ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

「天然」「養殖」「釣り」・・・・・。

2009-05-30 07:30:15 | Weblog




山の雪も、ようやく、斑(まだら)からほんの数本になり
ニセコ全体が,緑の王国状態になって来ました。

昨日も、楽譜書きに追われ、明日のレッスンの準備をしました。
「パリ空」のCバージョン、AとBがあって、さらにCバージョン。
私は,スペシャルAバージョン、基本となる元のAという楽譜Fm、
Emのかなり優しく書いたBバージョン、そして,今回それをさらに
優しく書いた、Cバージョン。それは必要です。

昔は,あまり思わなかったけど、優しく、分かり易く、ということは
とても大切なことだと思うようになりました。

手風琴倶楽部の合奏用に「エルクンバンチェロ」も書き足しました。
こちらは、皆で楽しめるように。
今、練習をつづけている4パートの曲より、簡単に楽しめる
曲にしました。「Valse for Daima」「エルクンバンチェロ」
「ひょっこりひょうたん島」「玩具の兵隊の観兵式」を練習中です。

今年は、イカが遅いのか、スーパーの鮮魚コーナーに生のイカが
まだ、並びません。
ホッケ、黒カレイ、真カレイ、砂カレイ、なめたカレイ、赤カレイ、
宗八カレイ、本マス、柳の舞、ソイ、アブラコ、ボラ、フクラギ
といった近海ものが並びます。

昔、長女が生まれるとき、堺のおばあちゃんに来ていただきました。
特急北海の車窓から、何処までも蕗の畑が一面に広がっている事に
おばあちゃんは、えらく感動を覚えました。「畑とちゃうよ」と
娘に教えられるまでは・・・・。

市場で、生のイカが安い・安いとまた感動しました。
真っ黒い、生のイカが一山、200~300円(当時)だった。
おばあちゃんは、イカ以外のお魚は、あまり見た事がない
お魚でした。当時はホッケも柳の舞も一山なんぼの世界だったけど、
見た事も無いお魚には、ちょっと手が出ませんでした。

今は、柳の舞もホッケも、一尾づつ、パックされて並んでいます。
私達も、初めて、ホッケの卵を見た時は、その色に驚きました。
ブルーと言うか、グリーンと言うか、魚卵であんな色は初めてでした。
何年も後から、少し買って食べてみました。

本当の新鮮なイカは、透明です、食感がコリコリです。
時間とともに、黒くなり、また、時間とともに、白くなってきます。
鮮魚コーナーのお魚さん達には、「天然」「養殖」「釣り」「岩内」
「釧路」「ロシア」「千葉」「インドネシア」「カナダ」とかのラベルが
付されています。
私はいつも「ほんまかいな?」というかけ声をしてから籠に入れます。

大きなお魚は、一尾買って、家でさばいて、アラは汁物に、
フィレは小分けにして、冷凍庫に、とテキパキします。
鮭でも、鮟鱇でも、ハマチでも、何でも解体作業します。
時々、スーパーでも魚の解体頼む事あるけど、若いあんちゃんだったり
すると、時間ばかりかかって、見ていられない時があります。





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「買えないもの」は「作れば良い」

2009-05-28 06:21:18 | Weblog




朝方は曇っているけど,昼頃から晴れる。
蕨が校庭の端っこに出始めた,椎茸を収穫した後、
ついでに蕨も11本程、摘んで来る。

薪ストーヴの扉を開けて,灰をまぶして、熱湯をかけて
一晩置く、翌朝、奇麗な深みのある緑色になっている。
さっと茹でて、酢の物、叩き,煮物と楽しんでいる。

ブッシュ刈ったーのエアクリーナーが目詰まりしていたので
食器を洗うスポンジをま~ぁるくカットして穴を開けて作った。
「まがい物」を作る事には,非常に長けている。

妻には、いつも「まがい物」ではなく、「ホンマモン」をと
強いご指導をいただいている。昔,子ども達が幼かった頃、
何でも,作っていた時代があった、「買えない」という現実
もあったが、子ども達は,父に頼めば、何でも作ってもらえると
信じていた「ふし」がある。

気が付けば、一年の半分近く過ぎている。
とにかく,時間が素早く、すり抜けて行く、
いっそ、私を追い越して行ってくれれば良いと思うけど・・・・。

もう、とっくに、取り残されているのだろう。
さすれば,自分の中に残された時間と向き合う事しか出来ない。

今日は,大正琴のお稽古、家でアンプに繋いで,思いっきり
音を出す。
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味噌の仕込みと「塩梅」

2009-05-27 10:32:19 | Weblog




朝方、曇り空だった、昼近くになって貪より蒸し暑い
お天気になった、今にも降り出しそうだけど・・・・・。

木々の緑が,一斉に若葉を芽吹き、透け々だった林が
見事な緑の森になった。この土、そして水、お日様、木々が
地下から吸い上げる力,エネルギーに感服してしまう。

昨日まで、枯れ野だった灌木林が、一夜にして見事な森に
変身する、くらいの感じ。あっと言う間の出来事だ。

筒鳥、郭公が上空を足早に行き交い、
鶯はけたたましく「ケッキョッ、ケッキョッ」と枝から枝へと
渡り歩く。アオダイショウは、道路の真ん中で昼寝、
上空では,烏が、早く車に轢かれてしまわないか、見張りをしている。

朝から,草刈りをした。
一年ぶりのおんぼろブッシュ刈ったーは、
いつも通りエンジンがかからない。
焼き玉みたいな、単純な構造だけど、
昨年、チェンソー屋の親父に、そろそろ、新しいものと
交換しなさいと薦められるた代物だ。
二汗くらいかいて、かかった。

上を見上げると,「ブヨ」で真っ黒だった。

昨日は,コーラス練習の後、
味噌の仕込みを手伝った。
2日前から,近所の農家で分けてもらった,大豆を煮てある。
昨日,朋子さんは朝から余市の麹屋さんへ、8Kgの麹を
物々交換に行った。8kgの白米を持参し,手間賃を払って来る。

夕方,知人から借りた、味噌羽の付いた餅つき機をぐるぐるフル稼働
して,二人ががりで、ものの2時間くらいで二斗樽すり切れ一杯の
味噌を仕込んだ。二斗樽と言えども,一人では上がらないくらい重い。
以前は,四斗樽で仕込んだものだけど、そして塩梅が味を決める。

そう,料理でも何でも「塩梅」が一番大切です。

味噌を仕込んで、ご飯の用意をして、ラジオでスープカレー屋の
話をしていたので,急遽低カロリーカレーを作って、そのまま
近くの温泉に行った。

最近,あちこちの温泉ではなく、「計り」に乗る事が楽しみになっている。
家の「計り」はどうも信用出来ない、温泉の計りに乗っかって、
いよいよ、90Kgの壁を、突破しそうな「ご様子」なので
一人ニコニコ、湯船に浸かった。

夜は,ボクシングの試合に釘付けになってしまった。
正座して見ていた。
内藤選手は、本当に強いと思った。

お宝鑑定団は、3000円の美しい陶器の器しか見れなかった。
「いいじゃん!!3000円でも,300万円でも美しいと思えば・・・・」

落語を聞いてて、「天然」と「養殖」と値段の差程
「味に違いが、おまっしゃろか~~~?」という下りに
一人頷いていた。
「もみない」という言葉も、何十年振りかで拝聴した。





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い~つも~の~あ~い~さ~つ~なら~!!

2009-05-26 06:50:34 | Weblog




良く晴れた、五月晴れ。
体育館もそれほど、寒くは無くなったので、引っ越しした。

部屋にあった、ステレオ(年代物)デッキ類(W・カセット、C.D、DAT)
ターンテーブル(ゴムベルトドライブ)をセットし
小さなフルレンジのスピーカーを中空に吊るして、完成。
AKAIの腰を抜かしそうな?くらい重いオープンリールのデッキも
持っているけど、過去の遺物。

でも、オープンリールとかレコードとか、
なんか、音にゆとりというか、奥行きがあったと、今になって思う。
せこせこ乾いていない。

ホールには真空管のアンプもあるけど、
知人からいただいた、
キャビネット付き年代物のコンポーネントステレオのアンプだけ
使っている。古くて、モニタージャックが一つしか無いので、
切り替え式のモニターセレクターを付けた。

ターンテーブルのゴムが伸びているので、
レコードの回転数がチト遅い。
ユーミンは半音強、低くゆったり歌ってくれる。

オーディオは気にすると,きりがないので、
また、大体、かなりいいかげんな耳しか持ってないので
「半音強、低くゆったり」ぐらいが私には丁度良い。
お気に入りの「ミスリム」ユーミン2作目、なんて回すとノイズもすごいけど
涙が出そうになる。

い~つ~もの~あ~い~さ~つ~なら~
どお~ぞ~~~しないで~~~
こ~と~ばに~し~たく~な~い~よ~
けさ~の~~~てんき~わぁ~~~

日曜日、レッスンの後、へとへとでダイマへ楽譜を届けに行ったけど、
人様のアコをお借りして、ちょっと弾いた。
思い通りには歌えないし、出て来る音色を確認しながら
「ああ~そうなんだ」とかマイアコとの響きの違い(善し悪しではなく)
ばかりが気になって、やはり集中できなかった。

アコーディオンは弾きながら聞いている音と
前に出ている音に差がある楽器で、時々他人に弾いていただいて
自分のアコの音を聞く事も大切だ。

今日はコーラスの練習に出かける。
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みんなで「しずか」

2009-05-24 06:08:10 | Weblog




昨日も,一日雨模様だった。
木々の芽吹きが美しく艶を増し、
霞んだ空にも鮮やかに映し出された。

一日、今日のレッスンの仕込みに追われ、
あれこれ,作戦を立てた。
「群衆」の優しいバージョンを書き足し、レッスンに備えた。
途中、半音階右左ユニゾンがあって、
これはどうしても省略出来ないので、そのまま書いた。
優しいバージョンが、中くらい優しいバージョンになった。
その後、チャレンジバージョンとなる。

私がC.D.「Fantasy」に録音した「群衆」のバージョンは、まだ、
楽譜に起こせていない、自分でも,あれ!どんなんだったっけ?と
忘れたら,自分のC.D.を聞いて思い出している始末。

新曲「Daima」は、昨日も1st/2nd、両方練習してばっちりに?なった。
けど、一人で同時には弾けない。

雨は上がり、
雪も残る、新緑も美しい、中山峠を越えて、札幌に走る。

写真は、朋子さんの、みんなで「しずか」??。



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上空の大活劇!

2009-05-23 05:54:24 | Weblog




昨日は、一日じゅう雨だった。
時々,激しく,時々優しく降った。
そう、一日じゅう家の体育館にいたので
屋根を打つ,雨音で雨の降り方を想像していた。

新しい「Daima」という曲の練習、
まず、1stを録音して、それを聞きながら、
2ndを練習した。ミュゼットの音色が、体育館一杯に
折り重なって響いて行く、これは行けるかもしれない?、何処へ?
ただ、何かの影響は必ず受けているので・・・・・・・・。

録音されたDATに微かに、雨音がノイズのようにず~~っと被っている。
風が吹けば,風の音が同時に録音される。
木の葉が舞えば,木の葉の擦れる音が・・・・・・ うそ?

そんな場所だ。

昨日の早朝、「ルゥ」のお散歩から帰った朋子さんが
慌てて家に駆け込んで来た・・・・?
「何かごっつい者が・・いた」

今度,高級ヴィラ(一棟1億前後)の開発予定が決まっている
唐松林で「それ!」を見た。
カラスではなかった。
遥か上空から「それ!」は,急降下した。

唐松の最上部から、金色の何かが血相を変えて幹を垂直に走った。
けど、慌てたので、途中からドスンと地面に落ちた。
急降下の「それ!」は獲物の捕獲に失敗し、翼を羽ばたかせて
上空に舞い上がった、翼を広げると,小型のグライダーかと思われた。

「金色の何か」も小鳥の雛か,卵を狙っていたのだ、
命拾いをした。

恐らく、「それ!」は大鷹、「金色」はテンと想像された。
大鷹は絶滅危惧種、テンは以前、家の厨房のねずみ取りの籠に
入り切らずに(大きくて)暴れた奴だ。冬毛の美しさにはホレボレする。

そう、開発される所にも、多くの生き物達が、命がけで日々暮らしている。

「ルゥ」ちゃんは、上空の大活劇に素知らぬ顔をして
お散歩に夢中だったとか・・・・・。

「豊かさ」とかは、なかなか一つの物差しでは,計り知れない。

ジャングルの奥に、「貨幣」という価値観を持ち込んだ途端、
そこに暮らす人々の生活/社会が壊れて行くと、学生時代に学んだ。
敢えて、「ノー」と言い続けて、自活する人々が存在する事も事実だ。
けど,そこには,何か強いものが無ければ,続かない、人はそれほど強くない。
「哲学」であったり「思想」であったり「宗教」であったりする。

私自身は、明日食う「米櫃の中を」いつも心配している。
そして,夕方になると,西の空と東の空を眺める。




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新曲?『Daima』完成!

2009-05-22 06:09:20 | Weblog




お天気は少し下り坂、気温はようやく上がって来た。
朝晩の寒暖の差は,激しい。

昨日は、「ルゥ」の散歩の途中で、
良いメロディー(滅多に無い)が浮かんだので
家に帰って,忘れないうちに、パソコンに打ち込んだ。

『Daima』というワルツ(滅多に無い)が完成した。
歌詞も付けて、「ガンゲット・ダイマ」さんの応援歌にしようと
考えた。2nd Accoも書きはじめたけど,途中で疲れて寝た。

くまのぷ~さんも、コブタとお散歩なんかしていて
鼻歌まじりの歌をよく作っていた。
そう、あんまり「作らねば!!!」と思うより、
お天気が良くって、風が爽やかで、小鳥がおしゃべりしているくらいの方が
良いのかもしれない。

昨日は午後から,大正琴のお稽古、
新曲「愛のままで」を練習した。
昨年,話題になった曲だけど、最近の曲は
どれも,難しい、おば樣方は,お琴を前に悪戦苦闘された。
かなり端折って?書いたのだけど、シンコペーションに
悩まされる。

ニセコは,山菜採りのシーズン真っ盛り、
道ばたのあちこちに,車が止まっている、
タケノコ採りでは、命を落とす人が例年何人もいる。
私達は,いつからか,家の回りだけで、2~3本
その日,食べるだけ採るようになった。
山までは出かけない。

春以降の「演奏依頼」も来るようになった。


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いったい誰が使いこなすのだろう?

2009-05-19 18:35:01 | Weblog


強風強風強風強風強

キリリと晴れたけど,風が強い、
朝晩は、やっぱりまだ寒い。

日曜日は,真駒内のレッスン、丁度一年ぶりの生徒さんにも
再開出来て、また,妥協のないレッスンが始まりました。

月曜日は、午前中,体育館へ引っ越し・・・
ステレオやC.D.カセット.DATなど全部引っ越し、
ターンテーブルもオマケして,ひ~~さしぶりに、ユーミンの
「ミスリム」とかを、ターンテーブルの上に置いてみました。

流石に、ノイズは隠せないけど、音の奥行きが、やはりC.D.に比べて
深い感じがしました、ただ,ベルトドライブのターンテーブルは
ベルトが伸びているので、たぶん、
オリジナルより半音チョット低いくらいの声で、

「い~つ~もの~あ~い~さ~つ~なら~、どうぞ~しないで~」と

ユーミンがゆったり歌ってくれました。

午後からは、町民センターに入る,新しい音響設備の設置に
立ち会いました。最新のデジタルミキサー、ワイヤレスマイクロフォン
システム、デッキ類、2チャンネル、4チャンネルのパワーアンプ、
スピーカーも、メイン/サブ/モニターと合計、6本。

メインスピーカーだけでも,充分のような感じがしたけど、
ジャズヴォーカルの「フォローミー」を流していただき、
ホールを縦に歩いて音ムラが無いかとか,聞いて行きました。
音楽専門用ではないので、音量とか遠くへ飛ばすとかは,充分余裕
がありますが、ヴォーカルやそれぞれの楽器の臨場感には、残念ながら
物足りなさを感じました。

デジタルミキサーの能力をフルに使いこなせば、色んな音作りも
可能になるのでしょう。(いったい誰が使いこなすのだろう~???)

今日は,午前中、コーラスの練習に出かけました。
7月に,京極吹き出し公園音楽祭、札幌「花の会」の皆様との
交流会を控え、練習にも力が入ります。

「桃ちゃんのランドセル」シンコペーションが多くて、
おば樣方は、非常に苦労をされています。とにかく、何回も練習して
その曲が持つリズム感をしっかり覚えましょうと,励ます。

「小雨降る径」タンゴは、私がアコを弾いてしまうので、
かえって、指揮者不在の分,皆さん、一生懸命歌わねばと
こちらの方が、仕上がりは早い模様です。
私も、弾きながら、あれこれ考え、少しづつ手直しをして行きます。
特に,ピアノのリズムと整合性を持たせようと、心がけて行きます。

体重は極端には、落ちませんが、見るからに,
お腹の回りはスッキリして来ました
自画自賛。

なんとか、毎日、2000カロリー付近を維持し、
しばらくぶりにあった人には、「あんた,誰や!!」
見たいな変身ぶりを・・・・・・期待します。








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ひとりしずか-ふたりでゅお-さんにんとりお

2009-05-16 06:41:02 | Weblog


ひとりしずかひとりし

晴れた,霜が降りたのかもしれない。
車の窓ガラスは白く凍ってる。

花は一斉に咲き初めている。
畦の用水路には、オタマジャクシ、蝦夷サンショウウオ、の
子ども達が,真っ黒になって蠢いている。
用水路の底が見えないくらいの、真っ黒。

「ひとりしずか」?一人だから静かなのか、野辺にぽつん、ぽつんと
咲くから静かなのか、しずかごぜんに容姿が似ているから静かなのか
分からないけど、「ひとりしずか」も咲いた。

昨日は,愛知県からこの夏、子ども達の体験ツアーを企画されている
旅行会社の方がお見えになった。現地視察というお仕事で、
実際に、お世話になるであろう,お隣の農家Hさんも
交えて,夜遅くまで話が弾んだ・・・「がっはっはっっ」と?。

今朝は,珍しく新聞が遅かった。
考え事をしていて、一番外れのYHを忘れたのであろうか?
昔、新聞配達をしていて、一軒一軒覚えるときは、必死で
台帳を確認しながら放り込んで行くけど、覚えてしまうと
彼女?のこと等、考えながら,上の空でも200軒以上配っていた。

夕方行って、朝の「不配」を指摘されることがたまにある、
そんな時、今朝の行程をず~~~~っと一件目から思い浮かべる。
200軒の道のりが全て頭の中に焼き付いている「上の空」で
あったけど、映像としてフィルムを巻き戻して見ているのと
全く同じように、一軒一軒、行った行ったと確認出来る。

しかし、「不配」を指摘されたお宅だけは、思い出せない、
映像が途切れているのだ、不思議だった、いつもそう
「不配」の家は,その日だけ,思い出されなかった。
「不配」の極めて少ない配達員だった。店長によく褒められた、
けど、よく叩き起こされもした。

オープンリールデッキをタイマーに仕掛けて、目覚まし代わりに
回していた、目覚ましはビートルズだった。

明け方,暗い内から走り出すので、用水に自転車と一緒に
ひっくり返って,寝込んでる親父とか、結構ヤバい場面にも
遭遇することが何度かあった、「待てっ~~~~!!!待てっ~~~!!」
と叫んで、空へ向って「パン・・・パ~~~~~ッン」て銃声が
響くこともあった、「ドッキュ~~~~ン」とか決して言わない
「パンッ、パンッ」って非常に乾いた音だった。

私が一番怖かったのは,朝の3時4時に扉の郵便受けに
新聞を差し込もうとすると,必ず、中から引き抜く家があった。
真っ暗い内から,扉の向こうで、待っていると,思うと
恐ろしかった、今日もまた,引き抜かれるのか・・・・

配達の暗闇劈(つんざ)く 銃声より
扉の向こうの人影 怖~~~~~~~~~い



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椎茸を抱えた籠の重さより!

2009-05-15 18:48:01 | Weblog




昨夜?明け方?凄い雷様が落ちたと、言われた。
ぜんぜん夢の中だった。『っどっか~~~ん・・・っどっか~~~~ん』
と2回くらい,近所に落ちたようだ。
朝晩、ストーヴが付かさる・・・・。
寒い、峠道は雪だ。

桜の花びらに 積もる想いの雪景色
春の名残は かくも冷たき

悩ましき タイヤを替えたばかりというのに
空の気まぐれ 還る道無し

椎茸を抱えた籠の重さより
森を渡りぬ 鶯のホーホケキョッ

朝晩と、ゲージを睨み、一喜一憂
腹の重さよ、心の暗さよ

川面に糸を垂れつつ 鮒の当たり待つ
幼き頃の 光り透き通れ

温い風吹いて 花びらの舞う道すがら
あとどれくらい と幾度も胸に尋ねし

今朝は,4:00時頃から、「愛のままで」大正琴のアンサンブル譜を
書きはじめた、ソプラノ、アルト、テナー、それぞれ音域が分からないので
メンバーに早朝から電話して、教えを請う。「下点#ソから上点ソまで・・・」
昼近くになって、BASSを適当に(私のパート)
パターンとコードネームだけ入れて終了した。
実際にお琴で、音を出して確認しなければならない。

通信レッスンの生徒さんのテープも作らねばと、録音の準備をするが
集中出来ないと、旨く録音出来ずに、翌日に回す。

宿題は多い、町民センター音響設備の入れ替え、スピーカ設置場所立ち会い。

札幌ダイマさんで7月12日、昨年に引き続き、「あの」パリ祭アコパーティー
やると言って来た。会場も同じ、昨年は参加者皆、熱中症でくたばるかと
思ったくらいの暑さだった、滝のごとく汗は身体を流れ、鍵盤も何もかも
づるずるになった、記念すべきアコパーティー。名古屋からもK氏がかけつけた。

前日(土曜日)は、コーラス「花の会」さんとの、ニセコ交流会。

木金は札幌に泊まりで、研修会。

余程、作戦を上手に立てないと、目的は達成されないことが見えて来た。
気持ちだけは,前向きで考える。

明日は,レッスン仕込みの日、テープ作成の日・・・・・・。




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雨・霰・雹 !

2009-05-13 21:35:31 | Weblog


雹ヒョウ雹ヒョウ雹ヒ

朝から,お天気は目まぐるしく変わった。
晴れ間も時々訪れるけど、とにかく風が強く
寒い一日だった。雲が次から次へと流れ、
昆布岳の裏側では、ビニールハウスを突き破るほどの
大粒の雹が降った.降ったというか、叩き付けた。

朋子さんは,酪農体験の高校生に伴って、昆布岳の裏側にいた、
午前日程で、昼頃、丁度お見送りの時に、ばー~らばらばらと雹が落ちて来た。
痛くて危険を感じたという。

積丹半島から美国中学校の生徒さんが、宿泊研修で、宿泊した。
朝から、部屋をチェックしたり、玄関を掃除したりして、
その隙間に、「百万本のバラ」in Cm~~C#mの運指を書いて、
東京の秋山仁先生に送ったり、札幌の「花の会」のNさんにも、
今度の「交流会」で指導をお願いする楽譜類を揃え、
当日のタイムスケジュール等も大まかに書き込み送った。

昼から、夕食の準備を始め、お皿を洗って、
アコーディオンコンサートを皆に聞いていただいて、さっき
パソコンを開いた。

美国中学校の生徒さんは、何時も食事を,非常に奇麗に食べていただき、
私達を感動させる。長い間宿泊業をしているけど、未だ経験が無いくらい、
食事の後も美しい、普段の生活ぶりが想像される。

食後が奇麗というのは、例えば、某大学のサイクリン部も宿泊して
いただいたけど、米粒ひとつ残らなかったという、それとは内容が違う。

皆、妖しげなユースホステルの親父が奏でる、アコの音色に集中した。
初めてのアコーディオン。
ホールで20名以上が、ぐんぐん迫って来るのが感じられた。
音は,普段とは変わり,完全に吸収され響かないけど、
心に届けとばかり、弾ききった。
中学生の皆さんだから、アンジェラ・アキさんとか準備はしていたけど、
弾き始めると、アコーディオンらしい曲を聞いていただいた。
美国中学校の皆さん、ありがとうございます。

明日は,朝食準備、皿洗い、掃除して,大正琴の練習に出掛けます。
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音響設備の導入。

2009-05-12 06:57:55 | Weblog




肌寒い曇り空、

「ルゥ」ちゃんは,早朝からあまりうるさいので
表に放り出された。くしゅん?としている。
特に,腹が減って来るとうるさい・・・・。
私達も同じか。

昨日は、会議が二つ、いずれも深刻な議案はなく
なんとか、終える事が出来た。
春以降の行事日程等が示された。
家に帰り、カレンダーに写して行く、
これを間違えたりすると、飛んでもない事態となる。
日曜日程の行事も多く、誠に申し訳ないけど,欠席が目立つ。

夏、8月6日、ニセコ町文化協会で京都大学交響楽団をお招きする。
総勢100人を超える,団員の皆様をニセコ町にお迎えし、
演奏していただく、今から、準備、打ち合わせが繰り返されている。
私達も、「ワクワク」している。

2月だったか、京都大学交響楽団のメンバーが下見に訪れ、
家にも、お立ち寄りいただいた。
演奏する以前のお話が、非常に重要で、大変な作業となる。
100人もの団員が、楽器を携えて、詰まった日程で移動されるので
それらの、「衣食住/移動」の計画が,余程きちんと組まれなければ
演奏に漕ぎ着けない。

でも,若い人々、意欲的に道内を駆け巡る計画です・・・・・。

文化協会では、理事者に直接お願いして、特別な予算を組んで頂いた。
今から、楽しみなイヴェントの一つです。

今日は、コーラスの練習、タンゴ「小雨降る径」のアコ伴奏部分も
書き入れたので、はじめてピアノとアコの伴奏で,歌っていただく。
タンゴ、結構目一杯アコを弾いてしまっているので、皆さん、これで
歌えるか、ちょっと心配、でも,時間はまだあるので、修正を加えたり
練習を重ねたりして、仕上げて行く。

町民センターに、音響の設備が新しく導入される、
以前から、希望が多く、多町村どこに行ってもこんなお粗末な?
設備はないと、利用者の不満の声が多かった、

音楽関係のイヴェントは、別に外部に音響設備をお願いして
いつもやりくりしていた。
立派な,音響設備が導入され、操作手順の熟知、また、聞き取れる「耳」
を持った,専門の技術者が管理、操作、できれば良いけど、
なかなか、それは期待出来ないので、素晴らしい音響設備を
この先、どのように有効活用していけるか、難しい問題になってくる。

講演会の時、カラオケの練習の時、ダンスの練習の時、
本確定な演奏会の時、といっても、音楽の形態は様々なので
その時その時の演奏形態、楽器の種類によってもセッティング
等は変わって来る。

ホールを縦に使う時、横に使う時もある・・・・・・???。

何はともあれ、悲観的に考えないようにする。

私は、もっぱら、インターネットで安~~~いアンプ、マイク、
ミキサー、ラインミキサー、スピーカーと買い足している。
自分が,扱える範囲で、必要最小限な範囲で、
今は、モニター用に、もひとつ,小さなアンプが欲しいけど、
金欠甚だしい・・・・。
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春爛漫モード!

2009-05-11 08:30:53 | Weblog




薄曇り、生温い気温。

昨日は、朝から札幌に向って走りました。
狸小路キクヤ楽器さん、円山クラス/エルム楽器さん
2ヶ所の稽古場を回って、夜はコーラス「花の会」の皆様と
ニセコ交流会の打ち合わせをして、深夜、ニセコにたどり着きました。
長~~~~い、一日となりました。

殆ど,スタジオの中でしたが、
新しい生徒さんも、つぎつぎ訪れ、出会いと賑やかな日曜日。
円山近辺は、公園・花見のお客様かな?
凄い人出となりました。
お陰さまで,何処の駐車場も満車状態、
もちろん、円山クラスの駐車場は未だ,一度も利用出来ません。

春らしい?風が吹き、それぞれの店先には,色とりどりの花、
鉢植えが出そろい、世の不景気風もちょっとお休み頂く、
そんな華やかな日曜日となりました。
何か,新しい事にチャレンジしてみたい「気」が起こる
北国の春爛漫モードです。

今日は,午前、夜,会議が2本、明日はコーラスの練習と続いて行く
私は、少々お疲れモードです。
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大山桜-満開!!

2009-05-09 06:14:17 | Weblog




お天気が続く。
校庭の大山桜が、満開になった。
年輪を重ね、老木の域に入っているのだろう、
衰えは隠せないけど、毎年、みごとな花を咲かせてくれる。

山桜は、葉と一緒に花が咲く。
子ども達の声が絶えなかった、ニセコ町立/藤山小学校現役時代から
ず~~っと、この場所で,咲き続けている。

今は、小鳥たちのお休み所として,繁盛しているが・・・・・・。
朝方,こんもりした大山桜ハウスからは、チュンチュク/ちゅんちゅく
小鳥のさえずりが絶えない。うるさいくらい。

桜は折っては行けない、傷つけてはいけない、と年寄りから
教えられた。ラブラドールの「ぷ~」君は、ずっとこの桜の下で
過ごした。夏の午後には素晴らしい日陰を作ってくれた。
いつも涼しげな風が通っていた。

昨日は,殆ど楽譜を書いて過ごした。
日曜日のレッスンに備えて,シンプルで優しい楽譜ばかりを
足早に書いた。初心者の生徒さんが多いので、童謡やなじみのある
曲を選んで、指番号をしっかり入れてゆく。

普通の練習曲にたどり着けるまでには、時間が必要だ。
左/右を合わせて、思い通りになんて、なかなか難しい。
基礎練習だけだと、飽きてしまう。
特に年輩者は、それが目的ではないので、
普通の練習曲が弾けるようになるまでのプレ練習曲が
必要となる。

北国は,一番、躍動的で、爽やかな季節へと移ろって行く。


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シラネアオイが咲いた。

2009-05-07 16:11:50 | Weblog




シラネアオイが咲いた、大山桜も3分咲き、次々と
花達が咲きそろう。春爛漫な天気。

朝から、部屋の前にベランダを出して,テーブルと椅子を並べた。
日除けが無いとちょっと暑いけど、これで牧草が生えれば、
ガーデンっぽくなる。

回りの畑でも,いよいよ,トラクターが稼働始めた。
蒔き終わるまで、戦いの日々が続く。

郭公を聞いた人もいるようだけど,私はまだ聞いていない。
「カッコー」は「ほぅーほぅー」という筒鳥とセットだけど
まだ聞いていない。森では必ず、「カッコーッ」の後に、
「ホゥーホゥー」の間(あい)の手が入る。

カッコゥッー・・ホゥーホゥー・・カッコゥッー・・ホゥーホゥー・・
ってな具合に。

午後から,大正琴の練習に行った。
なかなか曲が仕上がって来ない。
まだまだ音がしっかりとれていない、曲のバランスとか
歌い方とか,まだ暫く先のお話になる。

後、2~3日で,大山桜も満開になる。
プ~ハウスの花見だ・・・・・。

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