ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

カサコソかさこそ!

2005-10-30 07:07:35 | Weblog
??どうも、はっきりしません。

道路の白線もなにも見えないほど、落ち葉が敷き詰められ、その上を、ぷ〜君と歩くと『カサコソかさこそ』と乾いた心地よい音が響き、私の家の周りだけで、何十万トンの枯葉が落ちたのだろうと想像し、一夏で結果を出す土、水、光、木々の力にあらためて、畏敬の念を覚えます。車が走ると、その時だけ枯葉はざわめき、この時期特有の非情に芳しい香が森の中に漂い、そんな香の中でも、プ〜君は、せっせと鼻面を落ち葉の中に突っ込んで『くんくん』識別に余念がなく、私は私で、何年か前の丁度今頃、夕暮れの空でなくしたラジコン飛行機がその辺の木にぶら下がってないか、すっかり透けた森の遠くまで目を凝らします。この後、一度、唐松がこの道路を赤茶色に塗り替え、その赤茶色が風で履かれてしまわない内に、雪の白が、全てを塗り替えるのです。冬の訪れは、強い風を伴った雷雨と共にやってきます。何年もいると、それくらいのことはわかるのです?!。

昨日は、朝から、サプライズ?で、隣町の知人が、斉藤哲夫さん(フォークシンガー)そして、瀬戸口修さんとともに、いきなり『いるか?』と上がり込んで来て
最近の西岡たかしさん『五つの赤い風船』のことや、友部正人さんが奥の、屋内運動場で2回コンサートを開いたことなどを話しました。アコーディオンを少し説明紹介し、名刺代わりに、『Fantasy』を差し出すと、斉藤さん、瀬戸口さんも、御自分のC.D.をプレゼントしてくれました。すごく嬉しくって、斉藤さん達の車が消えると同時に、『斉藤哲夫さんだったら、俺、金出すから』と以前から言ってた札幌の友人の携帯にすぐさま、電話しました。『今夜の、京極のコンサート、行こうかな』と返事が来ました。斉藤さんは、当時の風貌とほとんど変化がなく、若々しく見えました。

午後は、ハンドベルジュニアの子供達が、練習に来ました。久しぶりに弾けるような歌声と賑やかなトークを楽しみました。夜は、遅くまで、お客様と辺境の地のことや、地球のことについてお話しました。『ペルーから陸路で、ラパスに入ったので、それほど空気が薄いとは感じなかった』と話されていたのが印象的でした。随分前から、石油は後30年くらいで、底を着くと言われているけど、まだしばらくは後30年がつづくお話や、隣国の非情に多くの人々が、一斉に車とかを乗り出したらそれは結構なダメージをこの星に与えてしまうかもしれない話になりました。

いつ、雪が来てもおかしくない昨今です。
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初雪の便り!

2005-10-25 07:59:07 | Weblog
今朝、ニセコでも初雪が降りました。まだ、積もるという程ではありませんが、紅葉の野山に白い雪がちらちら、美しい景色になりました。この時期しか見る事の出来ない自然の巡り合わせです。

 いよいよ、冬の到来です、夏の後かたずけをして、ストーヴ、薪、ブルトーザーと点検してゆかなければなりません、冬を越すというエネルギーの膨大さに、しばし考え込む今日この頃です。しっかり降ってしまって、真っ白な世界が日常になれば、それはそれで、春の雪融けを待って、後何日、後何日と雪を運ぶのですが、この時期が一番辛い時期になります。
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初氷!

2005-10-19 20:07:11 | Weblog
朝から快晴、今朝は霜で真っ白になりました。氷点下5℃この秋一番の冷え込みです。今日は日中、町内の全ての学校の視察で走り回りました。時々、顔見知りの子供達が、『おじさんなんだべ』と手を振ってくれたりします。授業も一通り全部見ました。教室に入ってゆくだけで、雰囲気が伝わって来ます。日々の先生の『しっ仕事振り』が、想像されます。夕方、ぴーちゃんをグランドで走らせ、キノコを山盛り大きな笊に採りました。こくわの実を4コ採って食べました、キノコは昆布と一緒につくだ煮にしました。小分けして、冷凍します。
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紅葉!

2005-10-16 08:27:14 | kubo アコーディオン教室
昨日は、時々、雨が降りました。今朝は快晴です。山には少し雲がかかっています。

昨日、15日、千歳空港へ、ゲストの『いわつなおこ』さんを迎えに行きました。昼食後、高速を飛ばして、カフェ/ダイマへ、いわつさんもネットで調べて、豊口さんのお店『ハーフノート』やダイマのことは御存知でした。すっかり話に花が咲いてしまい、グランドホテルへお送りしたのが、5:00ころだったと思います。私は、そこでお役御免で、夜の部は札幌の役員の皆様にお願いしました。飛ばしてニセコに帰り、温泉迎え、夜のコンサートをこなし、翌朝、食事の仕事をして、これから、グランドホテルに走ります。いよいよ本番、北海道アコーディオン協会30周年記念コンサートの当日になりました。私は、ソロのバックや、アンサンブル伴奏、ギター伴奏等後ろで弾く機会が多い今日のステージです、楽譜をプログラム順にならべ、ステージのタイムスケジュールをコピーして、リハーサルの手順、役割分担もコピーして準備します。

明日から、ニセコ町文化祭の、ベルとコーラスの練習が待っています。
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秋の朝!

2005-10-12 07:25:19 | Weblog
乳白色のガスに包まれて、秋の朝は静かに明るさを増してゆきます。キリっと引き締まった、快晴の朝とは対照的に、大地のうねりに添うように靄が一面を覆い尽くし、太陽が登るにつれて、空の青さとのコントラストが見事に演出され、今この一瞬一瞬しか存在し得ない風景を、連続写真のように表現してゆきます。
私達が、朝の眠りを楽しむ間に、大地は休む事無く秋の景色を通り過ぎ、やがて訪れる白く凍てついた季節に備えます。想像力を失った人間社会が?直面する様々な出来事を顧みることもなく、自然はひたすらその時を刻み続けます。あるがままに。
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V アコ!

2005-10-09 06:44:51 | Weblog
a.m.5:00前に、気温がきゅうーと下がっていることに気がつき、目が覚めました。多分快晴の朝になっていると思います。昨日は、ハンドベルジュニアの中学生が練習に来ました。小学校時代からのおつき合いですが、流石に少し、落ち着いて来たように見えました。葡萄祭では、昨日の朝慌てて書いた『もみじ』『バチンの少年』ピアソラ、そしてこの春ベルの為に書いた私のオリジナル『五月雨』題名だけ、ELTの五月雨をお借りしました、を演奏します。『もみじ』はベルだけの演奏『バチンの少年』はアコが『五月雨』はギターがそれぞれ伴奏します。いずれも美しいアレンジに仕上がっています。

昨夜、なにげなくテレビを見ますと、懐かしい日本の音楽が流れていました、スタジオには、世良さんや、かまやつさんや、日本のポップス界を牽引してきた人々?が大勢座っていました。八神さんはU.S.からの中継で海をバックに歌っていました。当時YAMAHAのヴォーカル教室で、八神さんの書いた?ヴォーカルレッスンのテキストを皆、一生懸命練習していたのを思い出しました。八神さん他、女性のミュージシャンは、皆とても素敵なレディーに変貌されていて、これまた感動的でした。アイドルで売り出した方達も、子育てや、その他の経験を重ね、お顔だちが当時より、ぜんぜん良くなっていました。

中でも、ピカイチが、甲斐よしひろさんでした。当時はどちらかと言えば、童顔だったように思いましたが、昨夜はサングラスに黒のジャケットできめて、『杏奈』を歌いましたが、最高でした、バックもギターに弦が何本か絡み、左サイドにローランドの赤の『V-アコ』が絡みました、演奏されてた方はわかりませんでしたが、スッキリした使われ方をしていて良かったです。試奏させて頂いた事はありましたが、微妙なニュアンスが生のアコとは違い、戸惑いを覚えましたが、昨夜のVーアコはきまっていました。

今日は、久しぶりに有島のアフタヌーンコンサートにお邪魔しようと思います。今年最後のアフタヌーンになるかも知れません。明日は朝から札幌です。
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秋のイヴェント!

2005-10-06 06:49:05 | kubo アコーディオン教室
10/16(日曜日)北海道アコーディオン協会/30周年記念コンサート
札幌グランドホテル/15:00 開演、入場無料 ゲスト:いわつなおこさん

10/31(月曜日)ニセコ町文化協会、文化祭り『芸能発表』
ニセコ町町民センター/18:30開演 入場無料 
コールブーケ/コーラスグループ と ハンドベルサークル が出演します。
いずれも私のオリジナルを1曲づつ発表します。練習が週2回と厳しい状況です。

11/10(木曜日)登別クリンクルセンター/コンサート
久保達男アコーディオンNight 18:30開演 入場無料/整理券必要 0143-88-2330

11/12(土曜日)ニセコ町有島記念館『葡萄祭り』人形劇(ねむりうさぎ)公演
有島記念館/18:30開演 ニセコハンドベルJr 、マジックショー、朗読他
人形劇の音楽とテーマソングを担当、ベルJr、劇の練習も始まっています。


11/23(水曜日)ダイマLIVE アコーディオンソロ ぷ〜Night 19:00開演
札幌市/円山のミュゼットカフェでのLIVE/チケット¥2000えん 予定30人限定
当日は、久美子さんとのミュゼットヂュオも有り  011-644-1129

11/26(土曜日)ミュウヘン/クリスマス市 札幌市大通り西2丁目 屋内
手風琴倶楽部出演決定 15:00から演奏が始まります。

日曜日はほとんどレッスン日程で札幌にいます。ニセコでの記念行事になかなか参加出来なくて申し訳なく思っています。
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養護学校!

2005-10-06 06:10:44 | kubo アコーディオン教室
10/5、早朝から札幌、あいの里の養護学校にお邪魔し、アコーディオンを聞いていただきました。任意に選択出来る、総合的な学習授業の一つとしてプログラムされていましたが、会場には、沢山の生徒さん、先生に来て頂き、とてもホットなコンサートになりました。それぞれの子ども達の反応は違いますが、確実に私の音楽が届いている事を実感しました。終始様々な反応が会場のあちこち上がり、騒然としていますが私自信の集中力は途切れる事がなく、最後まで、弾き終えることができました。終った後も、何人かの生徒さんが、思いを伝えに来てくれました。ありがとうございます。
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初冠雪!

2005-10-04 07:02:14 | Weblog
10/2日の夜半にかけて、大荒れの天気となりました、雷とにわか雨と風、屋根を叩く雨の音が断続的に続き、10/3、翌朝は気温がぐんと下がり、ついに、来るべきものが来ました。羊蹄山の9合目から上が、白く光っていました。紅葉も一気に加速され里に向って走り出しています。後一週間くらいでニセコの紅葉も見頃になります。暖かいセーターや、防寒具を御用意して来て下さい。色の具合はまだわかりません。
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ボレロ!ラベル。

2005-10-03 23:42:45 | kubo アコーディオン教室
一寸、時間が有り、自分の練習を少ししました。以前にもチャレンジしたことがあったのですが、ラベルのボレロをまた引っぱり出して、今回は全部自分で楽譜を起して弾いてみました、❶『タッタタタ、タッタタタ、タッタタタタタタタタタ』を左で延々と言い続け、右で、厳粛に美しく?歌い上げてゆきます。なかなかなものです。左で、❶を一糸乱れず刻みながら、右を滑るように歌うことの難しさを感じますが、結構私の得意とする、分野です。左で何を刻もうと、右は全く別の歌を唄う。アコならではの醍醐味です。朝から晩まで、❶を刻み続けました。最後の所で、3和音の八分音符連続が続きます、ここも聞かせ所でなかなか上手く唄えません。ボレロは不思議な曲です、何日でもずっと、弾き続けることができます。朝から晩まで。
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秋の夕陽に、照る山、紅葉!

2005-10-01 19:29:02 | Weblog
10月に入りました。朝晩を含めて、割と暖かです。お天気が続き、畑の仕事はたいそうなスピードで、かたづいてゆきます。紅葉は、羊蹄山の上の方が色付き、一気に駆けおりてきます。実り、収穫の秋です。芸術、文化の秋です。灯油が、ガソリンが軽油がどんどん値上がりし、心細い秋でも有ります。山葡萄の実に色が付き始めました
こくわの実も少し柔らかくなってきました。
時々雨が通り、虹がかかり、その一雨毎に、ぐんぐんと気温は下がり、いつの間にか山の上の方には雪が見えるようになります。短かった夏がとても懐かしく『今年もまた頑張るか』と気合いを入れ直さないと、なかなか冬は越せません、雪が降り始めると、何とか2月まで、何とか2月までと自分に言い聞かせて、ブルトーザーのエンジンをかけてみます。こんな事を考えて、幾度ニセコの冬を越えたのでしょう。ブルトーザーのエンジンさえかかれば、何とか冬を越すことができます。昨年は、阿呆ほど雪が降りました。
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