3:00時に起きた。
「ルゥ」が、うんだらくんだら,言って来る前に起きた。
父のベットはモヌケの空だ・・・・・
。
昨日の夜、書きっ放しにしていた、「Top of the world」と
今度の映画で使われる曲が,気になったので、点検してみた。
暗くて寒い,秋の早朝。
カーペンターズはコード進行が美しい?
薄明るくなって来た、表の様子が白かった。
5:00時に飛び出したけど、靄で真っ白だった。
その靄の上に、オレンジ色の背景を背負って、羊蹄山の頂き付近が
浮かんでいた。幽玄の世界が有るとすれば,この事を言うのだろう。
「ルゥ」はあんまり幽玄の世界には興味が無い。
そそくさと,自分の臭覚の世界を彷徨っている。
親父は幽玄の世界,ワン公は臭覚の世界。
臭覚の世界がより現実的だ。
「北海道新聞のホームページに、洞爺湖でクランクインした!!・・・と
書いてあるよ!!」東京の娘達は、そんなことまで調べて連絡して来た。
スポーツニュースでは,阪神タイガースと日本ハムファイターズが苦戦
している。タイガースはこれ以上落ちないよう、日ハムは何とか3位以内に
と応援してるが・・・思うようには勝たしてもらえない。
アコーディオンは、メーカーも大きさも、初心者~~ベテラン、どんな
音楽を演奏するのかによって、選択はなかなか難しい。
演奏者の体格も無視出来ない。ただ、自分にピッタリ、相性の良い
アコーディオンには、なかなか巡り会えないのも現実かも知れない。
また、練習を重ねて自分の音色に「してしまう」という選択も充分
考えられる。ただ、いつも抱っこして弾くので,出来れば抱き心地の良い
アコーディオンが欲しいと思う。
私は2台のアコーディオンを普段弾いているけど、
それらは、阿吽の呼吸で、自由に歌える。
人様の,始めての,新しい,色々有るけど、アコーディオンを抱き上げても
なかなか,思うようには歌えない,同じメーカーの同じ機種でも、
それは同じ、一台一台に、普段の演奏者の履歴がはっきりと残っている。
ここで,一気に吹き上がれ!!・・・と思っても(蛇腹を押し込んでも)
糞も鳴らないのが現実です。
何時も,蛇腹の中にある、「空気をどう掴んでいるか」・・・・ほとんど
そんな感じです。蛇腹をどう動かすか?では無く,その中の「空気」を
どう掴んでいるか?・・・・・
自由に流すこともあり(多少漏れても)・・・・
しっかり全体を掴んで0.01mlも逃がさないで、
一つのリードに確実に当てる(その空気を)時もあり・・・
渾身の力を振り絞って、左右のリード9枚くらいに一気に「一瞬」だけ
爆発させることもあり・・・・・
空気を無駄に使わないことが、とても大切です。
初心者のアコーディオンの動きを見ていると、
のべつまくなし、のんべんだらりと蛇腹が動きます。
上手な方の蛇腹の動きには、まったく無駄がありません。
蛇腹もそれほど大きく動きません。
大きく動かなくても,中の空気を大切に使えば、
充分なダイナミックレンジが得られます。
それは,常日頃、如何に歌うか、どんな音色にするのかを
「意識して」練習しなければ,得られません。
最近の私のテーマは,蛇腹をシャープに扱え!!です。
今日はこれから、札幌に向って走ります。
暑い夏を乗り越えて「練習した」多くの生徒さんに会えることが
楽しみです。