ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

8月が終わる!

2007-08-31 07:27:43 | Weblog


ちょっとはっきりしない、曇り空、
気温は18℃くらいです。

4:30分起床、お客様の朝食と弁当を作って
空を眺めましたが、生憎の曇り空、
9月に突入します。

既に秋刀魚は本格的に水揚げされ、NOVAでは生秋刀魚1尾50円
なんて、売り出しもあります。暖かい海水温に乗って、
神恵内沖では3mものサメが捕獲されたりしています。

小笠原の父島で磯つりをしていて、サメに悩まされたことは
よくありましたが、積丹でそんな大きなサメが捕獲されることは
珍しいとのことです。

普段から、いろんなメロディーが私の中を流れていますが、
先日、コールブーケさんの練習で、フィンランディア(シベリウス)を
何度かおさらいしました。短いフレーズでしたが、
音として発せられた響きの美しさに、改めて気づき
音の持つ不思議に言葉をなくしました。

『音程が悪い、アルトさんが弱い、バランスが悪い
言葉に気持ちが入らない』コールブーケさんの問題は
山積みなのですが、それらを突き抜けて、
フィンランディアというメロディーが持つ美しさに
打たれました。

畑はそろそろフル回転で収穫が始まります。
好天が望まれ、猫の手も、どんな手でも借りたい季節です。

ニセコ町の図書館『あそぶっく』の毎日の閉館ジングルに
私の曲(インスト)が使われていますが、そろそろ、それも飽きたので
変わりの曲を用意しています。昔作った『こどものころ』
という自作曲が候補に上げられ、楽譜をひっぱりだして
練習してみました。

私の中だけのヒットソングは何曲かありますが、『こどものころ』も
20代のヒットソングです、今年、コールブーケさんのために書いた
『このぬくもりをあなたに』もヒットソング間違いありません。
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月の満ち欠け!

2007-08-29 07:11:56 | Weblog


昨夜は、息子が学校から家に付くなり
『皆既月食、始まってるよ!!』
彼は、倶知安からの自転車をこぎこぎ、
月の様子を見ていたようです。
慌ててホールにいた人も、車に乗って
月の見える場所まで、移動しました。

その内、YHのベランダでも、羊蹄山の右から
ぼやっとした、半掛けの月が登るのを、確認しました。

遅くに、大阪のおばあちゃんから
『明日は、29℃になると、天気予報が言うてハル』
と、嬉しそうな電話がありました。
『一歩も外に出られヘン』

世界陸上のスタジアムも夜半にもかかわらず
気温は一向に下がらず、選手のコンディショニングも
大変なことと想像されます。

北海道は、日中かぁ~~っと暑くなりますが
朝晩は、10℃を下回る地域も出て来ました。
高い山々の山頂はそろそろ氷点下になります。

畑が、俄に騒がしくなり、収穫が始まります。

昨日は、午前中コーラスの指導に行きましたので
午後は、団体さんの後の、大掃除でした。
ゴミの山が残されて行きます。
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大賑わい!

2007-08-28 09:21:05 | Weblog


今日も爽やかな朝となりました。
すっかり、秋も本番を迎え
残暑厳しき地方の方々には申し訳ないのですが
ニセコは清々しい季節に突入しました。

30人を超える、大学自転車部皆様も日曜/月曜と
十分な休養をとられて、荷物の積み込みが
始まりました、

私達は、久しぶりの30を超える食事の用意で
てんてこ舞いでしたが、無事に送り出すこととなり
ホットしています。

この後、午前中はコーラスの練習、朋子氏は
視察団の受け入れ、すでに『あそぶっく』に
出発しました。私は自転車33台を見送って、
『ま~め~み~も~む~も~ま~も~む~』に向かいます。

お掃除は午後、になりました。

まだまだ、怒濤の日々はつづきます。
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夏の終わりに2!

2007-08-27 07:29:15 | Weblog


爽やかな朝です、
多くの若者が宿泊していますが
朝食はナシですので、私達もラクチンしています。
ラクチンでないのは、YHの洗濯機と乾燥機です。
ほとんど徹夜で働いています。
30人以上の若者の溜まった衣類をせっせと
奇麗にして行きます。

8月最後の日曜日とあって、昨日の中山峠の交通量は
凄い物でした。石山から~喜茂別まで車がつながるのでは
と思われるほどの賑わいでした、バイクの団体、自転車の団体
も沢山峠を超えました。

レッスンの前に、コーチャンズフォーに立ち寄って
携帯でピアノの先生にメロディーを伝えて、出所を
ご教示願い、『それは、ウエストサイドストーリーのアメリカよ!!!』
慌ててL.BERNSTEINの曲集を買い求め、速攻区民センターに向かいました。

13:00時から、個人レッスンが始まり19:00時までペットボトルを
飲みながら休みなし、その後、21:00時まで手風琴倶楽部のアンサンブル
練習、最近、ビル内の冷房設定温度はあまり低くされてないので
私も、生徒さんも、汗をふきふきのレッスンとなりました。
終わった後、外に出た時の清々しさよ!!!。
帰りの中山峠は15℃くらいだった。

YHのごみ集積ゲージの上の山ぶどうが今年も、撓わに房をつけました
大きなバケツ1杯は収穫出来そうです、まだマスカットのような
グリーンですが、秋の深まりとともに、色を付けて行きます、
誰にも盗られることのない山ぶどうを持つ嬉しさよ!。
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テントの夜を思い出す!

2007-08-26 04:47:13 | Weblog
暗くて分からないけど

なぜだか、3:00時起床、
だいたい息子がお休みになる頃に
親父は、ごそごそ活動を始める。

お客様の朝食を作り、P.C.に向かいます、暗くて
KEY BORDがよく見えません。

昨夜、窓を開けて、冬布団を被って寝ました。
毛布だと、寒くて目が覚めます、
窓を開けて冬布団が丁度快適です。
目覚めに、ふと、然別湖でテントを張った朝を
思い出しました。寒くて目が覚め、明け方の外に
出ますと、真っ白で何も見えませんでした。

夜が明け出すにつれ、霧の中でうごめく小動物たちに
気がつきました、キャンプの残り物目当てに
リスやテンや、狐たちが集合していたのです。

昨日の午後、数学者の秋山先生がレッスンに見えました。
5月以来、久しぶりに、先生のアコの音色を聞かせていただきました。
エキセルの911を、楽しそうに、つぎからつぎへと弾かれます。
すこぶるお元気そうで、体調の良さが、アコの音色にしっかり
反映されていました。
『パリ空』『枯 葉』『百万本のバラ』を細かく詰めて
練習されて行きました。


今日から2日間、YHは大学自転車部の皆様で、貸し切り状態となります。
私はこの後札幌に走り、夜遅くまで缶詰となりますので
今夜の夕食は、近くのバーベQハウスにお願いしました。

自転車部の皆様で、YHの夏もそろそろ終わろうとしています。
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食育と餌?の狭間で!

2007-08-24 06:23:21 | Weblog
期待を込めて、

窓は開けてられません、引き締まった朝になりました。
道の駅に泊められた車の窓ガラスはすべて曇り、
『11月のおわりみたいやな~~』と関西なまりの
伯父さんが呟きました。

暑さにことのほか弱い、ワン公はすこぶる元気で
食も進みます。

3時起床、お客様の食事と息子の弁当のネタを仕込んで
今日は、一時間間違えて起きたと思いました。
26日レッスン、それぞれの生徒さんのレッスン内容をチェック
仕込みをします。音は出せないのでコピーその他音の確認は
は後でします。

11月4日発表会の名簿作成、プログラム用の曲目一覧も合わせて
打ち込んで行きます。その前に10月7日、HAAサロンコンサートも
多くの生徒さんに協力を求めなければならず、名古屋からお迎えする
ゲスト奏者:シャオフォンさんのタイムスケジュール、役割分担など
と共に、そろそろ、考えます。

昨日は、学校給食センターの視察に、恵庭と厚真にお邪魔しました。
いずれの給食センターも最新鋭の器機を取り入れた、完全ドライ方式
の素晴らしい施設でした、それぞれ、調理能力?が6000食、3500食
800食という優れたものでした。衛生面でも完璧に文科省の基準を
クリアーし国内でも有数の施設として知られているそうです。

YHでは、毎日5食、10食、多い時は25食とお客様の食事を提供しています、
食事を考える時は、食材の善し悪しはありますが
いかに手間をかけるかによって、テーブルに並べられた時の
景色が変わって行きます。手を抜こうと思えばいくらでも
抜けます、テーブルの景色も貧相な物となります。

昨日、給食センターを拝見し、何十億とかかった立派な施設で
吟味された、地場の食材を素早く調理されていましたが、
食数が増えれば増えるほど、どうしても景色として、餌?に
近づいて行くことは避けられないことなのだと思いました。

食育という言葉が聞かれます、私は食育とは、そのとき食事する
テーブルに子供たちが座り、『いただま~~す』と始まった
その部屋の、やはり景色だと思います。ゆっくり落ち着いた
時間が確保され、あれこれおしゃべりしながら、楽しくお昼を
いただけるのであれば、それは素晴らしいと思います、
時間に追われ、せせこましくかき込まなければならないのであれば
それは、淋しい景色となります。

昨年、秋、斜里町の小学校を全部回らせていただき、給食をともに
いただき、強く感じました。

何十億という資金を使い、給食センターを新築し、どうしても餌に近い
食事の提供となるのであれば、思い切って給食をやめ、弁当を持って
通うことを基本に考えてもと思いました。時間がくれば、すぐテーブルの
上に弁当は並び、食事をする時間は保たれます、食物アレルギーの
子供が非常に増えていると聞きます、金払って不味い物を食わせる
という苦情も、給食費不払い?の心配もありません、
自治体で、幾ばくかの給食食材購入券のような補助制度を考えて
家庭に配布しても良いかも知れません。

本当に食べれなかった時代、私達は学校給食という恩恵にあやかりました。
人々の価値観が変わり、学校に対する保護者の共通認識も胡散霧散して
しまった今日、学校給食という制度は今一度、考えられるべきだと
強く感じました。
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秋の雲!

2007-08-23 06:21:51 | Weblog
きっと

肌寒い、きりりとした朝を迎えました、
学生時代の京都の晩秋を思わせる空気です。
4:30分起床、お客様の朝食、息子の弁当のネタを
作って、P.C.に向かいます。

昨日、夕暮れ近くにワン公達と散歩に出ました。
上空には秋特有の雲の塊がぽかりぽかりと浮かび
黒い塊の一つから、時ならぬ雨を降らせます。
太陽があれば虹が現れたのですが、日は既に
寿都の海に沈んでいました。

夜の帳がおりると、虫たちが一斉に大合唱を始めます。
『うるせえ~~~!』と一喝したくなるほどの大音声で
誰と誰が鳴いているのかもわかりません、『わ~~ん』
と聞こえるだけです。それでも飽き足りない虫は、
家の中のあちこちで鳴いています、私の靴の中には
いつも蟋蟀(こおろぎ)が入っています、

すすきの穂が、雲に見え隠れする、半月によく似合います。

今日はこれから、恵庭と厚真の学校給食センターにお邪魔します。
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風が教えてくれるもの!

2007-08-22 06:43:42 | Weblog
たぶん

北海道以南、東北地方は大雨のようですが
今朝は、昨日の蒸し暑さも抜け、爽やかな一日の
始まりとなってきました、

外国のお客様がちらほら回ってきます。
羊蹄山に上る、昔なじみは4:00時頃
出発しました、上空の好天を祈るばかりです。

昨日は、アップルワークスのドローを使って
大正琴のアンサンブル譜を書き上げました。
『宇宙戦艦ヤマト』4段で書き進んで行きます。
すべて数字ですから、途中で頭がおかしくなり
非常に疲れました。私のBassパートは空白にして
メンバーに届けました。

あちこちで、微妙にバランスが崩れだし、長雨で済んでいたものが
集中豪雨、土砂災害に発展し、暑い夏で済んでいたものが
猛暑、酷暑になり、20年に1回くらい来ていた、伊勢湾台風が
毎回この島国を襲い、非常に大きな被害をあちこちにもたらせて行きます。

でもこれは序章に過ぎないと言う意見もあり、
私達は、本編が開示される前に、有効な
手だてを果たして打てるのか、深刻なほとんど
生死の問題となってきました。

もう、何十年も前から、警鐘を鳴らしつづけていた人もあり。
世界の国家間規模で、有能な先生方がチームを組んで
この星の近い未来のことを割りと密かに??真剣に研究している
というお話を聞きます。

風や空や雲に教えを請うことが出来る時間も
それほど長くはないと思いたくはないけど
現実は着々と悪化の一途をたどっています。

性質として私達は非常に楽天的です。
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お盆を過ぎて!

2007-08-21 06:58:53 | Weblog


朝晩は快適な日和が続きます。
このまま、冬に向かって突き進むのかと思いますと
ちょっと寂しい感もありますが、まだまだ猛暑に
苦しむ地域も沢山ありますので、贅沢は言ってられません。

4:30分起床、息子の弁当と朝食を作って、
『大阪しぐれ』を1曲書き上げてP.C.に向かいます。
まだ、書かねばならない宿題は、『二輪草』アコ譜
『宇宙戦艦や~ま~と~』大正琴アンサンブル譜
『愛の讃歌』アコ譜、こちらはだいたいOKです。

新しい楽譜制作ソフトの解説書を日曜日の帰りに
ヨドバシに寄って、買い求め、学習しながらの
作業となります、さっき引っ張りだした発想記号が
何処にあったのか、すぐに忘れてしまい
とにかく書いて覚える他ありません。
どうしても、以前のソフトのマウス感覚で
行こうと思ってしまい、難航します。

日月と、お客様は一息、今日からまた怒濤の
日々が始まります、週末、日月33人、自転車部
の合宿まで、つづきます、その間にも、札幌方面
学校給食センター視察、コーラスのレッスン、もあり
気が抜けません。

丘の思い出は、このニセコという高原地帯に流れ付き
30年が経ちます、ときどき、ここを離れると、
ニセコの山々の連なりや、風の匂い、麦畑のうねり等が
非常に懐かしく感じるのだろうかと想像したりします。

子供の頃、川で蒜に血を吸われたり、ザリガニに指を挟まれて
半べそをかいたり、フナを手づかみしたあのぶるぶるとした
感触は非常に懐かしく、今でも私の原点のような気がします。
川で、どれほどのことを学んだかわかりません。
タモで魚を捕るのではなく、上級者?はいかに手づかみで
でかい獲物を捕れるかを、自分の中で?競ってました。

先日、蛍の話をテレビで見ました、『昔は家の中まで
蛍が飛んで来て』という思い出が語られていましたが
まさしく、その通りです、私達も子供の頃、夏になると
家の中にまで、蛍は飛んできました、また、捕まえては
蚊帳に沢山放して、電気を消して、楽しみました。

今、子供たちがチカチカした電飾ゲームに夢中になってる
姿を見ますと、言葉が出ません。

便利さと引き換えに私達が失って行くものは
あまりにも大きいのかも知れません。
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爽やかな朝!

2007-08-19 08:16:38 | Weblog


爽やかな早秋の朝となりました。
気温は多分15℃くらい、関東、愛知、関西、上海、ベトナム、ラパス、
の方々には申し訳ございませんが、寝苦しさも遠に忘れ
4:30分起床、お客様の朝食の用意、その後、
レッスンの仕込みをして
これから札幌に走ります。
知人は、この夏メキシコやインドネシアに行っています。
お土産話を楽しみにしています。
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そろそろ帰ろうか?

2007-08-18 07:47:42 | Weblog


雨が続きます、気温は朝晩18度前後まで下がります、
日中でも22度くらいですから、しのぎやすくなりました。
そろそろ内地へ?帰ろうかという旅行者の方々が
車、バイク、で南に下ってきます、明日、小樽から、千歳から
苫小牧から、函館からというお客様がYHに集結します。

それぞれの、旅の思いで、今回の夏の暑さなどを
思い思いの価値判断で、評価されて行きます。
そして、季節が来るとまた、うずうず北海道に
行きたくなるようです、もう10年以上そうして
北海道をぐるぐるしている人々が沢山存在します。

いつも決まったコース、行きつけの宿、変わっているのは
宿の子供たちだけ。この間鼻をたらしてると思ったら
もう自転車に乗って走り回っている、セーラー服を着て
口もきかない。

そういう人々は、一度は北海道移住をちらっと考えた
人なのかも知れません。

丘の思い出は、高校2年生のとき、尼崎から山陰地方を通って
九州の別府まで走りました。とにかく道が悪くて砂埃もうもうの
悪路を、海を眺めて走った記憶があります、それでも、山陰地方の
それぞれの村々に日本の集落の原風景を見ていたという思いがあります。

後に『夕日が川面を照らす、あの村めざし、歩いて行こう』という
曲を作っています。

最後の別府に着いて、キャンプ場を求め、志高高原まで上りました。
湯布院の手前にあったのかな?
そこで写した一枚の写真が、出発時の写真にくらべて、体重差10Kg
以上という、驚異的なものでした、人相が完全に別人になっていました。
当時は、1日1000円以下で走っていました、30000円で一ヶ月の旅行を
目指していました。
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過ぎてしまえば!

2007-08-17 07:16:11 | Weblog


ニセコの猛暑も、一夜にして風の気配が変わりました。
もう、上に何か一枚羽織ってないと、肌寒い、そんな
秋の気配です。私達は『暑い暑いといっても一週間』
が合い言葉です。この夏はまさしく合い言葉通りになりました。
大阪のおばあちゃん、東京の娘たちがこの猛暑を乗り切れるのか
ちょっと心配です。

普段はいている、ズボンの太ももの部分が抜けました。
一年に2本くらい抜けます、教室の生徒さんにも、
ズボン、スカートが抜けるくらい練習すると、『少し』
上達しますよと話しています、『たくさん』は上達しません
練習して練習して、ほんの少し上達します。
自分でアコの音色が変わったと自覚出来れば上等です。

何年も前、岡山で開かれたJAPCの全日本アコーディオンコンテスト
に出場しました。今年と同じくらい、暑い夏だったことを記憶しています。
8月の初旬で、YHも一番忙しい時期でした。ぎりぎりまで仕事をし
夜中、まことちゃんに函館まで送ってもらい、東海楽器さんから
借りたエキセルのコンチネンタルをかかえて(じぶんの楽器はがたがたで
使える代物ではなかった)早朝、大阪行きの白鳥に乗りました。

その晩は神戸の兄の家に世話になり、暑くて眠れなかったのを覚えています、
翌日、岡山へ、桑山哲也君が事故で欠場していて?今から思えば、入賞出来た
みたいです。自分の評価は一寸低い出来だった、大阪の津田さん(ボタン奏者)
が、階段ですれ違い、『久保さん、ダイナミックレンジが凄かったよ』と
声をかけてくれました、TOMBOの真野社長さんも、評価してくださいました。
コンテストもこれが最後だと思っていたので、演奏が終わって、舞台の裏を
通って楽屋に帰る間、熱い思いをこらえきれませんでした。
それにしても、今から思えばあの重いコンチをハードケースのまま
かかえて電車を乗り継ぎ、岡山ーニセコを往復できたことが不思議です。

丘の思い出は、昔、YHの割と近くにあった、
ニセコ町営牧場のサクランボの木です。今の東山スキー場の下になります。

春に、弁当もってよく遊びに行きました、ニセコの山々を一望出来る
サウンドOFミュージックのテーマが流れてきそうな素晴らしい牧草地でした。
一本のとてつもなく大きなサクランボが春にはみごとな白い花をつけました。
緑の牧草地にそびえ立つ真っ白い巨木、絵になりました、
多くの写真家がシャッターを切って行きました。
国土開発に買収されてからは、誰も入れなくなりました。
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大粒の雨!

2007-08-16 07:38:22 | Weblog


蒸し暑かった空の蛇口がひねられ、昨夜から大粒の雨が
降り出しました、湿気を含んだ心地よい風が、校舎の中を
吹き渡り、ほっと一息ついた朝になりました。

真夏の日差しに焼かれ、ひん死の状態だった花たちも
一寸、息を吹き返しています。

畑のひまわりは、皆同じ方角を向き、訪れた人々に挨拶をします。
車の流れは多く、牧場の裏の釣り堀が賑わい、っペペンション街、
別荘地には夜遅くまで歓声が上がり、ラフティングのゴムボートは
京極から倶知安までつながって流れて行きます。
1艇、倶知安に着くと1艇、京極を出発します???。

スーパーのお持ち帰り用サービスアイスは底をつき、
コンビニのアイスキャンディーも補充が間に合いません。
大通り公園のビアガーデンは既に店じまいをしてしまい
遅れて来た猛暑にうらめしいため息が聞こえます。

丘の思い出は、何十年も前に増毛で聞いた、雄冬です。
かっては、船でしか行けない集落が道内に沢山ありました。
陸の孤島がゆえの悲しい話も多く残っています。
断崖絶壁の海沿いに掘られた、真っ暗な素堀のトンネルを歩いて
私達は、わざわざ辺境の地を彷徨いました。

増毛から船で雄冬に行き、『進藤さん??』という民宿にお世話に
なりました。10月も終わり頃で、観光客は誰一人おらず、
灯台のある岬に上りました。そこからの日本海がまた絶景でした。
今では、道路も開通し、息子が北海道を回ったとき、雄冬でお世話に
なっています。

歩いて日本一周、自転車で日本三周?、リヤカーを引いて日本縦断
猛者が毎日のようにYHを訪れました。『めんちゃり』と呼ばれた女の子の
日本一周自転車旅行もよく見かけました。
そのころ『わざわざ』とは、誰も考えなかった、そんなことが
自分の中ではかっこ良い振る舞いだったのかもしれません。
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悲しみの丘シリーズ!

2007-08-15 07:02:05 | Weblog


一番暑い日だったかも知れません。
車のエアコンを全開にして、窓を閉めて走りました。
少々の暑さなら、窓を開けて走りますが、昨日は熱風が
吹き込み、ニセコにしてはめずらしい猛暑日となりました。

近くの交差点で悲惨な交通事故も発生しています。
お車の移動には、十分気をつけください。

毎晩、体育館でアコを演奏しますが、昨夜は汗が滴り落ち
目が見えなくなり、片方の目では鍵盤の距離感がつかめず
苦労しました、アコの裏に張られた座布団が臭くて、洗濯しなければ
なりません。楽器が臭いだしたのは久しぶりです、

このウェブログは、、毎日、100~200の人々にアクセスしていただいています。
時々、突出してアクセス数が跳ね上がる日もありますが
いつも来ていただいている人は平均しています。

丘の思い出は、何年か前にお邪魔した、イタリア/カステルフィダルドの
風景です。フランクフルトからローマへの移動でしたが、11月、真っ白い
スイスを抜けて、イタリアに入った時の思い出は忘れられません。

ローマの反対側、アドリア海に面したアンコーナという港町から
内陸にバスで30分くらいかな?丘、丘、の風景がず~~~~っと
広がりました。

それぞれの町は丘の上に集落を作り、一番高い所には
教会を建て、こちらの集落から、向こうの丘の上の集落を
まるでセピア色の映画のワンシーンのように見渡せる
おとぎの国チックな風景でした。

日曜日の正午頃、町の中心にある
教会の扉が開け放たれ、大人も子供も晴れやかな顔をして飛び出してきます。
そのままレストランのようなところに流れ、午後はサッカーの試合を
見ながらゆっくり、ビール/ワインと共に過ごされているようです。

日曜日、ほとんどのお店が完全にお休みという国はけっこうあるようです。
どこもお休みだから、家族が仕方なしに???皆、家で過ごす。
ママもスーパーお休みだから、レジ打ちのバイトも休み、
学校も完全に閉鎖、パパの会社も仕事にならないからもちろんお休み。

カステルフィダルドはイタリアのアコ製造メーカーがぎっしり詰まった
町です。私達が日々お世話になっている、楽器があのような丘の町で
作られていることに、新鮮な興味?を覚えました。

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海に咲く『はなび』

2007-08-14 06:31:11 | Weblog


朝晩はしのげますが、日中は猛暑となりました。
しかし空は、秋の気配が濃く、上空高くオニヤンマが悠々と風に吹かれます。
すすきの穂も見事に咲きそろい、月が上がるのを待つばかりです。
お盆過ぎればニセコはすっかり秋に突入します。
畑も俄に賑わいを取り戻し、収穫の季節へと向かいます。

この時期スキー場界隈を車で移動しますと、夕暮れ時は
あちこちから、バーベQの香りがします。
多くの貸別荘のベランダから歓声があがり、煙がたなびきます。

丘の思い出は、与那国島の東崎(あがりざき?)です、
民宿に居合わせた仲間とおにぎりを持って島中を歩き回りました。
歩くしかありません。切り立った断崖の多い島で、数十メートルは
あると思われる東崎の突端から、ある人が石ころを海に投げ込みました。

ぽちゃんと落ちた波紋は見えませんが、石ころが海に落ちた瞬間に
花火のような輪が一瞬、海に咲きました。あまりにも美しく、皆、
無気になって、てんでに、石ころを海に投げ込みました。
数十メートル上空から見る、海に咲く魚たちの『はなび』
驚きと、感動と、かけがえの無い自然を実感した時でした。
30年以上前の思い出ですが、決して忘れることはありません。
(以前にも何度か紹介したお話です)
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