『開運お宝なんでも鑑定団』に出演される。
今夜は、なんとか眠らないようにして、頑張って起きていようと思う。

アコーディオンの大先輩方々は、すこぶるお元気だ。

2日間、泊まった息子は、旭川に帰って行った。
ガレージに積み上げてあった、漫画本を山のようにミニカに積み込んで、
ヨドバシで32インチTVを買って、嬉しそうに帰った。
今のうちに、沢山仕事を覚えて欲しい。
元気に頑張れ・・・!!と送り出した。




一雨降るごとに・都会の空も高くなり・忘れていた静けさに・・・・

2011-08-15 05:56:37 | Weblog
・・ざざぶりの・・

昨日の昼過ぎから雨は降り出し、夕暮れ時には猛烈な雨脚となった。
どうせ降るんだったら、これくらいの方がすっきり気持ち良い。
大通りのビアホールは散々だっただろう・・・・・・こんな日もあるさ。

昨年、音楽ステージの音の強さを調べて、OOOデシベル(ベクレル・シーベルト・デハナイ)・・・・・
あんまりやっかましいので、今年は音楽ステージが無くなったそうです。
私は行った訳ではないので、詳細は分かりませんが?
それでも、大通りって、両側が一方通行の3車線道路だし、周りはオフィスビルばっかだし・・・なにがやっかましいのか・・・?と思います。
残業で仕事してる人たちが「くっそ~~~~~わしら、まだ仕事なのに、明るいうちからビール飲みやがって
・・・・と苦情が出たのだろうか?
私の母親も、若い頃は三味線一丁もって、夏のビアホールへ稼ぎに行ってた。
大阪は、阪神デパートの屋上が定番でした。
夏のビアホールって、開放感があって、いつもは飲めない、大きなジョッキもぺろっと飲めてしまうから不思議です。
北海道の夏のビアホールは、暑さ『寒さ?』にムラがありますから、まあ、冷夏の年なんかにあたると、夜、テントの下で
ビール飲んでる人は、殆どいません。

象さんは、一生のうちに6回歯が抜け替わる、最後の歯が抜け落ちると、自分で草とか噛めなくなるので、
1日100Kgの草を、昔は(今は学校給食用のフードプロセッサー・草は業者に頼んでる)人力で刻んでいた
(押切を使って3Cmにカットしていた)それだけで、6~7時間かかった。
現在64歳、井の頭自然文化園のアジア像「はなこ」さんが最高齢。
飼育係の人々の苦労は、なかなかゲージの外には出てこないけど、凄まじい物語がそれぞれの動物とともに日々繰り返されているのだろう。
20Kg、むき身のバナナ・・・とか桁外れの食事量。

さて

       一雨降るごとに・都会の空も高くなり・忘れていた静けさに・人は気づく・・かも知れない

季節が来るのだろう。

しばらくサイレンの音が続いた・・・・・・・

2011-08-14 06:44:20 | Weblog



夜中に、消防自動車のサイレンがけたたましく鳴り響き、あちこちの消防署から
駆けつけたのだろう?・・・・詳細は分からないけど、近所230号線の方で、火事だったと想像される。
しばらくサイレンの音が続いた。

お天気は下り坂で、夕方から本格的な雨の予報。
いつも散歩に歩く、河原への横断道路の縁石の隙間から、コスモスが一輪芽を出し
先頃花をつけた、道路脇に設けられた地域の人々が世話する花壇の花は、この干ばつと日差しの強さで
すっかり枯れてしまったけれど、そのコスモスだけは、何食わぬ顔で花を咲かせている。
去年の種が縁石の隙間に入り込んだのだろう。
毎朝、「ルゥ」とそのコスモスに挨拶して?河原に行き用を足す。
5:00時というのは、まだちょっと早い時間帯で、それほど多くの「お犬様」に挨拶しなくて済む。
時間帯を間違えると、そこら中犬だらけで、歩けなくなる。
「ルゥ」は大きくても小さくても、なんでも近寄って「くんくん」ご挨拶がしたい。
「なんでも」と書いたけど、彼女なりに苦手な奴も存在する。
いきなり「ガウ~~~~ッ」とやられた奴には、その後近づこうとはしない。

今朝方の深夜便ラジオでは、像の飼育係を続けている人のお話を聞けた。
明日も、その後半が聞ける。
どだい・・・・動物園という限られたスペースで、あの大きな像を何十年も飼育して行くことは
半端な仕事ではないと想像できる。
何年もかけて、どのように信頼関係を構築して行くのか、苦労が忍ばれる。
象さん本気になれば?きっとライオンさんより怖いかも知れない。

昨夜のテレビでは、ハイジャンプして頭からすっぽり雪原に刺さり、ネズミを捕獲する「狐」が見られた。
狐のハイジャンプは、過去にこの目で見て腰を抜かす所だった。
2mくらいのワンボックス車の天井には簡単に飛び乗れるかも知れない。
キタキツネも獲物を捕獲する時、いざというときには、平気でそれくらい飛び上がる。

1年が既に半分以上過ぎた。
今年は、少し考えることが出来る年かも知れない。
・・・・・そう・・・・・まさにその「下手な考え」・・・・・・

どんなアコーディオンでも、懇切丁寧に弾いてあげれば、「音色」は育てられる!

2011-08-13 22:00:23 | Weblog


今朝方は長袖、ウインドブレーカーで散歩に出た。
明け方と日中の寒暖差がとても大きい一日となった。
夜明け前から午後までかかって、「サンジャンの私の恋人」「ラストダンスは私と」「アコーディオン弾き」
「悲しき天使inF#m」をアコーディオン用に書いた。いずれの楽譜も、分かりやすく書いた。
楽しく、アコーディオンが学んで行けるようあれこれ考えて書いた。

ニセコは田舎だったので?・・・お盆になると、多分都会から、家族・親戚が墓参りに訪れ、
それに会わせて、スーパーマーケットなどは、混雑したという記憶がある。
札幌は都会なので、皆さん田舎に里帰りされて?、思ったほど混雑も無かった。
そうなんだ、田舎のおじいちゃん・おばあちゃん家に出かけて、街は静かになるんだ。

明日はお盆だけど、カレンダー通りにレッスン日を入れた。
昨年までは、宿泊業と兼務だったので、日程のやりくりに苦労したことを思い出す。
21年間札幌に通い続けて、アコーディオンの教室を維持して来た。
何人もの生徒さんが立派に成長されて、活躍している。
若い人々がアコーディオンを持って、様々なシーンで活躍していただけるのは
本当にありがたく嬉しいことと期待している。
8月24日(水曜日)も・・第85回「かでる2・7」ロビーコンサート 12:20~12:50で
教室のTさんがソロ・デビューする。
挫けることも沢山あるだろうけど、
経験を重ねて欲しい。

少なくとも、「おっさん」よりかは、皆さん見栄えも良いし、良く弾ける。
最近の「おっさん」はSONOLAに係っきりだけど、なかなか厳しく先は見えない。
やわなアコーディオンじゃない。
いつの日か・・・きっと・・・・という思いだけは捨てない。

最近「Fantasy」を求める方が多くなって来た。
自分のことに「かまけてる」時間が沢山あった、ジュリエッティ127クラシカルを駆使して録音されたC.D.・・・。
誰しも、くたばるまで、諦めないのだろう。
どんなアコーディオンでも、懇切丁寧に弾いてあげれば、「音色」は育てられる。
多くのことではなくて「一つのこと」だけが言える「無駄な?音の無い」演奏ができればどんなに幸せだろう。

暑さも峠を越して・・・・・・・

2011-08-12 15:58:34 | Weblog


晴れた。
午前中から、海に向かって走った。
途中、円山のKさん家によって、キューリ、ズッキーニ、桃、をいただいた。
「ルゥ」は久しぶりに。「ユバ」チャン、「ナナ」チャンに会った、皆、元気でありがとう。

とにかく海に向かって走ったら、知らぬ間に、石狩湾の埠頭に来ていた。
埠頭を舞台に毎年開催されている、野外コンサート会場に向かって、歩く人の「波」に出会った。
テント、寝具、ビールサーバー、皆、凄い荷物を転がして、歩いていた。

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2011 in EZO

出演バンドは、「あまた」・・・・オールナイト、2夜連続のROCK FES
布袋寅泰、四人の侍(竹中尚人、奥田民生、山崎まさよし、斉藤和義)
東京スカパラダイスオーケストラ GUEST:上原ひろみ
とかの名前が読み取れる。
ウッドストック、中津川、富士ロック・・・・・・・
息子が13日、RSRに行くので、14・15泊まると電話してきた(クロマニヨンズ?のファン)
通しのチケットだけが、18000円、駐車場は2000円、テントサイト、車サイト込みだと、値段はも少し高くなる。

私達は、人の波とは反対の海に向かって、ひたすら歩いた。
生憎(あいにく)の強風!!!!!。
2~3メートルの白波が立つ浜辺に、地元の高校生グループがチャリで遊びにきていた。
「ルゥ」は波の高さとゴーゴー・・・・音に怖じ気ついた。
でも、海は久しぶりだったので、砂まみれになって遊んだ。

昨夜のKitara小ホール、ほぼ満員だった。
私は最後の5席余りの、真ん中をキープしたので、幸い?席の両側が「空き」という幸運に恵まれた(体系上、暑苦しくなかった)
すぐ前列に、HAA現会長、M先生と弟さん(著名な医師)が見え、挨拶した。
秋吉敏子&ルー・タバキンはビッグバンド時代に大阪の厚生年金大ホールで、聞いた(MINAMATA)
35年とかの時間が流れている。
良い音楽が途切れなかった。

暑さも峠を越して、朝晩の風の冷たさ、気温が下がり始めた。

非常に厳しい選択を迫られる時代が来た!

2011-08-11 06:38:03 | Weblog


連日(北海道にしては)暑い日が続く。
暑くて、風も無く、扇風機もない部屋で、夜中目が覚めて、
放射能防御プロジェクト「8月8日 首都圏150ヵ所放射能土壌調査結果」の記者会見を見ていた。
1時間以上にわたる記者会見で、東京都内、千葉県、埼玉県、茨城県の調査土壌から
普通の世界では考えられない濃度(直ちに立ち入り禁止にしなければならない)の放射能汚染が報告されている。
これは国や行政が行った調査ではなく、民間レベルでの正確な測定調査の結果だった。
未だ、誰も経験することの無かった「放射能汚染」という環境(現実問題)が広がっている。
とにかく、「子供達を守りたい」という声が、圧倒的に多い気がする。
ほとんどの、マスメディアは口を噤(つぐ)んだまま、何も報道しない。
記者会見場の弁護士さんは、『食品添加物のラベル表示と同じ考え方で』
それぞれの食品に放射能汚染度を表示して、販売されて行くべきだという考えを述べておられた。
500がダメで、499がOKという緊急時に適用される「暫定基準値」は消費者にとって
なんの目安にもならないことは明らかだ。
それならば、全ての食品に「OOOベクレル」という表示があれば、
子供達に、より汚染の少ない食品を選択してあげることができる。
後は、大人が食べれば良い。

このままでは、この後、生産者、流通業界、小売業界で商品の販売に関するとてつもない混乱が
起こることは想像出来る。今でも近くの大手スーパーの牛肉売り場を除いてみて欲しい。
国産牛はほとんど店頭に列んでいない。
生産者は、どんどん置き去りにされて行く。
「何の落ち度も無い」牛飼いの人々の胸中は想像を絶する憤(いきどお)りに満ちあふれている。
これらも、全て、想像力を少し働かせれば、誰にでも分かることだ。

私にも、電力会社の知人はいる、誰にも、取引先、友人、知人、親戚で電力会社の人がいない人は無いと思う。
それとこれ(子供達を放射能の汚染から守る)を同じ次元で考えないようにしたい。
非常に厳しい選択を迫られる時代が来た。

来週8月16日(火曜日)「開運お宝なんでも鑑定団」に私の大先輩のアコーディオンプレーヤーが出演される。
上に貼付けた、ピカソのリトグラフを持って東京に出かけられた(名古屋から)
気持ちだけ?アコーディオン演奏も披露される。
大先輩が所有するアコーディオンの値段より、ピカソに高値が付くことを祈るばかりだ。

今日は、午後、自宅レッスン、夜はKItaraで秋吉敏子/ルー・タバキンHOPE希望 コンサート。