ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

身体がリセットされてゆく!

2009-01-31 07:11:22 | Weblog




良いお天気が続く。
昨日の朝、4:30分頃から朝食の準備を始めたけど
何だか、身体に異変があり、節々が痛くて、動かなくなった。

何とか朝食の準備だけして、休む。
10:00時からピアノの先生と打ち合わせ、音合わせをする。
2月6日ニセコ町幼児センターのデュオコンサート。
それぞれ、数曲ソロを担当し、デュオで2~3曲、
後は、子ども達の歌番。

打ち合わせが終って、おかゆを流し込んで寝る。
夜も、おかゆを流し込んで寝るが
香港から、私のアコーディオンを聞きに来た6人組が
宿泊されたので、1:30分程アコを弾く。
少し汗をかいて、徐々に体調が戻って行く。
半日とか寝ていると腰が痛くて閉口する。

明日は、登別でソロのコンサート。
何が何でも、身体をリセットしなければならない。
昨シーズンは、酷いインフルエンザに見舞われたので
心配したが、どうやら大丈夫の感じ。
雪も小康状態で大助かりでした。

雪の無い地域!

2009-01-29 06:15:38 | Weblog




少しづつ、雪は降るけどここ2~3日は,落ち着いた天気だ。
感覚的には3月中頃みたいな気持ちになるけど、
この後、2月は降るのだろうか?

先日、伊達市を走る事があった。
噴火湾に面した、北の湘南?と呼ばれて欲しい場所らしい。
リタイヤした人生の多くの先輩が、老後を過ごしたい地域らしい。
宮尾富美子さんの文学館があったりする。
ニセコの知り合いからも、「昨日伊達に行った」という話を良く聞く。
「回転寿司を食べた」という話も良く聞く。
道外のお年寄りからも注目を集めている場所らしい。
温泉付きの分譲地が売れているらしい。

そう「らしい」のだ。

北湯沢あたりから、噴火湾沿いの国道に出て、伊達に入って驚いた。
1月のこの時期に、雪がないのだ。
街の中にも、畑にも、小学校の校庭にも、雪がないのだ。
北海道にも、雪の降らない地域があることを知った。
「いや~~~、住みたい」と、心底、思った。

ニセコ、倶知安という地域は雪の多い地域なのだということを
思い知らされた。これなら、竹箒一つで充分間に合う。
車で1時間ほど走った所に、このような地域があることを、
話には聞いてたけど、目の当たりにして、感激した。

今年は、札幌も何処も、確かに雪は少ないのだけど
なにも無いとは想像出来なかった。

冬は雪に降り込められて、生活にも、気持ちにも、余裕が無い日々が
続く、生活に余裕が無いのは、春も夏も秋も変わらない自転車操業だけど。
屋根にどっかりと雪が溜まったりすると
暖気に入って欲しいし、ダメなら早朝から体育館でジェットヒーターを
炊いて、昼過ぎに家全体がぐらぐら揺れて、窓ガラスを2~3枚割って
爆音とともに雪が落ちる、今度はその雪の山を、ブルトーザーを使って
馴らしにかかる。春になれば溶けるのは分かっているけど。

そんな、こんな、心配の日々がつづく雪国の冬だ。

伊達市だと、キラキラする冬の太平洋を眺めながら
「春の庭にどんな花を植えようか」みたいなことも
考えられそうな気がした。

マイナス18℃!

2009-01-26 06:45:28 | Weblog
SABUISABUISABUISABUI
SABUISABUISABUI


昨夜,札幌からの帰り,定山渓の温度計が-16℃だった。
「いや~この温度計もとうとう壊れたか」と運転しながら
考えていた。愛車/雪上ゴーカートのヒーターを全開にしてたけど
中山峠の頂上付近では,何だか寒くて仕方が無かった。
「くっそ~、このヒーターもぶっ壊れたか」と考えていた。

ニセコにたどり着くと、満天の星を頂きて状態だった。
冬の星空は冴え冴え(さえざえ)としている。
何故だか「WHOOOOOOOOO・・・・」と吠えたくなる。
5台ばかり積んでいるアコを下ろそうと思ったけど
顔が痛いので、ダウンを着込んだ。
マイナス18℃くらいあった。
2~3日前に,大雨降って「マイナス18℃かよ?」と思った。

札幌市内の裏道はピッカピカの所が多かった。
つるんつるん、更に磨きがかかるとピッカピカになる。

もうすぐ「春節休み」の上海からお客様が訪れる。
ラパスや上海を股にかける?豪腕商人の誉れ高き人物でもあるけれど
中国の最近のお国事情を聞けるのが楽しみだ。
「素人相手」のピンポンもとてもお好きな方ではありますが
最近はパートナーに恵まれていません。

2月は外国のお客様の「問い合わせだけ」は非常に多い。
実際の「ご宿泊」に繋がるかは,別の問題になって来た。

そもそも大きな地域を!

2009-01-25 05:07:48 | Weblog




昨日、プラスの5℃くらいから,マイナスの11℃くらい迄
一気に下がった。調整のしようがないくらい気温が乱高下する。
風も強く、雪が舞った。
薄いウインドブレーカーを脱いで、急いでダウンを着る。

街迄、焼きたてのパンを3本取りに行ったり、
レッスンの仕込みをしているうちに、
次世代ワン公の写メが娘達から届いた。
3人で、ブリーダーに通っているらしい、
2月の中頃、長女次女で航空機を使っての移送計画を立てている。
まだ,生まれたばかりのラブちゃんは、実に情けない顔をしている。
BLACKチョコ(親は黒とクリーム)のぬいぐるみみたいな奴が
長女に抱かれてこっちを見ていた。
奴ではなく女の子らしい。

コミュニテーがあって、村や町があって、市や県があって、
国がある。

四国くらいの一つの国もあれば、ロシア、中国といった
非常に広大な面積を持つ国もある。
人々は、なるべく自分で住み易い地域に,街に、偏って
生活している。

先日、中国の方に「北京のお達しが、速やかに砂漠の向こうや
         山脈の向こうまで,届くのか?」と聞いてみた。

        「届かないだろう」という答えだった。
    その方は「北京は、民衆の力をしっかり評価している
         (非常に恐れている)」とも答えた。

それ迄、皆、共に稼ぎ、共有し、平等な社会(ユートピア)を実現しようと
闘争を繰り返し、一つのイデオロギーの下で国家が運営されて来た。
非常に閉鎖的でとにかく内に内に人々の目は向けられ、
人々の様子は殆ど外には出なかった。

「自由化」「開放政策」

一度、人々の心の奥にある欲求が解き放たれてしまうと
抑制が効かなくなる。富める者は増々富み、富めない者は
奈落の底迄突き落とされて行く。
過酷な思いを強いられて、辺境な土地を耕作し、僅かな収穫を
余儀なくされた人々の、「平等な社会の実現」は今もあるのだろうか。

救世主のごとく、期待と希望に満ち溢れたかのように報道される
大国の新しい指導者は力を発揮出来るのだろうか。

ターニングポイントは今迄も来ていたのかも知れない。
なかなかスイッチを切り替えられないのも現実だ。
     


バケツをひっくり返したような・・・・!

2009-01-24 04:41:37 | Weblog




4:00時を過ぎた頃に、ジムニーの新聞屋さんが
訪れる、暗闇がライトで暖められ、降ったばかりの雪の上に
タイヤの跡、長靴の後がはっきり残る。
今日は少し遅かった。

この地方で、新聞と言えば、北海道新聞(道新)の事を言う。
それほど、各地域の出来事が、細かく網羅されている。
私達は、一度も道新を契約した事が無いので、
何だか、村3分みたいな事になっている。

「載ってたね」という言葉は、北海道新聞に掲載されたことを
意味する。それでも、あんまり細々したことが耳に入らなくて
返って、「へぇ~、そうでっか~」と言ってるくらいの方が
地方に住むにはバランス的には良いのかも知れないと思っている。
込み入った人間関係には決して、首も言葉も差し挟めない。

昨日は、朝から「バケツをひっくり返したような」大雨だった。
風も付いたので、スキー場は一番下のリフトだけ
「なにがなんでも」回した。

屋根に残っていた雪達も、奇麗さっぱり洗い流された感じだ。
これは確実に、後何年もしないうちに、日本国内で天然雪で
スキーが出来る場所は本当に限られた場所になるだろう。

スキー場のキャッチコピーの頭に「うっとこは、天然雪でっせ」
「人工6割/天然2割/かき氷が2割でっせ」という表示が
必ず付けられるのだろう。

「やっぱり天然は最高ですな~!!!」
「人工はなんとか格好付けて滑れるけど、かき氷、あれはちょっとひどいな~」

各スキーの道具メーカーも、「人工専用トップデモンストレーター」
「人工/天然ファジー対応デモクラシック」
かき氷でもばっちり貴方のラインを演出します「アイスデモファイヤ~」
の販売を始めるのだろう。
S.A.J.のスキー検定も「天然1級」「人工特級」「かき氷ずらし3級」
という、チャレンジするジャンル別の審査が行われるのだろう。

大阪以西が、亜熱帯/熱帯というカテゴリーに入った時、
私達はまだ、スキーというスポーツを続けているだろうか?
「昔は雪の上を長い板を装着して滑るスポーツがあった」
くらいで,お仕舞いになるかも知れない。

今シーズンの雨は、それほど深刻に受け止めた。
前代未聞という他ない。

けったいな「お天気」だ!

2009-01-23 05:01:42 | Weblog




雨だ!
生温(なまぬる)い朝になった。
燃料の消費、その他を考えると、気温が高いのはありがたいけど
不気味!

今日の日中は、雨だ。
その後、また大荒れの天気になる。
長期でスキーを楽しまれるお客様は
スキーウエアーの片隅に、雨合羽を忍ばせて
送って下さい。もうニセコの必需品です。
気温が高ければ、雨でなくても、合羽で滑れば良い。

そう言えば、昔、厳冬期に「あっついですわ~~~」と
合羽で滑っていた人がいましたが・・・・・。

半袖、短パン、ゴム草履という人もいました。
YHの若いスタッフ(昔は5~6人はゴロゴロしていた)が
「お父さん!お父さん!ああああの人、半袖、短パン、ですよ!!!)
と目を『・』にしていたこともあった。

合羽の人は、5月ゴールデンウィークの最後迄残って、
『高原ゴンドラで上迄、アルペンを下迄、歩いてゴンドラ迄』
を一日中繰り返し、「疲れました!」と言う方でもありました。

半袖、短パン、の方は、ご自宅の玄関先で真冬に、
薫製を作る為に、鳥を絞めて、玄関先の雪が血の海になり
郵便屋さんが逃げ帰った、という人でもありました。

「けったいな人」は山のようにいました。
皆さん、真面目に「けったいな人」でした。

駅に、お客様をお迎えに行き、歩いてる人がいたので
「何処迄、ですか?」と聞くと「プーハウス迄行く」というので
「どうぞ」と言うと、「ぼ・僕、歩くの好きですから!!!」
と拒絶されたり(こんな方は極普通)しました。

テーブルのお料理を「眺めて」まずご飯一杯。
お新香をつまんで、ご飯2杯。
とジョジョにご飯を3杯~~~~~24杯くらい迄
いただいた人もいました。
そういう人は、お櫃(ひつ)の傍に席をとりました。
30~40人で、3升釜を2回炊いても、足りませんでした。
3杯目からは追加料金欲しかった!!!。

昨年の冬には、朝、送り出していないのに、
夕方のお迎えに「東山」から乗り込んで来る
チャッカリ者のスコットランドの方もいました、
「相棒が、アイツは昨晩よ!!!」
と教えてくれました。
精算時に、「俺、一晩ここに泊まっていない」
「じゃっかましい!!!!」

そんなこんなで、日々は通り過ぎて行くのです。
所謂(いわゆる)猛者(もさ)は、少なくなりました。
社会全体の許容範囲が極めて狭くなったのかなとも思いますし、

何だか、つまんない・・・・・・。




コンスタントな降雪!

2009-01-21 05:04:14 | Weblog




昨日は、風も治まり、日中は陽射しも青空も少しだけ見えた。
久しぶりだねと自問自答した。

朝一で駐車場の除雪。
今朝は、無いかと期待したけど、夜のうちにしっかり降ってた。
まあ、この時期に降らないと何時降るんだい!
みたいな話だから、諦めて、黙々と除雪をする。
日によって、降る雪の質は異なる。

今年は、それほど気温が下がらないので、本当にニセコらしい
パウダーにはなかなか巡り会えない。
それでも、昨日帰ったオーストラリアのIさんは「グレート」と
言ってた。

昨晩は、倶知安建設業協会の新年交礼会にお招きをいただき
アコーディオンの音色を披露して来た。
お招きいただいた皆様に感謝の念で一杯だった。
仕事の合間に抜け出してだから、忙しい思いになったけど
声を掛けていただけるだけでもありがたく思う。

最近は、いよいよ3:00時に目が覚める。
真っ暗でぼう~~っとしている。
あれこれ、今日のメニュー、明日のメニューとか
作戦を頭の中で立てている。
2週間くらい滞在のお客様が多く、
同じ内容が近くにならないよう心がける、
一週間もすると、私達も忘れているから
同じ材料を、目先を変えて攻撃する。
スーパーでは、量ではなく、種類を多く購入する
野菜でも果物でも魚でも何でも、種類を沢山持つようにする。

日々の作戦にはどうしても種類が沢山欲しい。
宿泊される人数と仕入れの量は実に難しい。
常に伏線を持って買い出しに当たっている。
それと、私達二人がいただく物は、異なるので
お魚を中心にし好を凝らす。

大体、3日6食を目指して買い出しする。
ご家庭の主婦のご苦労は承知している。
私は買い出しだけではなく、それらの食材の実現にも
積極的に参加している。

今日はサラダが、水タコのカルパッチョなので
昨夜凍らせたタコ足を透き通るくらいの薄さにスライスしてゆく
さっと湯通しして後は何味にするか。

そして、お魚のすり身が中心の一人土鍋。
お肉は、豚ロースを中心にしたミックスフライ
デザートはその辺にあるもの。

明日はほうれん草と、ホタテ貝、ホッキ貝のトマトソースグラタン
鮭のホイル包み、キノコ添え。
サラダはジャガイモの糸切りサラダ
デザートはその辺にあるもの。

こんな事ばかり暗闇でぼうーっと考えている。






蛇腹楽器!

2009-01-19 19:18:25 | Weblog




昨夜から,雨が降った。
今朝も,雨だか,雪だかわからない物が
降ってたけど、昼頃正真正銘の雨になった。
沢山降ると,グチャグチャになるので
お願いして.気温を下げてもらった。
セーフ。

そうこうしてるうちに、風が強くなって、リフト/ゴンドラ(キャビン)
が止まり出した。お客様が夕方を待たずして帰って来る。
オーストラリアのIさんは、お正月からず~~~っとボードで頑張ったけど
最後の日を飾れなかった。でも彼は、黙々と滑った。
前山共通16日券なんて購入したの,彼が初めてだった。
10日券以上になると,今は予備日が2日くらい付いて来る。

大荒れだ。

昨日は、札幌、新しいアコ教室の打ち合わせも,レッスンの合間を
縫って,行った。4月からアコ教室が増える。

コンサルチーナ/バンドネオン/アコーディオン
蛇腹楽器トリオだ。伸縮するボール紙の蛇腹を使って
エアーを送り込んで、中のハーモニカ(リードBOX)を吹く。
バンドネオン奏者を見ていると、「一音一音、狙って吹いてる」な
という仕草が、良くわかる。アコーディオンもそうだけど、
(ローマのKIBIさんが言ってた)全体的におしなべて吹いてるようだけど
実は、肝心な所は、一音一音狙って吹いてる。そのリードにだけ
鋭い風が当たるように、やわらかい風が当たるように。
そして、音楽に鋭いアクセントや心地よいレガートが生まれて来る。

決して、のっぺらぼうなフレーズではなく、凹凸のはっきりした
それでいて、心地よい響きが生まれて来る。
(ローマのKIBIさん)に言われて、ハタと気がついた。
私も、間違いなく、一音一音を確実に狙って吹いてる。
その音だけを・・・・・。

でなければ、旋律が浮かび上がって来ない。
そのような感覚が掴めるようになるのになったのは
アルゼンチンタンゴを聞くようになってからかな?

蛇腹楽器では、無造作に蛇腹を開け閉めしてるようだけど
左右のリードを選んで、的確にその音に息を吹き込んでる。
そして、独特の表情が生まれて来る気がする。
また、ボタンのタッチ、アフタータッチは実に微妙で繊細だ。
一気に空気を送り込んでシャープな音を出せるのも魅力の一つだ。

表現は自在で、また、それを目指す。

ある「響き」を作るのに、随分時間のかかる楽器だ。
私はそう思う。

ダイマ・LIVE!!

2009-01-16 06:30:39 | Weblog




吹雪だ。
今朝もかなりの積雪がある。

昨日は,今朝の1:00時ころニセコにたどり着いた。
喜茂別~真狩で自分を見失いかけたけど
通い慣れた道だったので、山勘でなんとか
たどり着いた。

車の轍(わだち)の無い道路を、白煙をもうもうと舞い上げて走った。
夜でも,車のライトが真っ白で効かないくらい
濃い雪と風だった。

ダイマLIVE.
狭い店内に足の踏み場の無い程の観客が溢れ
久しぶりに活気に満ちたLIVEだった。

檜山さん、ボタンアコ・熊谷さん、サックスorフルートの
ユニットがとにかく熱かった。
非常にホットな演奏で、盛り上がった。

私達、「ふたりの手風琴」も前半、まったく趣(おもむき)の
異なる,演奏スタイルで望んだ。

その前にもラ・ゾーヌの演奏が聞けた。

何年か前だったら、
アコーディオンを中心としたこのような夜が札幌に
訪れることを誰も想像出来なかったと思う。

今,確実にアコーディオンが北国で歌い出した。
それも、今迄とはちょっと異なる節回しで、歌われ出した。

1月20日に倶知安で、
2月01日に登別で演奏の機会がある。

安田講堂陥落!

2009-01-15 06:12:57 | Weblog




吹雪だ。
窓から,真っ暗な外の様子を見るけど
かなりの降雪と風のうなり声が聞こえる。

今日は、札幌で檜山学さんのユニットと
『ふたりの手風琴』のジョイントLIVEの日だけど
果たして,札幌にたどり着けるのか?
わからない。

「風の人」は
私達が季節労働者だった頃
坂下の地下の飲み屋とか
色んな所で、おおお大酒を飲み(毎晩)
大合唱した私のヒットソングの一つだった。
みんな「アメーリカ~~~メキシコ~~~」
と叫んだ。

昨日テレビで、東大安田講堂陥落を
お客様の送迎の合間にちらちら見入ってしまい、
あの時代の若者達だったら
きっと、今の世相を許さずに、
立ち上がっただろうと、容易に想像出来ました。

想像したり,考えたりすることは二の次と
『飼いならされてしまった』私達のテイタラクは
取り戻すことが困難な所迄来た気がします。

あの時代の最後の一瞬をすり抜けた
私達は、ノンポリだったかも知れないけど
当時,街を吹き抜けた風の匂いや
風の熱さなどははっきり覚えています。
「この国を」と考える若者は多くいて
その後、どうしようもない「挫折感」
みたいな物にも,覆われて行きました。

教育も「ゆきとどき?」
「この国を」と考える若者は少なくなりました。

当時の若者は、いよいよ、社会の第一線を
リタイヤし、残された物に託さなければ
ならないのだけど、心配なのでしょう。
きっと・・・・・・・・。

風の人

2009-01-14 06:55:57 | Weblog




アメリカ~~メキシコ~~パナマ~~ボリビア~~
アメリカ~~メキシコ~~パナマ~~ボリビア~~

もう2度とあなたに   逢えることはないでしょう
今はただこの広い    地球の何処かから
届くあなたの      手紙を待っているだけ

あなたは 風の人に なってしまった

アメリカ~~メキシコ~~パナマ~~ボリビア~~
アメリカ~~メキシコ~~パナマ~~ボリビア~~

さようなら私は     明日嫁(とつ)ぎます
サンチャゴからの手紙が 最後の手紙でした
生きてることさえわからないあなた さようなら

あなたは 風の人に なってしまった

アメリカ~~メキシコ~~パナマ~~ボリビア~~
アメリカ~~メキシコ~~パナマ~~ボリビア~~

どんな風があなたの   心を吹き抜けるの
どんな風があなたを   そんなに走らせるの
その風の匂いだけでも  私に届けてください

あなたは 風の人に なってしまった
あなたは 風の人に なってしまった   

つるんつるん!!

2009-01-13 06:11:26 | Weblog




暗くて,外の様子はよく見えないけど、降雪は確認出来ない。
嬉しい。

昨日は,朝から札幌に向って走った。
通い慣れた道ではあるけど、冬の中山峠やそれに続く道は
やはり気を使う。

国道230号線は、最近,バケツ?で融雪剤を撒くように
なったので,雪の積もる暇がない、いくら降っても、いつも舗装が出てる。
ありがたいけど、車は真っ白で直ぐに溶け始める。
一度(ひとたび)230号線から外れると、「つるんつるん」だった。

私は,慎重に運転する(バッタもんの山のしっかりした中古タイヤ)けど、
一般車?は、つるんつるんをびゅんびゅん走る。
夏道のごとく追い越される。
皆、良いタイヤ履いているんだと感心する。
私は、タイヤの山はしっかりしているけど、信用していない。
なにせ、バッタもんだから・・・・。

定山渓で,ストップした。いつものことだけど、
連休を温泉で過ごした人々が,チェックアウトして230号線に
路地路地から合流して来る。一車線だから渋滞が始まる。

簾舞辺りで、解消される。狸小路迄2:00時間で届かない。
キクヤさんのレッスンの後、速攻真駒内に走った。

先日,札幌の大手の楽器屋さんから、アコーディオン教室を
開きたいと言う,相談を受けた。
4月からは,後2ヶ所くらいアコ教室が追加され、
日程調整、スケジュール調整に苦しむ。

教室は良いけど,「皆、もっと、練習しろ!!!」と
言いたくなる。

初/稽古!

2009-01-12 06:47:39 | Weblog


  

暗くて良くわからないけど、
昨日の午後から,降雪は無いようだ。
嬉しい。

今日は,札幌初レッスン日。
これから,走る。
昨日の夜は、おじいちゃまからリクエストのあった
「小さな喫茶店」タンゴを優しく書き直した。
アレンジし直す曲は溜まっているが,なかなか進まない。

大体,12月~1月に降る雪の量で、今年の降雪量が決まる。
という事は、雪の少ない年になりそうな気配だ。
先輩が教えてくれた。ありがたい。

ニセコ町/成人式!

2009-01-11 19:44:04 | Weblog





今日は、朝から昨日に引き続き、除雪をした。
駐車場を空けて、お客様をスキー場まで送って、
それから、真剣にブルに乗って、校舎をぐるりとした。
結構な積もり具合で、屋根から落ちた雪も山のように溜まってた。

昼前に何とか終えて、昼から、顔を真っ赤にして、ニセコ町の
成人式にお邪魔した。

溌剌(はつらつ)とした若者達が着飾って、襟を正して紹介されていった。
考えてみれば、内の息子の1年上の学年。
知り合いのお母様達が出席していた。

彼ら、彼女らに、何かを伝える事は出来たのだろうか?
また、彼ら、彼女らは、この街で基盤となる価値観や
考え方を得られたのだろうか?

いつも厳しい世相は変わりない。
少しづつ、自分の力を試して、船出して行くしか無い。
一度は、大海原に出て欲しい。
その時,帰る港はあった方が良いが、
帰港する港を拒絶してでも,若者は,一度は大海原に出て欲しい。

「アメーリカ~~~メーキシコ~~パーナマ~~ボリビア~~~~」なのだ。

降った!!!!!!!!!!!!!!!!。

2009-01-10 21:22:29 | Weblog




今日は,朝は降雪も無く、こりゃ儲けたと内心思った。
「浅はかさ」だった。
10:00時頃から、降り始まった。
前が真っ白でなにも見えない程、降った。
濃い雪だった、昼間の濃い雪は、自分の位置関係を狂わせる。
前後左右、ホワイトアウトで、あちこち大変になった。

スノーボーダーは山の中で、「やっほー」と叫びまくって滑った。
「パウダーでっせ!!」「ホンマモンのパウダーでっせ!!」
膝迄、パウダーなんて、ニセコでも久しぶり。
東の方は、暴風警報なんて出てたけど、幸い風はなかった。

ただ黙々と降った。

5時間で50Cm、明日の朝迄だと、1m50cmくらい降る計算になる??
駐車場に幸い、やっとの想いで入れた、お客様の車は、4WDだけど
腹がつかえて、動けなくなった。
買い出しで倶知安にいたけど、緊急出動、ブルのエンジンを回して
駐車場を奇麗に除雪した。
明日の早朝もう一度、奇麗に除雪すれば、大丈夫だ。
駐車場の雪くらいは、多くても少なくても、ブルには余り関係ない。
1時間くらいで、奇麗にしてくれる。

今年は1月1日から、校舎の裏で、ブルを「亀」にしている。
何十トンもの鉄の塊が、腹をつかえて、キャタピラーがぐるぐる
空回りした。掘って掘って、薪をしこたま突っ込んで脱出した。
新年早々、脂汗をかいた苦い重いでブルは。

ニセコでの降雪の最高は、十数年前の今頃、一晩で、乗用車が
真っ平らになった。駐車場から消えた。
お客様は、スキーどころではなかった、皆、自分の車を掘って
やっとの想いで帰った。

その日、東山で、大きな雪崩事故があった。
だって、締まった雪の上に1m以上も一晩で積もれば落ちる。
今回もまったく同じケースだ、急斜面の沢の中は、必ず落ちる。
下の雪は、暖気が入っていたので、びんびんに締まっている。
膝迄、腰迄パウダーは良いけど、沢の中はダメだ。
命を落とす。

お天気がどうも極端だ。