朝から気持ちのよい晴れだった。
大正琴の音響機材一式積み込んで、ニセコに走った。
中山峠は、渋滞ではないけれど、車が連なり、思うように走れなかった。
先週まで、沢筋に残雪を見せていた羊蹄山も流石に、雪は消えていた。
午前中、コールブーケ・一昨日書いたばかりの、譜読み作業、分かり難い所を、何度も繰り返して覚えていただく。
後は、日々の練習の中で、曲を作り上げて行く。
私達は、どちらかと言えば、やさしいアレンジを選んで曲を作り上げて行く。
午後からは、同じニセコ町公民館で、大正琴・音響機材をセットして、今年始めて、
アンプを通しての練習となった。アンプを通してしまうと、全てがアカラサマになってしまう、
自信が無くて、ゴモゴモ弾いていた部分はそのまま、ゴモゴモ聞こえる。
決して急がない、半年かけて、5曲の仕上げをして行く、
年配の方には優しくない課題もあるが、ゆっくりゆっくり時間をかければ、演奏出来る。
今の大正琴は、カードを差し込み、伴奏の自動演奏を聴きながら、メロディーをつま弾くとか
いろんな懇切丁寧な、素材も出て来ているが、私達は、基本的に4部のパートでアンサンブルの練習をしている。
90歳になろうかというメンバーもいらっしゃるので、なみなみではない。
アコーディオンをSONOLAに持ち替えようとしている、
少し重くなっただけで、肩がもうパンパンに張り、かなり辛い。
指で押さえても「カッキ~~~~~ン」となっているのがわかる。
「パリは燃えているか」を書き始めた、リクエストいただいたのは、まだ、
アコーディオンをはじめて、間がない生徒さんだけど、A・B・2バージョン書くことにした。
夜になると、窓を閉めるくらい涼しいので、仕事は楽だ。
時々、TOMOKOさんと、去年の今頃・・・・・・・毎日、ご飯作って、走り回っていたよね・・・・・と会話する。
この、3月まで、毎日、お客様のご飯作って、走り回っていたのに、
もう、随分、本当に、遠い昔の出来事のように思えるのは、なぜだろう。
「覚える」ことは、何も出来ないけど、「忘れる」ことは、超特急、今朝食べたものでも、ぜんぜん思い出せない。
時々しか使わない、工具などは悲惨だ、実際の仕事の時間より、工具を探している時間の方がはるかに長い。
そうして、「忘却の彼方」にまで、行ければとても幸せなのだろう。
TOMOKOさんが「小松亮太とタンゴへ行こう」:自由に使える名曲『ラ・クンパルシータ』楽譜付き・・・という本を
買ってくれたので、読み始めた。
「タンゴ基礎知識 いつも聞かれる質問集」
「タンゴの楽しみ方」
「タンゴ黄金時代の創造者たち」
「僕の出会った巨匠たち」
「タンゴいろいろ」
「小松亮太とタンゴへ行こう」
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