ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

日本ではまだかいな??

2008-03-31 07:19:05 | Weblog


曇り空です。
気温は-3℃くらいかな、昨夜の中山峠は-5℃くらいでした。

札幌市内は、もうカラカラで路地裏に少し雪が残っているという
様子でした。狸小路も円山の裏参道も、春休み、ご家族でのお出かけが
多い日曜日でした。

昨日調べた楽曲を早速、キクヤさんで探してもらいましたが、国内版では
まだ、出ていないという結果がでました。それではとレッスンの合間を縫って
中島公園のYAMAHAで検索していただきました。
輸入楽譜なら入りそうですが、時間を下さいとの事でした。
あんなに、世界中で?こぞって演奏されている楽曲ですが、
日本では、まだまだマイナーなんだ、と認識しました。

YAMAHAのカウンターでお願いをして、フルートの曲集を買って帰りました。
最近は、ピアノ伴奏付きのヴァイオリンとか同じくフルートとかを
活用しています。どうせアコーディオンの楽譜はありませんから
それらを参考にアコ譜を起こしています。

ユーチューブを聞きながら、耳コピーで起こしてみます。
カルロス・ガルデル/Por una Cabeza
コメント

時ならぬ雪!

2008-03-30 06:55:59 | Weblog


昨日は気温も低く、少し雪が降りました。
朝方の空には、冴え冴えとした月がかかり、
薄く開けて行こうとする乳白色のブルーに
ひときわの存在を示しました。

気温が低いと、ゲレンデはカッチンカッチンで
来るものを寄せ付けません。
-8℃くらいとお聞きしましたが、春、粗目雪がカッチンカッチンに
なると厳しいスキーになります。
昔は、そんな条件でも、(内心おっかなびっくり)普通のような
顔をして滑ったものでした。ガリガリッッッと凄い音と振動です。
ガラガラコブコブで、とにかく板の真ん中に乗るしかありません。

昨日、生徒さんからリクエストのあった、タンゴを調べていました。
古い楽曲ですが、今世界中で?大流行りなのかは、わからないけど
皆さん、こぞって演奏していました。プロもアマも、ソロは少なく
ピアノカルテットのような編成が多いと見ました。
タンゴには、何か独特の魅力があります。ハマると抜差しならなく
なるような、妖しい魅力です。バンドネオンで演奏されるタンゴワルツ
なんかはその最たるものかも知れません。

全容がわかりましたので、後は楽譜を書くだけです。
いきなり、テーマから入る演奏、Bメロを流した後に、おもむろに
入る演奏、ヴァイオリンで凄いカデンツァを前ふりにした演奏、
様々でした。

今日はこれから札幌に走ります、熱を出して休んだ変わりのレッスン日です。
コメント

3月も終わる!

2008-03-28 22:18:12 | Weblog


お天気はあまりぱっとしません。
雨です。

昨日、泊村の寿大学閉校式に、お邪魔しました。
日本の古い歌を、一生懸命演奏して来ました。
最後は『青い山脈』『誰か故郷を思わざる』をおじいちゃん
おばあちゃんと合唱して、元気を沢山もらって帰りました。

泊の海は、空を覆い尽くすカモメと波飛沫が非常に懐かしく
目に染み込みました。子どもが小さい頃、龍神荘にプラレールを
持って、遊びに行ったり、夏はキャンプにも、春は魚釣りに出かけました。
夕日だけを見に走った事もありました。浮き上がるイカ釣りの漁り火。
大きなアサリ(蛤だと思っていた)を漬け物樽に3杯も拾った事もありました。

海は好きです。

帰りにE.L.T.の『サクラビト』の楽譜を買って戻りました。

今日は、札幌F.M.局『ノースウエーヴ』から出演依頼の連絡をいただき
毎週木曜日、10分。スケジュール的に無理で、マルカートさんに
お願いしました。

午後、会議の後、転任される管理職の先生方の送別会で、いこいの村に
お邪魔しました。ご栄転される先生には、赴任地でのご活躍を願って
止みません。

使用しているアコをオーバーホールに出しました。
しばらく戻って来ません。
コメント (1)

年度末!

2008-03-25 22:12:49 | Weblog


昨夜からの雨は上がり,朝は明るく,晴れ渡りました。

午前中は、ニセコ町幼児センター、始めての卒園式にお邪魔しました。
幼児センターは,保育所と幼稚園が合併した、幼保一元化の施設です。
44名の卒園児は、元気な声で返事をして、卒園証書を受け取りました。
この一年間,始めての施設での新しい保育システム、先生方は大変
苦労されたと想像します。子どもたちは,立派に巣立って行きました。

午後からは、数学者の秋山先生が重いアコを抱えて、お見えになりました。
新しい曲を,2曲ばかりレッスンされて行かれました。
お元気そうで、『詩人の魂』『パリ空』を余裕を持って演奏して行きました。
4月に,桑山哲也君とヤマハホールでご一緒する予定だそうです。
23日(日曜日)はカンゲット・ダイマに福居良(ジャズピアニスト)さんと
遊びに行かれたとお聞きしました。遅くに,私の携帯に連絡したけど、
繋がらなかったそうです。多分私は丁度中山峠を走っていた頃でした。

年度末、先生方の移動も発表になり,歓送迎会の季節です。各学校の入学式、
辞令公布式と合わせて、しばらく、昼に夜に、出かける機会が増えます。

コーラスのレッスンの日程、大正琴のレッスンの日程も入って来ました。
お休みしていた活動も再開します。あちこちの楽譜を調べたり,譜読みを
したりと追われます。

27日は,泊村にお邪魔します。

コメント

上海からの電話!

2008-03-23 07:09:14 | Weblog


晴れが続きます。
昨日の夕方、ぴ~と散歩に行きましたが,水の音があちこちから
聞こえて来ました。

夜遅くになって、上海のボリビアさんから電話が入りました。
私は寝ぼけていて,上手くお応え出来なかったようですが、
チベットのこととかは,中国国内ではまったく『問題ない!!』と
放送されているようです。

ニセコの変容のありさまを取材したい方があり、その方ともお話しました。

一ヶ月早い雪解け、この後どうなるのかちょっと想像出来ませんが、
ひらふにいた頃、一度だけ,春の高校野球実況中継がゲレンデに流され、
800mから下には,まったく雪がなく、リフトの上から投げられたタバコの
吸い殻で、牧草に火が付き,山火事になりかけた事がありました。
あれが、ちょうど3月の下旬でした。

この後,お天気は下り坂です。
コメント (2)

春の陽射しを受けて!

2008-03-22 06:52:19 | Weblog


晴れがつづきます。
日中の気温はずっとプラス5℃くらいまで上がります。
陽射しが直接当たる所は、10℃以上になっています。
畑にはもうもうと融雪剤がまかれ、野鳥たちが姦しくなってきました。

深い沢の水の音も微かに聞こえるようになってきました。
道路脇の側溝には轟々と水が流れていますから
ワン公が雪を踏み抜いて流されないよう気をつけます。

春の足音がしっかり聞こえて来ます。
雪国で暮らす春の足音には、何物にも代え難い『嬉しさが』
込められています。

スキー場も、春休みに入りご家族での利用が多くなって来ました。
この時期、いつも上空はかなりの強風が吹き抜けます。
青空で晴れ渡っていても、リフト/ゴンドラが風で運休します。
スキー場下の気温を見て出かけますが、1000m台地で震え上がります。
下で暑くても、しっかりまかなって出かけなければなりません。

800mのレストランでは屋外ジンギスカンが始まりました。
昼に、生ビールとジンギスカン、それでおしまい(パッポッン)になり
ゴンドラの下り線に乗って帰るスキーヤーもちらほらいます。

明日は札幌レッスンDay、久しぶりで、手風琴倶楽部の練習も出来そうです。
カホン奏者をお招きしての練習になります。
COBAさんの『夢の国』『マリネラ』『コンドルは飛んで行く』
リズムが入っての演奏は始めてで、楽しみです。

ユースホステルは25日で営業を休止し,春のお休みに入ります。
4月の26日土曜日辺りから再開します。

この後、先生方の移動(歓送迎会)入学式、息子の引っ越しと続きます。
コメント

朝日カルチャー講座!!

2008-03-20 21:35:14 | Weblog


好天に恵まれ,朝8:30分札幌に出発しました。
結構市内は車が混んでて、11:00ホテルニューオータニ到着、
即、リハーサルをさせていただきました。

後半タテヤマさんも参加して、13:15分、何とか切り上げ、
開演を待ちました。満員札止めでしたが,当日も遠方から
多くの方が直接会場に詰めかけ、スタッフの人を慌てさせました。

こんなに多くの方の前で演奏するのは久しぶりで、
力が入ってしまいました。90分の力配分も勉強になりました。
今回は,アコでどんな表現が可能なのか、あれこれ聞いていただきました。

ニセコに帰って、温泉のお客様とナイターのお客様を迎えに行き、
今日の仕事が終わりました。

3月27日、泊村に行きます。寿大学閉校式で演奏させていただきます。

今日は、本当に多くの方にご来場いただきありがとうございました。
次回があれば、頑張ります。
コメント

ふきのとう!

2008-03-15 07:15:22 | Weblog


昨日から真剣に雨が降っている。
山はガスがかかって、自分のスキーの先が何とか見えるくらい。
雲の中を平衡感覚だけが便りに滑る感じです。

昔、雪上車に乗っている知人は,明け方、吹いたりすると
隣の会社のゲレンデを一生懸命押していた、なんて話を聞きました。

春先は、800m~1000mでよくガスがかかり、リフトの鉄塔を目印に
降りたものでした。1200mくらいまで登ると,太陽や羊蹄山を拝める事も
よくありました。
 
カンボジアの知人が山田坂下倶楽部
(昔々、ひらふのふじ寿司から下『ススキ以外なにもなかった』
の飲み屋に屯していた人々)
に便りをくれました。
救急車で運ばれる人が、帰る時は、奥さんが亡骸をリヤカーに乗せて
という現実が印象的でした。
世界中で、富の偏りが顕著な昨今です。

ワン公の散歩の道すがら,ふきのとうが顔を出し始めました。
『残雪』の季節がやってきました。

「雪がとけて  春になって
 ゲレンデにも 花が咲き
 残雪を    選んで
 描く     シュプール」

コメント (5)

あめ!

2008-03-12 07:01:50 | Weblog


昨日は朝から雨が降った。
午後になって気温が下がり,雪に変わったけど。

今朝は、よく晴れ渡った素晴らしい朝になった。
体育館の東の端に残っていた大きな雪の塊も全て落ちて
屋根には、もう何も残っていない。

赤い屋根の向こうに、アンヌプリが光り輝く。
鳥たち、小動物たちが,俄に忙しくなって来た。
月夜の雪原を駆け巡る足跡が至る所に残っている。

春は近い。
あんなに待ち遠しかった春がそこまで来ている。
春は必ず来ると信じていたから、厳しい冬を乗り越えられる。
何十年もそんな事を,繰り返して来た。
コメント

久しぶりの札幌!

2008-03-10 06:26:55 | Weblog


お天気は安定している。
雪解けが進み、みるみる雪の山が『ガサ、ガサ、』と
小さくなって行く。

2週連続のお休みだったけど、久しぶりに札幌まで走った。
道路には雪もなく、すっかり春めいて
どの車も、飛沫が飛んで真っ黒だった。

J翁が、2週間の滞在を無事滑りきり、
早朝,旅立たれる、駅で見送る時、いつも
来シーズンの,お元気な姿をお祈りする。
他の追随を許さず,孤高の域に達して来た。
J翁に去来する山への思いが,厳しい夏の訓練を
続けさせる、連日の日照りで,真っ黒に焼けた。
80歳を超えた老人の日焼けした笑顔が素晴らしい。
コメント

春の兆し!

2008-03-08 07:03:42 | Weblog





お天気に恵まれ,日中は気温が上がります。
鳥達の数が増え,ピーチクパーチクかしましい森の中です。

ず~^っと休みなく,走り続け、3月26日まで走りつづけます。
チョット,疲れがピークになって、ニッチモサッチモ行かなくなっています。
ココで,もう一度頑張り通さなければ,冬が越せません。

とぎれとぎれの時間を使って、『エディット・ピアフ』を見たり
とぎれとぎれの時間を使って、考えます。
コメント

兄っちゃんオラ達だって・・・!

2008-03-03 13:40:34 | Weblog




朝は冷え込んだけど、この冬一番の快晴、
アンヌプリの頂上からは,暑寒別岳、大雪山系も
見渡せるくらいの澄み切った青空だ。

黄砂が・・という情報もテレビから流れる。

しばらく、3名様で200歳を超えるというお客様が
続き、(最高齢のj氏が残った)3月になって
ドイツのお客様、オーストラリアのお客様が訪れるようになった。

宿の仲間では日本人しか受け入れしていない宿もある。
もちろん,食事の提供を一切止め、外国人だけ受け入れている仲間もいる。
こうなって来ると,余程、空間に余裕があるか、ビジネスホテルチックな
スタイルにでもしないと、住み分け出来ない。
生半可な日常会話だけでは済まされないトラブルも発生する。

大きなホテルのフロントには専用の外国人スタッフが待機しているし
事務室には、メールの対応専用の翻訳スタッフが何人もパソコンを
睨みつけている。最初に、e-mailで相手(お客様)の意向が伝えられる、
オーストラリアだったり、香港だったり、ヨーロッパ各地だったり
北アメリカ大陸だったりする。多分大きなホテルでは,毎日何百もの
パーソナルな問い合わせが入るのだろう。想像出来る。

後3年で、この地域は一変すると見た。(いまでも3変くらいしたのだけど)
町役場が、対応に苦慮しようが、後手後手にになろうが
原野であろうが,造成地であろうが、畑であろうが?
おそらく関係ないだろう、この冬、そんな空気を感じた。

ビジネスチャンスは、誰にも訪れ、ニセコと称される地域は変わる。
Nacのロスが倶知安のK建設でバイトをしていたのが、今から13年くらい
前か。
ずっとずっと前に、ヒラフでコンビニを考えた仲間もいた。
コンビニが出来た時は、『夏、どーすんだべ』『ペンションで酒売れなくなる』
だった。今は,各チケット売り場にATMを設置して欲しい。

余程の勢いで地球環境が変わらない限り、ニセコはここ2~3年で変わる。

えりもの昆布漁の下働きで、漁師の親方の番小屋に、初めて
挨拶に行った時、親方の第一声が
『兄っちゃん、オラ達だって昆布漁で目落とすこと(命を落とす)
あんダベ、浜さ気荒いし、言葉も荒いけど気にすんな!』だった。
それから、60日怒鳴られっぱなし、浜をかけずり回った。
『怒鳴らなければ,お前が怪我するからよ!!!、ぼ~っとするな!』

ぷ~からも,『心してかかれ』は学んだけど、漁師の親方からも
いっぱい学んだ。



コメント

たみふる!

2008-03-02 14:58:04 | Weblog


外の様子はさっぱりわからない。
金曜日の夜から熱が出て、土曜日、
最後の息子の卒業式をパスして(申す分けない)
救急外来へ。39℃以上がずっと続いていた。
A型のインフルエンザ。
先生にたみふる飲めば,1日くらいで熱は下がります。
どうしますか?といわれて、たみふると即答しました。

先生のご指摘の通り39℃以上が、日曜日の朝方下がり始め
ふらふらしなくなった。
先週は豪雪でレッスンお休み、今週は熱でお休み
2週連続、お休みになった。

39℃は辛い、水しか飲めない。
熱が下がれば,起き上がれるので、仕事を始める。
先ずは,食べる事から始める。
食べられれば,身体は動く。
順番で行くと,そろそろ妻が熱をだす、
それまでに,復帰する。
二人一緒には倒れられない。
かわりばんこに倒れる。
お客様はずっと続いている。

39℃以上なんて初めてかも知れない
夜中じゅう時計を眺めていた。

寝てる間に,フォークシンガーの友部正人さんから
新譜の案内が来た。
『歯車とスモークド・サーモン』
初回のプレスにのみ,35年間を振り返るインタビュー
レコーディング風景を収録したDVDが特典として付いて来る。
35周年、万年青年の友部さんも流石に年老いた印象を持った。
コメント