お天気は良い、
カリカリの道路をおっかなびっくり歩いて朝の散歩をつづける、
カラスにおはよー、啄木鳥にやぁ~リズミカルだネ、近所の親友ボーダーコリー裕太君と朝のお相撲、
いろいろして帰る、雪解けが進むと,別に懐が暖かい訳ではないけど、浮き浮きして来る、
ひょっこりひょたん島が波をかき分けて、旅を続けたように、何処かに出かけたくなる、
大阪から帰ったばかりだけど、
昨日,今年はじめてのロードワークに出た、
路側帯まで雪の壁は残っていて,日中雪が融けて道路は水浸しになっている、
跳ね上げる水しぶきにずぶぬれになって、走った、
歩道はまだまだ雪道で、道路が狭くなっている所は,交通傷害の元になってしまう、
指が痛かったり,耳が痛かったりするけど、屋内のジムのエアロバイクを漕ぐより、
ずっと清々しい気分になった。
高校の社会科の授業の時、担当の先生が血相を変えて飛び込んで来て、
「三島由紀夫が・・・・」その後、なんて叫んだのかは覚えていない、
いつもは、もの静かで冷静な先生が落ち着きを無くし取り乱していた、
映画「11.25 自決の日」を私達はリアルタイムでニュース・新聞記事で見た世代だ、
あの頃は、日本社会が揺れ動き、色んなことがあった,と言えばそうだろう、
かといって,現在が落ち着きを取り戻し,安定して平凡な社会か・・・?と言えば
決してそのようなことは無い、非常に見え難く,伝わり難く、
巧みに「包み隠されるようになった」だけのようにも感じる、
私達の子供の世代が、あの映画だけを見て,どう感じるかは分からないけど、
学校で近代史を殆どと言って良いくらい(今は知らないが)学ばない私達は、
とても危うい世代なのかも知れない、歴史の授業を,縄文式古墳からはじめるのではなく、
原子力発電所の爆発事故からはじめるべきだ・・といつも思う。
「掟=法律」も・・そう、「歴史=解釈」も・・そう、いつも力のあるものたちの都合に寄る場合が多い。
春よ来い・・・早く来い・・・