ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

羊蹄山は、ここ2~3日、ずっと大きな傘を被ったままだ !

2010-09-30 06:14:58 | Weblog


キリリとした曇り空の朝を迎えた。

昨日、非常に荒れ模様の風の中、
ニセコ沼巡り、アンヌプリ・イワオヌプリ登山を決行したお客様は、
イワオヌプリの頂上付近で、立っていられなくなり(風で)
イワオの山頂は断念した。途中、霰が降った。
雨でなくって、助かったとも思われたそうだ。

オホーツク海上に、大きな低気圧があった。
陸上でも風が強く、海は大時化になった。
羊蹄山は、ここ2~3日、ずっと大きな傘を被ったままだ。
中は?真っ白な雪だろう!!

お爺ちゃんの容態は落ち着き、朋子さんは昨夜遅く帰った。
いつでも大阪に行けるよう、準備はしている。

今週末は、中学生のソフトボール部が倶知安の試合で泊まる。
ここに泊まると、試合の成績が良い?と「げん」も担がれているようだ。

10月に入ると、紅葉を楽しむお客様が訪れる。
紅葉は、その年によって、色合いが異なるので、何とも言えないけど
今年は余り期待出来ないかもしれない。

いよいよ、「秋」本番を迎えようとしている。

今日は、午前中大正琴の練習、午後は個人レッスンの生徒さんが
遠方から見える。
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大阪までの距離はなかなかちじまらない!!

2010-09-28 06:06:34 | Weblog




厚い雲に覆われた、生温い朝だった。
朝から風がザワザワと落ち着かず、木々の枯れ葉がハラハラ
舞い落ちて来る。

昨日、余市公民館で演奏が終わり、控え室で帰り支度をしている時に
携帯の着信に気付いた。
お爺ちゃんが「危篤だ」・・・・・

大正琴のメンバーと直ぐに帰った。
航空機の手配(アコーディオン奏者と航空機の手配師をしている)を
していると、お爺ちゃんの病院から「担当医から話がありますので
ちょっと来て下さい」と電話があった。「ッハイッ!!今日はちょっと
行けませんが、明日お伺いします」・・・朋子さんは早朝千歳空港に
向って走り出した。大阪までの距離はなかなかちじまらない。
私も走りたいが、宿泊のお客様を抱えているので、店を閉める訳には
行かない。必ずどちらかが留守番をする。なかなか切ない時もある。

10月は、国勢調査員をしているので、航空機のチケットを手配しなかった。
11月・12月は既に手配済みだった。8月も・・そう店が忙しくて、
帰れないとお婆ちゃんに説明してたら、お爺ちゃんは再手術になった。
お盆明けに飛んで帰った。

今日の午前中、コーラスの練習・皆様に申し訳ないがキャンセルした。
夜には、文化協会の会議が入っている、こちらは文化祭りの打ち合わせなので
キャンセル出来ない。

9月も終る。

毎朝、カレンダーの書き込みを睨んで、その日の作戦を立てる。
普通に?宿泊業を営み、週のうち半分以上レギュラーの仕事?を持ち、
その他にも、会議、打ち合わせと日程調整を余儀なくされる・・・
好きでやっているとは言え、いったい「何屋さん」何だろうと思う。
人が良い・お役に立ちたい・既に何か背負っているものがある・・・・
と言ってしまえばそれまでだけど・・・・・・。

そしてステージの上から、お爺ちゃん・お婆ちゃん(昨日)様子を
見ながら、心を込めて「水色のワルツ」を演奏する。

自分に与えられたものに、正面から向合っていれば、いつかきっと・・・
と思いつつ、キーボードを叩く。

     
    秋の風 ざわめき 
         
        散りゆく枯れ葉の 後を追い  
             
              明けゆく ニセコの空を見上げる

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笑顔で・・・お出迎え下さった!!

2010-09-27 09:15:20 | Weblog


晴れた・・・。
早朝は貪よりした曇り空だったけど。

昨日は、朝から札幌に向って走っていた。
喜茂別で、「高い税金」を払って、走った。
奥の車『パトランプ付き』から出て来た、課長さんが「やぁ~~先生!!
コチラがお礼しなきゃならないのに・・・・・!!」と
笑顔で・・・お出迎え下さった。
私も「課長さんと、こんな所でお会い出来る何て・・・・光栄です!!」
と言っておいた。!!

レッスンは、13:00時から20:00時近くまで、切れ間無く?頑張った。
「税金払わなくっちゃ!!」みたいなプレッシャーがあったから。

「中山峠も・・覆面?沢山走っていますから・・・・」
「ありがとうございます??月光仮面か・・???」!!

深夜、帰宅、

今日は、余市の公民館へ、演奏に出かける。
お天気も回復したし、
気分を変えて、行こう!!。




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道端に 転がる イモ・きび 秋の空!!

2010-09-26 06:16:26 | Weblog


夜半に激しい雨が、断続的に降った。
その都度、体育館のトタン屋根を突き抜けるのでは?・・と
思った程の激しい雨だった。
一夜明けた、今朝は快晴の日曜日だった。

夜になって、家の中に灯油が一滴も無いことに気付いてスタンドに走った。
18L ¥1404、食堂と体育館の仕事場にストーヴを灯した。

昨夜は、オーストラリアから6台の自転車を飛行機に積み込み、
成田で乗り換え、そのまま千歳まで自転車を飛行機で運び、
6人の、お爺ちゃん、お婆ちゃんが、えっさこら現れた。
私は、シドニーかメルボルンかわからないけど、自転車の航空運賃が
いかほどなのか?知りたかった。

初秋の支笏湖・洞爺湖・そしてニセコ・今日は積丹(しゃこたん)半島まで
サイクリングする。優雅といえば優雅なのかもしれない。
皆さん素敵なジェントルマン、レディーだった。
寒さには閉口しておられたけど・・・・。

昨日は夜遅くまで、「歌声バスdeニセコ」の奏者プロフィールに始まって
HAA用案内文、奏者用、当日の説明文、依頼書、等々
キーボードを叩きまくった。
今日は、それらを郵送、FAXして、一件落着させる。
それと、今日のレッスンの仕込みも重なった。

朝晩はストーヴを炊かないと我慢出来なくなってきた。
高い山は既に白いが、紅葉が駆け足で里へ走り出した。

畑は、急ピッチで作業が続けられている、昨夜の恨めしい雨だけど、
最後の百合根やビートが終るまで、休む間もなく収穫作業は続く。

    道端に 転がる イモ・きび 秋の空

       風と戯(たわむ)る ススキの穂 寂しい  

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チセヌプリ下山途中、リフトのロープ越しに「昆布岳」  

2010-09-25 08:02:12 | Weblog
寒い・寒い

ぶるっ・ぶるっ

3:00時起床、4:00時頃から元気良く表に飛び出したけど、
寒くて,閉口した。
5℃~6℃しか無いだろう。

家に帰っても暗くて、寒くて、また布団を被って寝てしまった。
ストーヴの準備を,真面目にしなければならない。
朝の活動が,大切な私は、今朝の体育館、10℃無かった。
10℃無いと流石に指もかじかみ、身体の芯まで冷えてしまう。

内面的には?いつも仕事に追われているので、
宿泊客が無い時は,早朝でも,楽譜に向いたい。
夏の間は,ヒンヤリして快適だけど、この時期になると
自分の居場所を確保するのに苦労する。

2~3日前に、マルカートさんを通じて、
札幌大学吹奏楽部、12月5日(日曜日)札幌コンサートホールKITARA
ショスタコービッチ・ジャズ組曲「アコーディオンパート」の演奏依頼が
入った。

リハーサル、前日ゲネプロは、なんとかなりそうだったけど、
肝心の本番は,日程的に私は、無理で、私の生徒さんにお願いした。
KITARAで・・・・という願望はある。

武満徹先生の『系図』、練習は何回も、KITARAのリハーサル室だったけど
本番はサンプラザホールだった。
チャンスがあれば、KITARAで・・・・・・。

国勢調査が全国が津々浦々で始まっている。
朋子さんは前回に続き,今回も調査員に選ばれ?
9月中に、調査票をくばらねば!!・・と忙しい。
家の周りの2区画だけど、別荘地も入るので、
人が、居るのか、居ないのか、不明な家屋が何軒もある、
悩ましいこととなる。

「歌声バスdeニセコ」号の滑り出し集客状況は、極めて順調で、
昨日は実車「実際に使用されるサロンバス」もチェックし
私は、奏者が使用する譜面台を、預け、バスガールさんとも
詳細について打ち合わせした。

ただ乗車される、お客様のキャラクターによって、
展開は微妙に異なるので、それは現場(その都度バスの中で)で
臨機応変に対応していただくしかない。
経験を積まれたバスガールさんなので心配はない。

「生のアコーディオン伴奏者が、乗り込む」!!ここにインパクトが
ある様子だった。

    晩秋の山道を行く バスの中
              
       歌声に合わせ 響くアコーディオンの調べよ 
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初冠雪や!! 

2010-09-24 06:14:02 | Weblog




夜明け近く、表に飛び出した。
西の空の雲が,輝いて見えたので、UFOでも影に隠れているのか?・・と
一瞬怯んだ。
しばらくすると,雲が流れて、お月様が「おはよ~」と顔をだした。
まん丸だった。

東の空が,明るくなって来た。
なんだか羊蹄山の様子がおかしい?
増々明るくなって来た。
「しっ白い~~~!!」
7合目辺りまで、白い。
初冠雪や!!。

「ルゥ」は大気の中になにか、ただならぬ様子を嗅ぎ取ったのか
散歩の途中で、動かなくなった。
熊でも近くのいるのか?
後ずさりして,帰る!・・と言い出した。
こうなると,なかなか動かない・ので、帰る事とした。

時々,何かを感じている。
私達には、決して気付かない、「何か?」を・・・。

暑い・暑い・と文句を言ってた内が花で、
とうとう,例年通り雪が降ってしまった。
紅葉も始まっていないのに、「追い越して」雪が先に,里に下りるつもりだ。
これには誰も待ったをかけられない。
追い越された紅葉はしかたなく、色を沈めて散るしか無い。
30年以上,この辺りに生息してるけど、9月の後半に里でも雪が降り
お客様のBIKEが何日も足止めを食ったことがあった。
自然の・なんと・変わり身の・早いことよ!!。
箪笥の中は、まだ、Tシャツ,バミューダーパンツ?ばかりだ。
だって、ついこの前まで,風呂上がり,
扇風機の前に座り込んでいたのだから・・・・・・。

10名の修学旅行高校生は、昨日、無事下山した。
頂上付近では、這松にキラキラ輝く樹氷を観察した。

丘の上は、明け,ニセコの町は雲の下に沈んでいる。
秋,特有の高原の朝景色。

今日はバスガールさんを交えて、「歌声バスdeニセコ」最後の打ち合わせ。
「発車~~オ~~ライ・明るく~~明るく~~・・・・」
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好きや好きや・・も百万回! 駄文も限りを尽くせば・・それなりに!!

2010-09-23 06:16:01 | Weblog


すっかり晩秋の気配が色濃い,ニセコになって来た。
大雪山「黒岳」で初冠雪・・・というニュースをみた。

今朝も,暗い内から外に飛び出したけど,吐く息が白かった。
羊蹄山の頂上で昨夜を過ごした,高校生は震え上がっているだろう。
手の届きそうな所で,満月を鑑賞したに違いない?

今年の夏は暑い夏だったけど、でも、暑いくらいの方が私は好きだ。
寒いのは嫌いだ。また、6ヶ月、雪に閉じ込められてしまう。

YHの上の森で始まった,開発は,一週間もしない内に,パタッと止った。
一日、何百台と走ったダンプカーが,跡形も無く消え去った。
森の中に掘られた,広大な穴と,現場事務所のプレハブが残った。
鳴り物入りで始まった,リゾートホテル開発だけど、
一週間でストップ・・・・・暗雲がたれ込め始めた。

「歌声バスdeニセコ」号は、前半4本がほぼ満席になった。
後6本、満席にして!!走らせる。
私なりに、作を講じて後6本満席にする。

「黒岳」の雪・・を聞き、お尻に火が付いた感がある。
この里に,雪が降り始める前に、しなければならないことが
山のようにある。

昨日はヨシズ張りを片付けた。新しい中古車?のスタッドレスタイヤを
ネットで注文した。送料が6000円かかっても、安い。
アルミホイル+国産メーカータイヤで、4本20000円台。新品。

音とり出来る前の話と音とり出来た後の話がある。
正確に、ちゃんと、弾けるようになってから、さて
それじゃ,この曲をという話になるのだけれど、
多くの生徒さんは,音とりが目標みたいになってしまう傾向があるので
気を付ける。
発表会は、課題の曲を長く持つので、表現を深めて行くには
絶好のチャンスだと理解していただきたい。

レッスンの折には,「それであなたはこの曲をどう・・・」と厳しく
粘る時と、これくらい弾けたら「まぁ~」とあっさり次ぎの課題に
移る時がある、後はご自分で深めて下さい・・ということか。

密かに粘っている曲があるけど、なかなか思うように弾けない。


     秋の風  足早に流れる雲と コスモスの花  
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天高く・・・・・・!

2010-09-20 06:41:28 | Weblog


快晴の朝だった。
夜が明け始めると、
ぽつんぽつんと、薄紫の空にあった
マイナス等級の星たちが、姿を消し始める。

変わって、東の空が「わ~~~~っ」とかけ声でも叫んでいるように
オレンジ色に輝き始める。渋黒の羊蹄山のシルエットだけが,くっきりと
明け方の空に映える。

寒かった。
10℃を確実に下回り、長袖のラガーシャツの上に,ジャンパーを
着て出たけど、ぴりぴり寒かった。

今日は,30人の野球サークルの皆さんが帰った後、東京から
10名の修学旅行生が来る。
お天気が良ければ,明日の朝一番で、羊蹄山登山・・・・
天気予報は、雨。

私は,掃除もソコソコに、札幌レッスン。

この時期の羊蹄山は、特に天候の変化に,気をつけなければならない。
麓は初秋でも,上空は真冬・・・ということがしばしばある。
また,頂上付近、非常に強い風が吹き抜けている。
今朝の気温であれば,上空は確実に氷点下に近いか,氷点下だろう。

この秋,企画された、『歌声バスdeニセコ』は、プレリリースも完了、
21日朝刊ぐらいから、各紙一斉に大きく報道されて行く。
大きな反響になることを、期待するが、始めての試みなので、
常にホローアップ?出来る体制で、バスを10本走らせて見る。

2~3日前に、注文してあった楽譜がフランスから、ようやく届いた。
1曲、46ユーロ?送料から何から、随分お高く付いた。
昨日の朝、ゴスペルのK先生が、早速弾いて下さった、
「なかなか、面白い曲・・・」とのことで、
さて、アコーディオンでどう弾くのか?・・やってみる。

      天高く 妻 肥ゆる 秋

          夫は 手風琴に 勤しむ   
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連休!!

2010-09-19 20:43:38 | Weblog



この連休,多くのお客様に恵まれ、
飯炊き、掃除と追われっぱなしだった。
今日も,30名程のお客様が滞在されている。
先程、夕食の片付けと明朝の準備が終った。

昔は,毎日,こんなことをしていたネ・・・と、
二人で思い出していた。
特に,夏休み,お正月は,毎日、50人位のお客様が滞在されていた。
どんなことを、していたのか、もう、すっかり忘れてしまっている。

明日は,札幌へ向って走る。
新しい?中古車?・・・・・無事に中山峠を越えられれば「良し」とする。

それにしても,一週間が瞬く間に過ぎる。


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キツネが1匹,のほほんと歩いたいた

2010-09-18 05:41:14 | Weblog




少しひんやりした朝になった。
明け方(3:00時頃)体育館にいると、「ざぁ~~」っと
ひとしきりの雨が通り過ぎて行った。

今日のレッスンと、月曜日のレッスンの仕込みチェックする。

散歩の途中で、「ルゥ」が突然色めき立った。
その先にキツネが1匹,のほほんと歩いたいた。
「ルゥ」が先に気付いたのか?キツネの野郎は知ってて、
「まぁ~ね」というポーズをとったのか、その後慌てて、
大豆畑に姿を眩ました。「ルゥ」は鼻息荒く、「行く行く!!」
と「はぁはぁ」言ったけど、引き綱をしっかり握りしめた。

昨夜,小樽から持ち帰った中古車は、1000ccだった。
前回の軽自動車が660ccだから、ほんの少し出世した。
真っ白で可愛い車だったから、「おっさんには似合わない!!」と
不評だった。

今日は、大学のゴスペル合宿、と野球サークルがお泊まり頂く。
40人くらいになる、早朝より作戦を立てて・・・
明日は,ゴスペルは帰るので,30人くらい。
20日から、東京の高校生が修学旅行で,羊蹄山にアタックする。
10人程のお世話が23日頃まで続く。

枯れ木も「花」の賑わい。お客様はあくまでも『花』です。

今くらいの気候がず~~~っと続かないか?・・・といつも思う。
畑は,芋掘り、稲刈り、てんてこ舞いだ。
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厨房から、カレーの匂いが・・・・!

2010-09-17 06:29:18 | Weblog


外に出た時は、暗くて良くわからなかったけど、
散歩から帰る頃には、曇り空だとわかった。
それでも、雲の切れ間から、一条の光が射し、ありがたい光景を
拝むことが出来た。「ルゥ」はぶるぶる元気で、マイペースを
貫いている。

昨日から、長女が帰省しているので、一杯遊んでもらって
ご機嫌が良い。

今日は朋子さんが大阪から帰り、週末~来週のお客様に備える。
千歳にお迎えに行き、その足で小樽まで走り、この前購入した
小ちゃな中古車を1台持って帰る。

その為、早朝から夕飯を仕込み、帰って来ての食事に備える。
今日は、午前中、残された草刈りをする。暑さも消え、快適な?
草刈りになることを期待している。

何処かで時間を見つけて、20日月曜日のレッスンに備える。
18日(土曜日)は、芽室(帯広の近く)から通う生徒さんが
一日がかりでレッスンに訪れる。

昨日は寝た。久しぶりに寝た。

先日の映画の企画書を見ていた長女が、制作費1億だよ
と教えてくれた。映画ってお金がかかるんだ。
深夜、明け方にも拘らず、監督(女性)さん他、スタッフの皆さん
「目」が真剣だった。ジグゾーパズルのような細切れの「カット」を
90分くらいのフィルムにまとめあげて行く作業って・・・・・・
既に、撮影の段階からイメージとして構築されているのだろうか?

とすれば、人馬を走らせ、雨を降らせ、戦国時代の戦場を表現する
なんて・・・・・わたしには想像出来ない。
そんなスケール感覚はないと。

昨日、主演男優さんの「マネージャーさんOKですから、娘さんの
お名前を教えて下さい!!」というお電話をいただき、娘達の
DVDにサインを頂けることとなった

映画を製作するって、とても、人間臭い作業だと思い至る。

厨房から、カレーの匂いがして来た。
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音を出さない?アコーディオンの動きは難しかった!!

2010-09-16 08:47:57 | Weblog


湖を見下ろす高台の小さなパン工房は、暗闇に光々と浮かび上がっていた。
木造りの可愛いお家に、60人ものスタッフ、関係者、俳優さん達が集い?
10秒程づつに細切れされた1シーンを、窓の外から、屋内から、手元からと
延々とフィルムに記録されて行く、その都度、テストがあり、本番があり
演者以外の人々が、黙々と蠢く。

私は夜の8:00時に、現場に入って、『昔ならしたアコーディオン弾き』という
設定の俳優さん(ミュージシャン)が、カットの撮影に入られたのは
朝方の3:00時過ぎだった。宵の口に少し時間があったので、ロケバスの中で
アコーディオンの説明をさせていただき、ベルトの長さの調整(左右逆に
セットされていた)から、蛇腹の動き(楽曲に合わせた)から、顔の向きから
・・・をシュミレーションしていただいた。

湖には、毎晩花火が打ち上げられる、ホテルが建ち並ぶ対岸とは距離が
あるので、夜空にみごとな花火が咲き、7~8秒後の暗闇に爆裂音だけが
後を追って聞こえる・・・・・美しい星空の夜だった。

夜も白々と明け始めた5:00時前、ようやくアコーディオンの動きに
関係する撮影が終わり、鏡のような湖面を見ながら、ニセコに帰った。

映画の撮影現場は、始めてだった、今の時代に?
何と人力頼み、アナログチックな人々の動きなのだろうと・・驚いた。
手元のパンを割る数秒のシーンだけに、何度もテストがくり返される。
これは(映画製作)・・1回やったら・・・
止められなくなるだろう!!・・と感じた。

主演の男優さん女優さんも、目の前で演じておられたが、
スタッフの方に、娘から預かったDVDに「サイン」をお願いして帰った。

今日はこれから、大正琴の練習に出かける。
機材一式を車に積み込んで・・・・・

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「釣瓶落とし」京都・嵐山の晩秋を思い出す。

2010-09-14 18:42:08 | Weblog


昨夜は.10名程のお客様が、お泊まり頂いた。
夕食、アコーディオンコンサートという、プ~~ハウス・
フルコースメニューを堪能頂いた。
私は、一人で、八茶器になった。

今朝は4:00時起床、薄暗がりの中を、散歩。
その後,朝食の準備、終って食器洗い、
JRのお客様を駅に届けて、グループのお客様に手を振って、
厨房を速攻片付け、役場で、印鑑証明とって、その足で倶知安警察署、
車庫証明頂いて、そのまま、郵便局へ投函、取って返して、
ニセコで、コーラスの指導、昼から、お部屋その他のお掃除と相成った。

夕方。「ルゥ」とグランドをかけっこ(私は自転車)して、
この時間になった。

明日は、夜8:00時から、洞爺湖で映画撮影のサポートとして入る。
深夜に及ぶと釘を刺された。設定が、「昔ならしたアコーディオン奏者」
俳優さんがアコーディオンを演奏する、立ち居振る舞い、
姿、ポジション?等のアドヴァイスを頼まれているけど、
現場に行ってみないとわからない。下手なアドヴァイスより、俳優さんの
「素」の演奏の方が格好良いことだって、充分考えられる。
結構ゴージャスな顔ぶれらしい??。

昨日、歌声バスで使用される実際のBUSに乗っかって、
奏者の位置、譜面台の位置、全部決めて来た。
バス会社の車庫に停められた、暑いバスの中で、あれこれ相談して決めた。
札幌から乗り込む、アコーディオン奏者も決まった。
後は、「発車オーライ・・・・です」
第一便には、メディアも数社乗り込む手配がなされている。
「明るく~~~明るく~~~走るのよ~~~~」

今日は風呂に入って眠りたいと思った。
明日から、また,頑張る。
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が・頑張る{/face_fight/}・{/face_fight/}

2010-09-13 06:07:48 | Weblog


空は晴れではなかったけど、山が近く、
爽快な朝だった。
乾いた畑から、馬鈴薯の収穫が始まっている。
稲も、もう収穫出来るけど、田んぼが乾かない。
どんな、畑や田んぼでも機械が入るので,足元が
良くならなければ,作業が進まない。
泥だらけのイモでは,商品価値が下がる。

風や雨、雪で倒れた稲は,手で刈るしか無い。

そう、収穫の秋だ。
暑い暑いと言ってる内に、冬将軍は、すぐそこまで来ている。
気候的にメリハリの利きすぎる北国は、悠長なことは言ってられない。
高い山から、一気に駆け下りる雪が、里を塗り替える前に、
畑のものはすっかり片付けなければならない。

今日も、朝から予定が入る、
午後は、レッスンが
朋子さんは大阪に行く
夜は9名程のお客様を、予定している。

が・頑張る

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蛇腹をシャープに扱え!!

2010-09-12 06:00:50 | Weblog


3:00時に起きた。
「ルゥ」が、うんだらくんだら,言って来る前に起きた。
父のベットはモヌケの空だ・・・・・
昨日の夜、書きっ放しにしていた、「Top of the world」と
今度の映画で使われる曲が,気になったので、点検してみた。
暗くて寒い,秋の早朝。

カーペンターズはコード進行が美しい?
薄明るくなって来た、表の様子が白かった。
5:00時に飛び出したけど、靄で真っ白だった。
その靄の上に、オレンジ色の背景を背負って、羊蹄山の頂き付近が
浮かんでいた。幽玄の世界が有るとすれば,この事を言うのだろう。
「ルゥ」はあんまり幽玄の世界には興味が無い。
そそくさと,自分の臭覚の世界を彷徨っている。
親父は幽玄の世界,ワン公は臭覚の世界。
臭覚の世界がより現実的だ。

「北海道新聞のホームページに、洞爺湖でクランクインした!!・・・と
 書いてあるよ!!」東京の娘達は、そんなことまで調べて連絡して来た。

スポーツニュースでは,阪神タイガースと日本ハムファイターズが苦戦
している。タイガースはこれ以上落ちないよう、日ハムは何とか3位以内に
と応援してるが・・・思うようには勝たしてもらえない。

アコーディオンは、メーカーも大きさも、初心者~~ベテラン、どんな
音楽を演奏するのかによって、選択はなかなか難しい。
演奏者の体格も無視出来ない。ただ、自分にピッタリ、相性の良い
アコーディオンには、なかなか巡り会えないのも現実かも知れない。
また、練習を重ねて自分の音色に「してしまう」という選択も充分
考えられる。ただ、いつも抱っこして弾くので,出来れば抱き心地の良い
アコーディオンが欲しいと思う。

私は2台のアコーディオンを普段弾いているけど、
それらは、阿吽の呼吸で、自由に歌える。
人様の,始めての,新しい,色々有るけど、アコーディオンを抱き上げても
なかなか,思うようには歌えない,同じメーカーの同じ機種でも、
それは同じ、一台一台に、普段の演奏者の履歴がはっきりと残っている。
ここで,一気に吹き上がれ!!・・・と思っても(蛇腹を押し込んでも)
糞も鳴らないのが現実です。
何時も,蛇腹の中にある、「空気をどう掴んでいるか」・・・・ほとんど
そんな感じです。蛇腹をどう動かすか?では無く,その中の「空気」を
どう掴んでいるか?・・・・・

自由に流すこともあり(多少漏れても)・・・・
しっかり全体を掴んで0.01mlも逃がさないで、
一つのリードに確実に当てる(その空気を)時もあり・・・
渾身の力を振り絞って、左右のリード9枚くらいに一気に「一瞬」だけ
爆発させることもあり・・・・・

空気を無駄に使わないことが、とても大切です。
初心者のアコーディオンの動きを見ていると、
のべつまくなし、のんべんだらりと蛇腹が動きます。
上手な方の蛇腹の動きには、まったく無駄がありません。
蛇腹もそれほど大きく動きません。
大きく動かなくても,中の空気を大切に使えば、
充分なダイナミックレンジが得られます。

それは,常日頃、如何に歌うか、どんな音色にするのかを
「意識して」練習しなければ,得られません。
最近の私のテーマは,蛇腹をシャープに扱え!!です。

今日はこれから、札幌に向って走ります。
暑い夏を乗り越えて「練習した」多くの生徒さんに会えることが
楽しみです。
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