ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

ピッかピッかの給食センター

2009-03-31 04:56:02 | Weblog


SAYONARAさよなら

今日で、3月もおしまい。
昨日からも、時々雪が降ったり、霙になったり
雨も混ざったりと、目まぐるしい。

空の雲も、忙しかったり、考え倦(あぐ)ねているのだろう。
「どっちやねん?」「冬には戻れないのとちゃうん?」
「それでも、中国の方から、ごっつぅ寒い奴来るからしゃーないねん!!」
「雨ちゃうナ・・・・コリャ雪やな・・・・」

昨日の昼過ぎにも、春とは思えない降雪があった。

午後の会議は、結構なボリューム。年度末だから。
その前に、完成間近の新給食センターにお邪魔した。
ピッかピッか、新築のドライシステム、オール電化ではないけど
厨房器機は殆ど電気で稼働する。

予行演習、シュミレーションを繰り返して、8月、2学期の
学校給食から、本格稼働する。
一日、560食の給食能力を有する。

学校給食は、作り置きが許されない、全てその日、朝、一から
ヨーイドンで始まる、時間内に全ての行程をクリヤーして
何品目かの料理を完成させ、それぞれの学校に届ける、
午後、それらの食缶、食器を回収、洗浄殺菌して仕事が終わる。

基本的な考えの中に、「作り置き」が無いので、
冷凍食品を保管する、冷凍庫も国の補助対象から外されている、
冷蔵庫は補助対象だ。

今の世の中、一つの考え方として、超大型冷凍庫と超大型電子レンジを
備えれば、ほとんど、どんな料理も可能になり得る。
500食を超える、給食と言えども、同じだ。
「チン」して皿に盛れば、立派な料理が次々と湯気を上げる、
異様に熱かったり、熱さにムラが無いように気をつければ。

「空港のレストランなんかで、ミックスフライを注文すると
 時々、異常に熱いフライが登場したりする」

出来合いのものでは無くても、今の時代、食材として
冷凍された原材料を利用出来ないのは、料理を作る側
としては、献立の組み立てで非常に苦労する。
しかも、材料費にかける金額も極めて限定されているから、

何が何でも、冷凍食品を使うなという姿勢にも疑問を感じるし
何処かで、歯止めをかけておかないと、500食でも1000食でも
「チン」して皿に盛られる心配もある。

給食センターの現場の苦労は、並々ではないし、
その街の姿勢、考え方(子ども達への思い)を色濃く反映する
場所でもある。

弁当を持たせて、時間にゆとりのある昼食の時間
楽しい昼食の時間を考えては、という意見もあるし、
何億もの建設費を投入して、衛生管理の行き届いた
素晴らしい給食センターでも、その日勝負で500食、1000食と
なると、料理として出来得ることは、本当に限られて来る
辛さがあることも事実だと思う。

「ルゥ」は母のベットが一番のお気に入り、
よく腹を上にして寝ている。
「自分の布団で寝ろ!!!!」

円山クラス!

2009-03-30 05:20:33 | Weblog




昨日は、お天気に恵まれた。
今日は、ちょっと下り坂。
お天気だと、日中コート無しでも、過ごせる雰囲気になって来た。
これは、個人差があるので・・・・・。
皮下脂肪とか、「あっついですわ~~」とか、
夜は、忽ち氷点下近くまで下がるので、真冬のいでたちになる。
朝方は「カッチンカッチン」薄氷。

それでも、いよいよ春めいて来た。
このブログのマスク(テンプレート)も模様を替した。
沢山あるマスクの中から、選べるけど、
春は、どうも、乙女チックなものばかりで、
私に、似合うものが無いけど、
いつまでも、冬山の景色も芸が無いので、少しは、春らしくした。

昨日は、午前中から札幌に走った。
OPENしたばかりの、「Maruyama Class」(円山地下鉄駅の上、旧メルパルク)
の2Fにエルム楽器さんの、音楽教室が入った。
3月は、オープニングイヴェントで、週末にデモ演奏が色とりどり
用意されている。その最終日、2Fのエレベーターを上がった
靴屋さんと、ゴルフショップの前のスペースで、午後2回演奏した。

「Maruyama Class」は駐車場に入る車が、ビルをぐるりと時計回りで
蜷局(とぐろ)を巻き、1時間待ち!・・・・・・・。
2丁ほど離れた、裏参道、いつもの駐車場に、
そこも待って、やっと車を入れた。
2台のアコをキャリアに積んで、宅急便のお兄ちゃん風にゴロゴロ。

ススキノに東急ハンズが建った時も、人の流れが変わった。
駅前に大丸タワーが建った時も、人の流れが変わった。
円山のあの裏参道界隈も、人の流れは変わるのだろうか?
とにかく、凄い人だった。

凄い人は、とにかく・・・。
応援にかけつけていただいた、Kさん、Gさん、Tさん、 Iさん、
とお友達の皆さん、足を止めて聞いて下さった、多くの皆様、
踊ってくれた、おチビさん達、教室のスタッフの皆様、
ありがとうございました。
バナナの叩き売りでは無いけど「黒山の人だかり」という語句が
ぴったりのパフォーマンスになりました。

わたし的には、予想はしてたけど、1曲目のイントロが流れ出し、
音が完全に「デット」・・・・・・・?!?!。
これは、気合いを入れないと!!。
余計な力まで入ってしまいました。
1ステージ目は、お洒落な??シャンソン中心、
2ステージ目は、渋い??タンゴを交(まじ)えて、
最後は、ビア樽ポルカ・手拍子喝采でしめました。

その後、応援に来て下さった皆さんと、お茶飲んで
アコ談義にすっかり花が咲き、楽しい週末でした。

今日は午後から、会議、その後、夜は、異動される先生方の
送別会が予定されている。

春の風物詩!

2009-03-29 06:58:21 | Weblog




晴れて、気温の低い朝。
校庭の大山桜に、沢山の鳥たちが来るようになった。
街に通じる裏道でも、鳥の群れと衝突しそうになる。
野生の生き物は、季節の移ろいに、とにかく敏感だ。
生活がかかっているから・・・・・。

農業を営む人々も、倉庫の中で、融雪剤の準備をしている。
ここに来て、こんなに降られたから、畑に散布するのが
ちょっと、躊躇(ためら)われるのだろうか?
もうもうと黒煙を上げて、スノーモービルが純白の広大な雪原に
黒い融雪剤を散布して行く、忽(たちま)ち雪原に規則正しい
黒色の筋が敷かれて行く。
ゴルフ場も同じだ。
雪国の黒い?春の風物詩。

その後、どっさり雪が降ることもある。

転勤で、異動を余儀なくされる人々も
この時期、非常に忙しい。
慣れた人は?、異動しても必要最小限の物しか
荷を解(ほど)かないと聞く。
段ボール箱に納めたまま、そのまま納戸や倉庫に
納めている、次の異動まで・・・・・。

4月1日とか2日、国道をは引っ越し荷物を積んだトラックで
賑わう、これも春の風物詩になるのか?
隣町の倶知安町は、支庁やその他の役所もあるので、
転勤される方が多い。

昔々、4月の「大型ゴミの日」(今はそんな日はもう無い)
街中をぐるりと回れば、家財道具、電化製品が一揃え、回収出来た。
実際、街の角・角には、山のように、机、テレビ、箪笥、ゴルフバック、
子どものおもちゃ、犬小屋、コンポーネントステレオ?等が積まれていた。
今となっては、ちょっと懐かしい景色かも知れない。
現在は、それら一つ一つの製品に、こと細かく、廃棄される時のお値段が
付されている。勝手にその辺の沢に廃棄することは勿論禁じられている。

昨年の春、ユースホステルでも、何日もかけて、溜まったゴミの処分を
したけど、一年もすると、またゴミだけが溜まっている。

ブログのタイトルは、文章を書いてから、入れることにした。
今日はこのタイトルでと書きはじめても、あらぬ方向に話が進み
最初の内容をすっかり忘れて(忘却)しまうから・・・・・。

三歩、歩けば、大体、今、自分が、何をしようと、していたのか、
忘れているから・・・・。




オブリビオン/忘却

2009-03-28 06:30:47 | Weblog




オープンデッキのリバースをかけたごとく?
雪がどんどん降り積もり、季節が巻き戻しを食らった
感のあるここ2~3日のお天気。
ブルトーザーのエンジンこそ回さないけど、
一体どうしちゃったのか・・・・・?
「ホンマモンのパウダーでっせ!」
今となっては、ちと恨めしい。

ヴェトナムを旅する人や兵庫県の西の方に里帰りしてる人は
暖かなんだろうな?と想像する。

昨日、娘達から、「AIR TRAVEL CARRY」と書かれた
でかいプラッチック製の籠が送られて来た。
「LIVE ANIMALS」というシールまで同封されている。
これで、Mサイズだから、Lサイズとか、XLサイズって
土佐犬やセントバーナード犬まで入る籠があるのだろうか?
千歳空港で、土佐犬の入った籠を転がしている人は、見かけなかったけど。

私達が「ルゥ」と一緒に、旅行出来るように、わざわざ購入して
送ってくれた、朋子さんは早速、大阪に飛ぶ準備をしている。
朋子さんの荷物もその籠に全部入りそうだ?!。
安全は保障されないけど。
「ルゥ」はほとんど全ての物を、齧るから。

出発は、まだまだだいぶ先なのに・・・・・・。

昨日、寂しそうな「大」君の所に遊びに行ったら
「ルゥ」が、あんまりまとわりつくので、齧られて「キャイ~~~ッン」
と泣いてた。

ユースホステルもお休みに入ったので(自動的に)
朝は、4:00ころから起きて、ごそごそ出来るようになった。
朝飯前の練習を少ししておいて、
限られた(栄養指導中)朝食をいただき、
爽やかな?一日が始まる。
夕食の後は、一切食べないので、腹ぺこが日常化し
腹ぺこが、普通になってきた。
4月の下旬に後2Kgを目指す。
あまり、高いハードルは儲けない。
一ヶ月に、2Kgも痩せると、1年で24Kgも痩せてしまう。
2年だと・・・・??。
このことを朋子さんに話したら「あほっ」と一蹴された。

私は、物事をなるべく、単純に考えるようにしている。
「オバマ」さんが、世界の平和を、軍縮を、核の廃絶を
真剣に考え、実行すれば、世界が平和になるとか・・・・・。

したら、私達も、U.S.の顔色を気にしないで、
大声で、核の廃絶や平和を叫べるとか・・・・・・。

単純に考えるようにしている。

昨日は、コール・ブーケさん用のコーラス譜を1曲書いた。
前から、思っていた、「桃ちゃんのランドセル」という
非常にステキな曲を、ニセコのおば樣方に歌っていただく、
音域をどの辺にするか?いつも悩み、ピアノの先生に
ご指導していただく、上のGより、下のGをというアドヴァイスで
#が二つのニ長調にしてみた、まだ決定ではないけど、
これを下に、練習して行く。
おば樣方は、bが何個付こうが、#が幾つだろうが、
あまり関係ないみたいだけど・・・・・。

タイトル、「オブリビオン/忘却」は、後日書きます。

「ルゥ」の成長。

2009-03-27 07:51:41 | Weblog




昨夜から激しい雪となった。
今朝は10Cmの積雪、
早朝、ゴミを出す朋子さんの後を追いかけて
「ルゥ」がピヨンピヨン、雪の上を跳ねて行く。
真っ白い雪の上に、チョコレート色の塊が転げ回る、
雪とのコントラストが実に鮮やかだ。
隣の「大」君の所に挨拶に行って、なかなか帰って来ない。
「大」君は家族が留守で、ちょっと寂しい。

昨日は、練習用の楽譜を書いたり,手直ししたりしていた。
マルカートさんの「夕暮れ」をアコの練習曲に使わせて
頂こうと,考えている、全編レガートの美しい曲だ。
あまり難しく書いてしまうと,練習曲にならないので、
私のいい加減な耳が聞き取れる範囲で、楽譜を起こすと
ちょうど良い加減になる、と、ずぼらなことを考えている。
それでも,自分で弾いてみて、もちょっと優しくとか
もちょっと格好良くとか、それなりに工夫を凝らす。

先日ラジオで「人生はかけ算みたいな・・・・」という話を
お聞きした。
努力して善行を積み重ね、明るく、世のため人のためと
日々、精進していても、最後に「良からぬこと」をちょっと
考えただけで、引き算されるのではなく、かけ算だから、すべてが
よからぬイメージになってしまうという説明だった。
「う~~~んっ」とカーラジオの前で唸ってしまった。
信号機を見落としそうになった。

私のように「碌(ろく)でもない」ことばかり考えている人は
どうなるのだろうと・・・・?。
「碌でもない」と「碌でもない」を掛け合わせたらプラスになって
新しい世界が開けないだろうか・・・・・・・?とも
「ふっ」と思ったけど、
大体そんなことばかり考えているから、いつまでたっても
うだつは上がらないのだと、カーラジオの前で反省した。

時々「ルゥ」ちゃんの写真を貼らせていただいている。
「ルゥ」の成長の具合や、今の姿を子ども達が楽しみにしている。
7Kgになりました。

お山の大将。

2009-03-26 07:12:31 | Weblog




雪がつづく、「なごり雪」なんてセンチな雪じゃなくて
真剣に降る雪。
今朝も、車、駐車場,道路が真っ白になった。

昨日は,午前中、幼児センターの卒園式。
ぴちぴちした元気な子ども達に会えた。
「あっ~~アコーディオンのおじさんだぁぁ~~」と
目ざとく見つけられ、「こんど、しょうがっこうだね!おめでとう!」と
声をかけた。

以前は,保育所と幼稚園がそれぞれ,独立してあって
2年前、幼保一元化の施設としてスタートした。
それぞれ、保育方針、教育方針の異なる施設が統合されたので
先生方、保育士さんが今までの経験をふまえ、幼児センターとしての
保育法、教育法の擦り合わせが行われた。
非常にご苦労の多い作業だったと想像する。
今までの子ども達に対する思いと、新しい施設としての
やり方をマッチングさせるのに、時間は必要だったと思う。

0歳児からの受け入れも始まったので、入園者(子ども達)の数は
膨らんだ、それらすべてをまとめ、軌道に乗せ、子ども達に声を掛け、
新しい形を築かれた,園長先生の手腕も見事だったと思う。
この春で,退職されるけど、入り口では「ご苦労様でした」と
声をかけた。

それでも、3歳、4歳、5歳、6歳と皆、ぴちぴちしていて、夢がある。

地方の街にあって、子ども達を安心して預ける場所があるということは
非常に重要な要素となる。若い人々が,殆ど都会へ出て行くのは
仕事だけではなく、子どもを育てたり,生活して行くに当たっての
様々な条件、環境が近くに整っているかが問われている。

病院であったり、図書施設であったり、商品が豊富に揃った
スーパーマーケットであったりする。
地方の街で、環境が整っていれば、のんびり生活したいと
考える人も増えて来ている。また、子どもを育てる環境として
選択する人も多い。

強いて言うなら、文化施設にも幾ばくかの気持ちを込めていただけると
申し分ない。

それらが総合的に考慮されて、街の繁栄に繋がって行く、
若い人々が、安心して暮らせる街作りも、考えて行かなければならない。
自分たちの目先の事ばかりに捕われた、薄っぺらな政策は
長続き出来ない。今は、理解されなくても、しんどくても、
10年後、20年後の未来図をしっかり見据えた生活環境の整備が望まれる。

お山の大将は、沢山いらっしゃるが、
山から下りて、一つ一つの事象に、耳を傾け、
人々の思いを汲み取る作業は、誰がするのだろうか?。

午後からは、宿題の山の1曲、
楽譜書きな一日だった。
4月からは、コーラス、大正琴も始まる。
書かなければばらない曲がまだまだある。
先日は、早速、大正琴のお姉様?から「念押しの電話」を頂いた。
「先生~~!4月2日から大丈夫ですね!!





鼾(いびき)!

2009-03-25 06:20:04 | Weblog




氷点下5℃くらいまで下がり、真冬に逆戻り。
今朝は10Cmくらいの降雪、真っ白になった。
西の方から、桜の便りもちらほら聞かれるのだけれど、
北国では,時ならぬパウダースノーに、
仕舞いかけたスキーを慌てて引っ張り出し、
顔まで舞い上がる雪を楽しんだ。
これでまた、雪解けが一週間ぐらい伸びた。

子ども達も春休みに入り、
海外に出かける人、故郷に里帰りする人、
空港、JR主要駅、フェリーターミナルが賑わう、
時々、それに高校野球応援団の移動が加わったりして
「もう.高校野球始まったんだ!!」と気付く。
WBCの影にすっかり隠れてしまった感のある高校野球だけど、
この春の大会の中に,将来、渡米して活躍する逸材が
隠れている事も充分考えられる。

甲子園は少しリニューアルされたようだけど、
子どもの頃通った、独特の匂いが忘れられない。
甲子園にしかない匂いがあった。
何十年も前にコンクリートを打ち放たれた、巨大なスタジアム。
高校生が立つグランドと、プロの選手が立つグランドでは
明らかに広さが違った?
巨人VS阪神戦、になると、観客席が膨れ上がり、
あの広大なグランドが縮んで見えた。
王さん長島さんが現役の頃だった。
ボールボーイとして3塁側のベンチ前に居た。
一塁側は、人気があって、新米は座らせてもらえなかった。
巨人ー阪神戦でも・・・・・・・・。

「ルゥ」は、ほとんど一日中,寝て暮らしている、
時々起きて,餌を食ったり、目を皿のようにして、これは何
あれは何、と興味津々津々浦々な毎日を過ごしている。
後は「だっこだっこ」と言って、そろそろ膝の上には
治まり切らないけど、むりくり乗っかって「鼾」をかいて寝る。
朝方の「鼾」もうるさい、母のベットでは腹を出して,仰向けに眠りこける。
有様だ。

今日は,ニセコ町幼児センターの卒園式にお邪魔する。

三寒四温?

2009-03-24 06:47:47 | Weblog




急遽、真冬に逆戻り!!
昨日から,風雪が強く、
今朝は真っ白になった。
風が吹き荒れている。
ぐじゃぐじゃになっていた駐車場の地面も
「カッキ~~~~ッン」となった。

昨日は「ルゥ」ちゃんの「ちゅうさ」(注射)を打ちに
朝から動物病院に出掛けた。
いるワいるワ、ワン公たち、何処が具合悪いのか??
次から次へとやって来てワ、嬉しそうに??お薬をもらって行く、
デブッちょでお腹か床にくっ付きそうな、ワン
チビだけど、「ウ~~~~ッ」と唸るワン

それら来るワン達全員に,しっぽを振って,挨拶しようとする「ルゥ」
興奮している。
診察台に上がって「ハイ、6.5Kgですよ」
言う間もなく、ワクチンの注射は終っていた。

寒い!暖かい!を繰り返して、確実に春に近づいて行く。
新しい出会いや、別れがあるのもこの季節の避けて通れない
出来事。

子ども達は,進学したり,就職したり,浪人したり,進級したり
と少しづつ環境が変わって行く、大人も職場の配置換え、転勤
退職と環境が変わって行く。

この機に,思い切って、と考える人も多い。

「俺がくたばったら、この曲、枕元で弾いてくれ!!」
という依頼も結構多い。
「わしが,先に逝ってしまうから、約束は出来ないけど、楽譜だけは
早く送ってくれ」と頼む。

かたち/なかみ/ほんらいのもくてき!!

2009-03-23 07:20:01 | Weblog




昨日札幌は、雨だった。
ニセコも、午後から雨になった。
この時期の雨は、雪の上に浮いたゴミ達を
奇麗に洗い流してくれる。
少し雪が白さを取り戻す。

スキー場では合羽が必要になった。

昨日は、狸小路キクヤ楽器さん、南区民センター
掛け持ちで回った。このところ、
新しくレッスンを希望される生徒さんが続いている。
昨日も、2名の方達の体験レッスンを同時に行った。

アコの扱いから、構造の説明、持ち方、ポジション、
蛇腹の動き、実際に左右の音を出していただき
アコの感触を体験していただく、

「ようこそ!!!この不自由な楽器の世界へ!!」
(重い、高い、難しい)
でも、充分に楽しめますよ。

夜の札幌手風琴倶楽部の練習は、
メンバーの都合が付かず、急遽中止になった。
早く会場を出る事が出来たので
ユニクロに立寄、靴下を買って帰った。
このところ、私の靴下が。「ルゥ」の餌食に
なり続けているので・・・・。

どんな事でも、あまり形や形式ばかりにこだわり過ぎていると
本来はとても自由で楽しいはずの物や
多くの方達の意見に耳を傾け、広がりを持って
運営して行けるはずのものが、
一部の人だけの、井戸端会議的な狭い内容になってしまう事がある。

本来の目的を忘れてはならないし、
初心も大切だと思う、

最近,札幌の区民センター等の運営方針も随分変わって来た。
以前は、利用者の事等、あまり考慮されない、実に「お役所仕事的」
な管理運営がされていたが、最近は利用する側のことを充分配慮した
やり方で、運営されていると思う。

そう、公の施設は、管理し易いことも大切だけど、
利用されなかったら、何の意味もない。
管理する側は、より広い視野に立って
それぞれの街の特色や利用者の声に,耳を傾けなければならない。


雪解けの季節!

2009-03-22 07:03:38 | Weblog




いよいよ雪解けの季節がやってきた。

日に日に、辺り一面を覆い尽くしていた
白い山の嵩(かさ)が、ぐんぐんと下がり、
微かにどこかで水の流れる音が聞こえ、
空を行く鳥の数も日ごとに増え、
屋内のパンジーやチューリップは既に芽を出し、
この大地全体が「ぅお~~~~~ん」とうなり声を
上げて春の兆しを喜んでいる。

桜の便りも南の方からチラホラ、
すでに海開きの終った地方もあると聞く。
「たてなが」な、この島国で、
西表島の向こうから、春は一気に駆け上がって来る。

子ども達が幼い頃、春休みフェリーに乗って(一番安い)
大阪のおばあちゃん家へよく帰った。
大阪でお花見をし、北海道でまたお花見をする
おめでたい?生活だった。

大阪に親と一緒に帰ろうという誘いに
付き合ってくれるのは、子ども達が小学生くらいまでで
中学生くらいになってくると、一緒に行こうとはしない、
皆、それぞれ、自分の時間を持つようになる。
親は親で内心「ほっと」している。

これから、北の大地は目覚め、一年で最も躍動的に
移ろう季節となる。
幾度冬を越しても、「わくわく」感は変わらない。
素晴らしい季節の営みとなる。

今日は、これから札幌に走る。
21:00時頃まで、缶詰状態になる。


多様性!?

2009-03-21 06:57:42 | Weblog




昨日から,お天気は目まぐるしい、
上空では風も強く・・・・、
今朝は,薄らと降雪が見られた、
駐車場、車は真っ白になった。

「ルゥ」は、人のスリッパ、臭い靴下とかが大好きで
片っ端からかぶりつく。振り回して遊ぶ。
取り返そうとすると,逃げる。
一日の餌が,3回から、量を増やして2回にされた。
混ぜられる物も、粉のスキムミルクから煮干しに変えられた。
床を歩くが大好きで
拾っては食べている、ワラジ虫は特に旨い?らしい。

そう言えば、昔、ジョンちゃんというメスのラブを飼っていた。
彼女は、お散歩中に道路を横切るネズミを見つけて、追いかけ、
雪ノ下に潜り込んだネズミを捕獲しようと、鼻先を突っ込んだけど
丁度、鼻の頭をネズミに齧られて「キャイ~~~ン」と泣いていたのを
思い出した。

私自身も含め、私達は「多様性」だったり意見の異なる他者との
恊働が非常に苦手な人かも知れない。
違う物には「特別」とかいうラベルを貼ることによって
何とかして行こうとする、普通に異種の物を受け入れることが
出来ない。

たとえば、「グローバル」とか「開かれた」という言葉が
持てはやされて久しいが、霞ヶ関のビルの中で、
「オハヨウゴザイマス!キノウ、ウチノトーサン
ラクダカラオチテ、ケガシタヨ!!」とか
「きのう、バアちゃんからキムチ届いたから、食えよ」
というような挨拶が普通になる日はまだまだ遠いのかも知れない。

順調/順調?!。

2009-03-20 07:27:29 | Weblog


卒業

昨夜来、音を立てて降っていた雨も上がった。
これから、気温は下がって行き,午後から雪になる。
この冬は,週末周期で荒れた天気になった。
今週も、丁度土曜日にかけて荒れ模様。
春分の日、
そう言えば,5:00時頃から,薄ら明るい。

昨日は、隣町、蘭越町立昆布小学校の卒業式にお邪魔した。
全校生徒40人程の小学校、皆、一生懸命、6年生の卒業式を
立派な式にもり立ててくれた。
何百人と生徒数がある学校と違って、それぞれの子ども達に
目が?行き届き、子ども達も大変だけど、それぞれの役割を
しっかり担っている。

その後、診療所に駆け込み、体重測定、血液検査、尿検査と
いつもの行程を済ませて、
「ふむふむ・・・一ヶ月で2Kg・・・・
・・・順調かな・・・・???・・尿も問題ないし・・・」
「一日、2000カロリーは、今までの食事量と比べてどうですか・・・・?」
「ぜんぜん少ないです・・・・・・半分以下・・・腹ぺこ!!!」
「来月、朝飯抜きで来て下さい、このまま,様子を見ましょう!!」

先生から「順調??」という言葉が引き出されただけでも上等です。

昨日の朝食は「抜き」だったので、今朝はその分も頂いた!?。

「ルゥ」ちゃんはすくすくと育ち、すでにテーブルの上に顔を
出すようになった。眠くなると「だっこだっこ」は変わらない、
いつまで、「だっこだっこ」が続くのかちと心配になって来る。
6Kgを超えようかという重さだ。

マルカートさん、東京/横浜LIVE情報!!

2009-03-19 05:47:18 | Weblog
薄暗くて良くわからないけど、曇り空。
気温は,生暖かい。

柏の川井浩さんが、スタイリッシュ・ハーモニカを紹介して下さったので
早速,壁紙に貼付けて楽しんでいる。
この上の黄色い「奴」はステューデントタイプ、色とりどり、
実に可愛いカラーリングが施されている。
メーカーのホームページに行ってみると、
何か、全部キーホルダーにして、ぶら下げてみたい気分になった。
「キラキラ」とか「シック」とか「ナテュラル」とか「木目」とか
「ゴージャス」とか「デラックス」とか沢山ある。

ベットの掛けカバーやお部屋のカーテンと色合わせをして、
インテリやグッズセットとしても,売れそうな感じがしました。
きっと、世の女性は、このようなチョット変わったおもちゃに弱いと
想像します。

私が子どもの頃から,慣れ親しんできた「アコ」にはこれがなかった。
ほとんどが,真っ黒で、ダークスーツをお召しになった、おじさま達が
その黒い塊を背負って、つっかえつっかえ演奏していたイメージが強過ぎる。

時々,深紅やパールのアコもあったけど、
「チャラチャラしてっ!!」とお叱りを受けそうで、
ほとんどが,黒い塊だった。
もちろん楽器ですから、良い音を奏でていただければ
それで良い訳ですけれど、
ユーザーがこれなら、あと2~3台欲しい
と思わせる要素も。
ステージにあがった時の、見栄えも。
アコにまったく興味がない方でも、「おっ・?・?」と
思わせるくらいの「何か」-も-必要だと思いました。

順次,私のキーホルダー候補を紹介して行きます。

朝食抜きで、隣町の小学校へ出掛けるので,目が回らないように
気をつけます。

以下に、今日からのマルカートさんのコンサート情報を紹介します。
関東地方で、お時間の許す方は,是非お運び下さい。
マルカートさん,最近は一段と,充実して来ました!!!!・・・・・。

3/19(木)
サンジャック(西荻窪) tel:03-3335-8787
18:30 open 19:30 start \2500(+1ドリンクオーダー)
出演:コトリ木さん/マルカート

3/20(金・祝)
ふらっとん
http://flatton.com/
八王子市横山町8-9セイシンビルB1F tel:042-642-6205
18:00 open 18:30 start \2000(+オーダー)←訂正しました。
あたらしいお店で、斉藤としあきさんとのジョイントライブです。

3/21(土)
Roland V-Accordion FR-1ミニライブ feat.マルカート
http://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/090321kbd_marcato-live/index.html

mona records(下北沢)
出演: acari/racoustik/Raiji&Chips /sun's market+marcato
18:00 open 18:30 start
*わたしたちの出番は4番目、21:00~です。
前売り¥2000 当日¥2300 前売り予約はこちらからどうぞ

3/22(日)
「アコーディオン日和ライブ」*いろいろな国の曲をアコーディオンだけでお届けします。
紅茶の樹(善行)
小田急線「善行」駅から1分 tel:0466-84-7707 
15時~(2ステージ) \3000(お茶とお菓子つき)
出演:マルカート


基礎練習!

2009-03-18 16:58:15 | Weblog




朝からどんよりした、曇り空が続いた。
ひょっとすると,中国大陸からの黄砂が上空を
飛び交っているのかも知れない。

気温はそれなりに、暖かだった。
スキー場は、流石に閑散として来た。
モイワスキー場は、朝の9:00時頃で
駐車場に車が一台、もちろんゲレンデにも
人っ子一人いない、真っ白な世界だった。

アンヌプリスキー場も大して変わらない様子。
道内の人も、そろそろ春の移動、転勤、子ども達の
卒業,入学と忙しくなる。

ストライキしてる航空会社もあるし、
思うように飛べない。

今日は,朝からレッスン用の仕込みにと、チェルニー(鍵盤アコ用)
ハノン(鍵盤アコ用)とか引っ張り出して、思い出しながら
音符を追ってみた。基礎練習をどのタイミングで、効率よく
取り入れて行くか?一律に押し付けては行けない。

本人のやる気がないと,非常につまらない?練習になってしまう、が、
怠けると、何も弾けない?ことになる。
基礎練習,この春からは、少しは厳しく(自分にも)と
心に止める。

「ルゥ」ちゃんを連れてお買い物に出た。
運転している,膝の上にすぐに『だっこだっこだっこ』と来るので
手で助手席に押しやって、運転する。
買い物している間は,おとなしく寝ている。
音には非常に敏感で,カラスの鳴き声に反応する。
早朝の鳥たちのさえずりにも、敏感だ。

帰って来て、野球/韓国戦を途中まで見た。
WBCって特別なんだろうけど、なんか普段の
ペナントレースと雰囲気が違うし,固いし
「おーらよっ」ってな柔軟性がなく、
「キョウハ、アサカラ、オベンキョウノ、ジュンビヲシテ
 マッスグ、ガッコウニユキマシタ」みたいな・・・・。
「コウイウ、タマスジノバアイハ、コウイウスイングデ
 ウタナケレバ、ナラナイ」・・・・みたいな。

「一球目から、一丁、いったるで!!!!」見たいな,
パワ~~丸出しがあまり感じられなかった。
もちろん、選手の方々は必死で戦っているのだろう。
チームの雰囲気は固いままだ。

明日は,朝から隣町の小学校,卒業式にお邪魔する。
そのまま,診療所に駆け込んで、血を3本抜いていただき
検査して、「どやっ?なんぼか痩せたか?」という
先生のご意見を伺う予定。




卒業式!

2009-03-17 06:28:28 | Weblog




穏やかな曇り空、ほわ~~んとした、春独特の生温(なまぬる)い朝。
気温は1℃とか2℃。
朝の気温が0℃とかになってくると、暖かく感じる。

昨日はニセコ中学校の卒業式にお邪魔した。
姉達の頃から,カレコレ、10年以上毎回お邪魔している。
当時は勿論,私自身もそれなりに若かった。
当時と比較しても仕方ないことだけど、
どうしても、その頃のことが思い出されてしまう。

特に、大きな行事,節目の行事に出席することが多いので
思い起こすことが多い。
子ども達はそれぞれ、背一杯役目を果たした。
今も昔もそれは変わらない。
管理職の先生の思い、3年担任の思い、先生方の思い、
保護者の思い、2年生、1年生、子ども達の思い、卒業生の思い。

それら「思い」が早朝の体育館にぎっしり詰まっている。
時々,涙になって溢(あふ)れ、拍手になってこぼれ、
熱いまなざし、励ましの言葉、力強い歌声になって、体育館に響いてゆく。
屋根から「ざあ~~~ざあ~~~」と雪の滑り落ちる音が絶えない年もある。

学校という場所は,常にそれらの「思い」を受け止め、
なるべく良い方向で、受け止めた「思い」の答えを
外に示してゆかなければならない、
実に困難な作業を要求される場所かも知れない。

時の流れ、社会の変遷に翻弄されかねない。
次の時代を託す子ども達に、
どれ程の言葉をかけなければならないのか
どれ程の思いを伝えなければならないのか、
気が遠くなる。

卒業式の最後、大きな拍手に見送られて
子ども達は、学び舎を後にした。
一抹の寂しさと、清々(すがすが)しさが後に残った。