ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

「ほんまかいな・・・・!!」

2009-09-29 20:17:45 | Weblog





今朝は、6:00時頃「ルゥ」に起こされた。
寝坊だ。
朝食の後、体育館でアンプを通して音を出す練習を始めた。
アンプの音質やエフェクトにも注意を払って、左右のバランスを
聞きながら、あまりキンキンの音にならないよう、左右マイクの位置の
確認・・・・・・、これも慣れだから、アンプを通して音を出す練習を
始めた。そんなに力まなくても良い、ppも楽に表現出来る。

それでなくてもうるさいのに、校舎中アコーディオンが響きわたる。
隣近所の人が、「何かあるんですか?」と顔を出すけど、
イヤ練習です、ゴメンナサイと言っておく。

10:00時から.コーラスの練習に出かけた、まる2週間お休み明けの
練習、ところが、皆さん非常に調子が良かった、軽やかに音程も
割りとしっかりしている、本番は10月31日だから、今からあまり調子
良くっても返って心配だ、練習場に入るなり
「先生!!2週間の内に、随分細っそりした!!」とお褒めの言葉を頂いた。
「ほんまかいな??」と内心思ったけど、素直に感謝した。

午後は、近隣町村から、アコーディオンのレッスンに生徒さんが見えた、
最近、遠隔地、芽室、函館といった街からも、一日かかりで、レッスンに通う
熱心な生徒さんが増えて来ている。でも、自宅でのレッスンは、時間に余裕も
あり、お茶等飲みながら、ゆっくり楽しんで練習して頂く、
折角、遠くから通われるので、2~3回分とは言わないが
たっぷり練習していただく。

夕食の準備、片付け、そして先ほどアコーディオンコンサートが終った。
一日が長かった。

11月19日、ボジョレヌーボー解禁の日、らしい。
札幌市内のあちこちで、ワインにまつわる、様々なイヴェントがあるらしい??
この日に集中して、「アコーディオン弾き、どっかに、いないか?」
と注文が殺到する。仲間は皆、塞がっている。

桑山哲也さんが、師匠のデデさんから直接教わったというタンゴがある、
素敵なタンゴで、昔私も、愛奏させてもらっていた、タンゴを何曲か練習
して行くうちに思い出して、楽譜を引っ張り出して弾いてみたけど、
さっぱりだった。思い出し思い出し、哲也君の一枚目のアルバムを
デッキに掘り込んだりして、なんとか音を拾って行く、どの道、
楽譜通りなんて弾けないから、ひたすら耳で聞いて覚えて行く。
楽譜には「粘らない、粘らない」なんて哲也君の書き込みがあるけど
C.D.聞くと結構粘っているなぁ~~と感じたりしながら・・・・・。

今日、羊蹄山は雲がかかっていて、上の方は見えなかった、
だから,雪も確認出来なかった。
明日が楽しみ。

明朝は白銀の頂きか??!

2009-09-28 18:50:16 | Weblog





早朝、5:00時頃,お客様を羊蹄登山口まで,お送りした。
生憎の曇り空、天気予報もあまり良くなかった。
月曜日は、どうしても「ぼ~~っ」としてる。
札幌の日帰り往復と8:00時間くらいのレッスン。

アコーディオンに興味を持つ方が増えていることに
心底感謝している。後はもちょっと皆さん、練習しましょう

午後から雨が降り出した。
気温が下がって来ている。
きっと羊蹄山、初冠雪だろう。
明朝は、白銀の頂きが,朝日に輝くであろう

今日一日、お客様が途切れたので、ひ~~さしぶり家族水入らずで
(といってもふたりと一匹)夕食を頂いた。しゃぶしゃぶだった。
自家製もぎたての椎茸をたっぷり入れていただいた。

10月のスケジュールを整理して、プログラム、時間調整、その他
表にしてかからないとまずい。東京に行ったり、札幌に泊まったりも
出て来た。そして、練習練習。

名古屋のカブトガニ大先輩から、ガリアーノとマロッコのDVDを
送って頂いた。大先輩はフランスでマロッコさんとお会いしているそうだ。
北海道の若い『大先輩に比すれば』アコ仲間は、カブトガニ大先輩の
恩恵、影響、を受けてアコーディオンにのめり込んだ人も多い。
そして、札幌を中心に皆、影響しあって、アコーディオンを奏でている。

夜になっても、雨がやまない、気温は増々下がって来た。
明日の朝、家の周りが真っ白なんてことだけは、勘弁願いたい。


「ドーピングとちくわパン」

2009-09-27 07:03:25 | Weblog


晴れた。
羊蹄山の南かげから登った朝日が、
渋く深紅に色付いた山ぶどうの葉を照らす。
輝きは増さないけど、一段と色鮮やかに、
くすんだ森の中にあって、その辺りだけ明るく見える。

知人が、ピアソラとガリアーノとマロッコを聞きたいというので
30枚程C.D.をかき集めて用意した。

男便所が臭いので、バッタもんの換気扇を破棄し、吸引能力が
2倍以上の叩き売りの換気扇をホームセンターで見つけて取り替えた。
けど・・・・匂いはどうだか??。

秋が深まったので、このブログのテンプレート(マスク)を替えた。
なかなか優れもののマスクで、障子が開いて、はらはらと紅葉が散り始める、
間もなく夕焼けが西の空を染め、なおも紅葉は、はらはら・・・・
やがてとっぷりと日が暮れて,暗闇に白い「うさちゃん」がちょこっと顔を
出して、障子が閉まる。どうか、「うさちゃん」までご鑑賞下さい!!。

早朝の「ラジオ心の時代」は五木寛之さんだった、
月末の日曜日が五木さんの放送だ、五木さんは3つのペンネームを
ジャスラックに登録されて、作詞活動されている。
世にヒット曲はごまんと?送り出されるが、ヒットメーカーと称される
作詞家、作曲家の方達も,決して一発必中ではなく、それこそ
ごまんと書き散らして,その中の一つ二つが、当たるらしい。

一日10曲くらい、書くらしい、一ヶ月に100曲ともお話しされていた。
歌詞、曲、アレンジャー、歌手に恵まれて相性が良くって、たまに
ヒットすると・・・・。

先日、真冬の深紅のコートを着た,中国の美女が,朝、厨房でラーメンを
作っていた話をしたら。さっそく上海の知人が「そのとおりですよ~~??」と
便りをくれた。ご本人は、来春、いよいよ日本に帰還出来るらしく、
もう,今からそわそわしてるみたいだけど、次は「ホーチミン」ってことも
あるから・・・・とアドヴァイスしておいた。

この時期の、夕暮れが実にドラマチックだ。
つるべ落としというくらいだから、ストンと日は落ちるのだけど
日が落ちた後の西(寿都)の空が、闇に飲み込まれるまでの
悪あがき、毎日見ていても飽きない。単純にカラーってこんなに
あったのか????というくらいの色の変化だ。
海辺で,見たいという衝動に駆られる。

昨日は、レッスンの仕込みだった。
今日は、これから札幌に向って走ってみる。
おにぎり持って、セイコマでドーピングとちくわパン買って走る。

プラスチックのカバーがかけられた!!

2009-09-25 07:09:58 | Weblog

ガス


真っ白で,何も見えない中,散歩に出かけた、
道路のずっと先に、「ルゥ」は私よりうんと素早く,何かを発見した。
「何か」も私達よりもっと先に気付いていたようだ、道路の真ん中で
コチラを注視している・・・・・・。

「ルゥ」は立ち止まり、じ~~っと見つめていた。
「何か」が踵(きびす)を返して飛び去るまで、
エゾリスだった。飛び去る姿を見て,初めて分かった。
引き綱に力が入り、「ルゥ」は走り出した。
「無理だから・無理だから・・」と引き綱を握りしめた。

「ルゥ」はエゾリスが立ち去った辺りを隈無く嗅ぎ回っていた。

昨日は午後から,大正琴のお稽古だった、9月に入って大ホールの
音響設備で実際、音を出して練習している。
設備は立派だけれど、音響卓にデジタルミキサーを搭載しているため???
「あんたらには操作は無理ですから・・・・」と各チャンネルの
ヴォリュームつまみだけは動かせるけど、他の操作パネルには固定式の
プラスチックのカバーがかけられてしまった。

ナンセンスも甚だしい。
「何百万?」という予算を使って、運動会のグランドで使用するかのような
ただの拡声装置を導入して下さった。
リバーブひとつかけられない、音質も一切触れない、
本当に人を馬鹿にした話だ。

私の「数万円」のアナログミキサーとアンプの方がはるかにましな音がする。
元に戻って、私の音響装置を使うか考え始めた。
練習の時は、良いけど,本番はセット片付けに時間がかかり
次のグループに迷惑がかかる、悩ましいところだ。

でも,折角半年、皆で練習したんだから,
少しでも良い音で発表させてあげたいと思う。

大ホールって、講演会、集会だけではなく,音楽イヴェントにも沢山使用する
本当に何百満とカネ使うんだったら、いくらでも方法は考えられるのに・・・。
信じられない。




「Fantasy」の在庫がいよいよ少なくなって来た!!

2009-09-24 16:24:18 | Weblog




朝から冷たい雨が降った。勢い良く降った。
農作業は暫しお休みになる。

このところ,お客様に恵まれ,夜は毎日アコを弾いている。
アコを弾くと、C.D.「Fantasy」が飛ぶように売れる。
「Fantasy」の在庫がいよいよ後100枚を切った。
セカンドアルバム制作とファーストアルバムの追加プレスを・・・と
考える。「Fantasy」2000枚は、良く頑張ったと思う。
制作当時とは演奏スタイルも若干変わって来ているが、
体育館で演奏を聞いた人は,お土産に購入して下さる。
ありがたい。
アウェイではなく、ホームゲームは少しゆとりがあって、
心を込めて集中できる。毎晩続くと肩がどうしても張るが
昨夜より昨夜よりと演奏して行く。

野中広務さん、辛淑玉(しん・すご)さんの共著「差別と日本人」を
読み終わった。現役議員の頃だったら,まさか聞けなかったであろう
野中さんの私的感情も含めたお話を聞くことが出来た、
辛淑玉さんは,非常に辛辣・且つ・厳しく、随所につっこみが入るが
野中さんは「あ・っそう」と平然と淡々とした語り口で対談が進む、
人間関係の修羅場を百戦錬磨くぐり抜けてきたであろう政治家の
訥々(とつとつ)とした語り口に,心打たれるものがあった。
ある意味,とても人間臭いお話だった。
また、様々な政治的出来事の裏に介在する,力関係、世相の流れ、
その時現場に流れた空気,等が垣間見えた気がした。

政治であれ、何であれ,最後は人間としての立つ位置が常に問われ
厳しく自分自身を律して行かなければならない世界で、
何十年も活躍された立派な方だと思った。

午後からは,大正琴のお稽古に出かけた、
音とりがしっかりして来たので、細かな表現を少しずつ練習して行く。

「カネで来てくれた人には必ず見返りが要る」!!!

2009-09-23 08:09:18 | Weblog


晴れた。
早朝、お客様を五色温泉まで,お届けした。
パノラマラインを少し登って行くと、
眼下に広大な湖のごとく,雲海が広がった。
その真っ白な湖面に,羊蹄山、昆布岳がぽつりぽつりと
浮かんでいる,不思議な光景だった。
上空には燦々と秋の陽射しが眩しい。
街もなにも,すっぽり白く輝く湖面の下にある。

そろそろ,紅葉が山の頂から降りて来ている。
五色温泉のキャンプ場には,まだ,テントを張る人々が
わんさかいた。朝方は,0℃近い、皆、震え上がっていた。

自民党の幹事長を努めて、議員辞職された,
野中広務さん・辛淑玉(しん・すご)さんの共著。
「差別と日本人」を読み始めた。
読み進むうちに、野中さんの政治家として,
人間としての生き様が,随所に語られる
ヘヴィーな内容の書物だと分かって来た。

野中さんは、資金集めの為の、パーティーは、地元兵庫県でも
東京でも、一度も開かなかった、それは「自分の勲章」だと言い切っている。
「カネで来てくれた人には必ず見返りが要る」とも・・・・・。

政治を志す人々の中にも,それぞれの強い思いがあり、
何とか世の為に、この国の将来の為にと、心を砕いている人々が多い。
OO党だから、何何党だからと,一括りで判断出来ない。
野中さんが、議員辞職せざるを得なかった状況にこそ、あの党の
深い病巣があったのではないかと、思えてしまう。

このシルバーと名付けられた長いお休みで,人々は動いた。
季節的には,丁度良い季節だ。
高速道路・50Km・の渋滞はちょっとしんどいけど・・・・。

今年,北国の冬は急ぎ足でやって来る。

「お前・・・いつ・・・ここに・・・・?!?!」

2009-09-22 08:08:44 | Weblog





明け方、雨が降った。
午後からも,雨、という天気予報が出ている。

昨夜は、いくら丼祭を沢山作った。
久しぶりに、若者というジャンルに属する人々が
宿泊した。

日曜日,札幌に走る時間が決まっているので、
「音楽の泉」の後、NHKの討論番組を何時も聞いている。
テレビの番組を,ラジオでも流している。
我が国の政治家,時には大臣、総理,各党を代表する
そうそうたるメンバーがいつも、出席する,政治討論番組だけど、

NHKの討論番組に限ったことではないが、
そのような、政治報道番組の中で、話されている「質」が
変わり始めた。今までは,何だったんだろう?と言わざるを得ないが、
非常に,具体的に,きめ細やかに,誠実に,政治が語られ始めたと言えば
言い過ぎかもしれないけど明らかに、語られる「質」が変化して来た。

政(まつりごと)=御上のものから、下々のものも参加して、語ることを
許される時代になるのか、それはそれで、交通整理と言うか、旗振りと言うか
まとめ役が,大変になってくる。それでも、所謂,利権のようなものが
いつもちらちらしていた時代から思えば,随分スッキリ話せるようになった。
本質を突いても、なんら問題ない、何れの政策が、より社会的なのか、
そこに暮らす住民にとって有益なのかを,多いに語らえられればいいに
超したことは無い。

今朝、厨房に入ると,深紅の冬のコートを着た,姉ちゃんがラーメンを
作ってた?!?!?。
「お前・・いつ・・ここに・・入って良いと言った・・あるか??」
昨夜,遅く到着された、中国本土の美女二人組・・・・。
厨房で,朝のラーメンをせっせと作ってた。
「おお!!電子レンジここにあるよ、トースターもあるよ
 ホットゥオーターもあるよ、何でもあるよ!!! 」

そう,厨房だから・・・・・??。 。


平地でも,0℃に近づいて来た!!

2009-09-21 07:27:42 | Weblog


風もない、静かな朝を迎えた。
平地でも、0℃に近い所があったんではないかと
思わせる程の冷え込み様だ。
「ルゥ」に「さあっ・・行くよ」と言ってはみたけど
ぶるっと来た。半袖ではとても出れないので、
上にウィンドブレーカーを羽織って歩いた。

森の色具合が日に日に変わって行く。
蔦漆や山ぶどうの葉が真っ先に色づいて行く。
畑は、今がピーク、早朝から芋を掘る機械が唸りを上げている。
後、数日もすれば羊蹄山の頂きも白くなるだろう。
紅葉は既に、山腹まで降りて来ている。

連休・・・・。
昨日、札幌から出て来る車が、定山渓辺りまで繋がっていた。
藤野、簾舞辺りは、ぜんぜん動いていなかった。
私は市内に向って走る車線、交通量は多いけど、普通に流れた。

鍋とか恋しい季節だけど・・・・。
家族が少なくなると、なかなか鍋をという気分にもならない。
大体業務用の土鍋が大き過ぎる、かといって.物は増やしたくないので
極力、不要な物は買うな!!とキツく指示が出されている。
後は、家の中のゴミを,如何にキレイさっぱり処分するかに
この後の人生の全がかかっている。

ユースホステルは「いくら丼祭」がまだまだ続いている。
今日も多くのお客様が、「いくら丼祭」に来る。

この時期になると,京都の下宿の玄関先に立ってた,柿の木を思い出す。
緑色の小さな実が,早く色づかないかと,毎日ちらちら眺めていた。
もう、かれこれ40年くらい前の記憶だけど、季節季節に
突如として、忘れ難い原風景に引き戻されて行く。

これは・・いったい・・・なんだ・・・・・??

2009-09-20 07:10:55 | Weblog
ビュ~~ビュ~~

風カゼ風カゼ風
ビュ~~ビュ~~

トトロが上昇気流に乗っかって、ニセコの上空を
飛び回ったごつ、昨夜はビュ~ビュ~風が吹き荒れた。
風の音で,深夜目が覚めたくらいだった。

お陰で雲が全部飛ばされて、今朝方、朝日の写真を写しに出かけた
お客様は、羊蹄山の脇から登る,見事なお天道様をファインダーに
納めることが出来た。昨日、ご教示した場所(産廃処理場)が
良かったと、感謝された。

「ルー」は私達の気付かない何かの気配を,常に感じている。
夜,家の中にいるときも、時々、誰もいない筈の,体育館の方角に
向って、突然「ワゥ~~ッ!!!」と吠える。
誰もいない筈だけど,何かの気配を感じるらしい?。

早朝、暗い内に、お客様がごそごそ始まると、それだけで「ガゥ~~」
が始まる。3:30~4:30分頃、枕元でいきなり「ガゥ~~」だから
こちらは飛び起きる。耳の良さも去ることながら、気配を感じる感覚は
並々ではない。まあ,私達人類が,
鈍化の一途を辿っているとしか言えないのだろう。

今朝は、時間を盗み「兄弟船」とかの楽譜を途中まで書いた。
作詞;星野哲郎/作曲:船村 徹という、ゴールデンコンビの曲だ。
歌謡曲は4/4拍子で、どうしても、チャン「チャカ」チャンチャンという
伴奏を左で入れたいけど、「チャカ」を16部音符二つ、指替えして素早く
ボタンをなかなか叩けない。特に、初心者の人、年輩者には難しい。
また、指を替えないと「チャカ」は成立しない。
楽譜を書く方は,悩ましい作業となる。

昨夜は、久しぶりに夜のコンサートだった。
久しぶりだったので、奏者(私)の「思い」が強く前に出過ぎて、
聴衆は、引き気味だった。
そう、弾けば良いってもんでもない、独りよがりになってしまう。
「思い」を、どの辺りに持って行けば良いのか、難しい。

今日は、これから、札幌に向って走ってみる。
先日、キャンプの子どもたちが残した、おにぎりを「チン」して
3個持った。

良い匂いが、この先でする!

2009-09-19 06:31:05 | Weblog
   
   
   

朝から,土砂降りの雨になった。
お散歩に出たけど、「ルゥー」は「もう良い帰る」と言うので
途中からすごすご引き返した。
木々の葉はまだ落ちてないので、森にさしかかると、
葉を打つ雨音が一段と激しくなった。
チューニングの合わないラジオのように、「しゃ~~」から「ざ~~~」
に変わって行く。

「ルゥー」は何度も、ぶるぶるを繰り返してみるけど、ずぶ濡れは変わらない。
鼻先を打つ雨で,視界も悪い、匂いだって全然分からない。
「もう良い帰る」となった。

日中は、半袖でも過ごせるが、朝晩は長袖を羽織ってないと寒い。
昨日朝方、喜茂別で3℃と言ってた。

昨日NHKのテレビで、北海道の現状、これからの北海道、
政治が変わり、人々の暮らし向きは変わって行けるのか、という
視聴者参加番組を、延々と生放送で放映していた。

ニセコの元町長、逢坂さんが、視聴者からよせられる、意見、疑問、心配、
質問、不安、要望、期待、にとても誠実に受け答えされていた。
ここ、何日かのテレビ、報道、その他の動きを見ていて、
「変わって行くかも知れない・・・・」という期待感が膨らむ。
勿論、多くの軋轢はあちこち発生するだろうけど、
効率の良い物には、何でもかんでも「YES」という社会から
いくら効率が良くって、経済効果が抜群でも、
次世代、環境、私達の未来に疑念を抱かざるを得ない「もの」には
はっきり「NO」と言える社会が来ることを期待したい。

私達の親の世代は、お正月、入学式、と何か、特別な日には、
子どもたちに、あちこちやり繰りをして、晴れ着とまでは行かないが
特別な「何か」を着せた。子どもながらに、「今日は特別な日だ・・・」
と実感出来た。普段は鼻水を袖で拭いてがべがべ、膝には継ぎ当ての
ズボンが普通だった

気が付けば、何処のタレントさん?と見まがう程の
衣装を纏った、子どもたちが街に溢れている。
所謂、今日は特別な「晴れの日」という概念が子どもたちの
生活から消えた。

豊かさが、悪いとか思わない。けど
私達が、忘れて来てしまった「もの」の大きさや
その量があまりにも多いことも歴然としている。

若い人は、いろんな国の、いろんな街角を歩くべきだと思う。
私達の暮らす社会が、普通でも特別でもないことが、
見えて来るかも知れない。

今日は、いくら丼祭だ!!!。



ねぇねぇ!早く散歩に行こうょ・・・!

2009-09-18 18:04:57 | Weblog




朝から晴れた。
ヒンヤリした冷気が山から下りて来る。
秋特有の大気の匂いがある。
「ルゥー」は鼻先を空に向けて,クンクンする。
遥か遠くの、微かな匂いも嗅ぎ分け、記憶しているのだろう。
秋は,野生の動物達も非常に慌ただしいので、
至る所に,道路を横切った痕跡が残っているのだろう。

何時ものコースを反対回りで、O農場で,落ちたリンゴをひと齧り、
神社の沢を、ビシャビシャ跳ね回り、いつものBoss(雄犬)に
「ガゥ~~~」と一括され、帰った。
帰ったらグランドで、「待てっ!」の訓練をしている。

今日は朝から、レッスンの仕込み、楽譜書きに追われた。
リクエストのあった、「赤いグラス」を書く。
「唇~よせれば~~,何故か痺れる、赤いグラスよ~~・・・」
私自身は「クロードへのタンゴ」や「情熱大陸」「フェリシア」を
詰めている。なかなか詰まらない。

秋に入って,アコの音は突き抜けて鳴り出した。
季節によって敏感に音色が変化して行く。
何時も,リードが折れんばかりに吹くが、名器はそれに応えようとする。
全てのリードに風を送って「熊蜂」様子を見たり、
それなりに、日々工夫はしている。
でも,ひとたびタンゴになると,アコはぎりぎりの所で,悲鳴を上げる。
普段から鍛えていないと,そうそう簡単には、良い音を奏でてくれない。
良い音を、「太くても,細くても」遠くへ飛ばす意識を持って弾く。
良い楽器は決して,腰が抜けたりはしない。
腰を「いわす」のは、いつも私達の方だ・・・・。

「いくら丼祭」がいよいよ,佳境に入って来た。
明日(土曜日)は、何杯ものいくら丼祭がテーブルに並ぶ・・・。

駄文の限りを尽くして!

2009-09-17 06:15:50 | Weblog
夜露夜露夜露夜


露夜露夜露夜露

晴れるだろうと思ってても、急にざぁ~~~っと
雨が通り過ぎて行く、
朝は、草も車もベランダも、夜露に濡れて
しっとりしている。

駄文の限りを尽くして,秋の様子を綴ろうと試みても
風に吹かれて、揺れるススキの、その「ひと揺れ」の風情にかなわない。
一陣の風の中に、何を読み取るのか、
延々と歌人俳人が記した言葉の中に、
「挑んではみたが・・・・」という、
敗北感が滲み出ている、
最後は黙って,目を閉じるに超したことはないと、
誰もが思い至る。
それほど,私達は浅はかで,拙い,至らない存在でもある。

それでも,山裾のあちらコチラに,虹が架かったりすると
カメラを持ち出したり、頭の中に言葉を巡らせ、
忙しい思いをする。
居合わせない人に、伝えたいという欲求が、そこにはある。

薮の中に,キノコが出始めた。
キノコは何日もかかって出る風ではなく、
一気に「にょきにょきっ」と出るようだ。

「ルゥー」はお散歩途中、桑の実、野いちご,とかは、その前に行くと
「おすわり」をして涎を垂らすが、キノコにはあまり興味が無いようだ。
セロリ、パセリ、生生姜、レモン、は苦手。

昨夜は、R・ガリアーノ、「クロードへのタンゴ」を
引っ張り出し、運指を替えたりして、せっせと練習してみた。

今日は午後から,大正琴の練習に出かける。





「どっちへ行けば、いいの???」

2009-09-16 07:32:12 | Weblog




晴れた。
昨日は、怒濤の一日と言えた。
デイサービスセンターでの演奏は、天井の高さに救われ、
とても良い響きでアコが鳴った。
与作、水色のワルツ、蘇州夜曲、愛のままで、etc,
日本の歌とシャンソンが続いた。
最後は、大正琴の演奏、みかんの花咲く丘、ブルーライト横浜、ソーラン節、
で締めくくった。大正琴の音色が何時に無く良かった。

実は、16chラインミキサーと出力アンプの距離を離してみた。
余計なノイズを拾わなくなって、先日ツィーターを取り替えたばかりの
スピーカーは調子が良かった。大正琴の演奏は、調弦とアンプの調子、
音質の調整に寄る所が大きい。

午前中の会議は、次年度の各学校の予算要求を聞く、がメインだった。
選挙前の、緊急的な国の予算措置(薔薇薪)で、先に挙手した自治体では
今まで考えも浮かばなかった、教育設備の導入が可能になった。
国が各教育現場でのICT化(情報化)を積極的に進めており、
それらに付随する、多額の予算措置が今回盛り込まれた。

社会の流れとして、教育の現場でも、ICT化が積極的に進められる事は
必要な事なのだろう、その一方では、先の全国学力・学習状況調査で
指摘された、設問に対して何も答えられない所謂、無回答率の高さから
想像するに、この街の子どもたちの国語力の脆弱さが浮かび上がった。

それならば、子どもたちの事を考えれば、例えば、10年計画くらいで、
子どもたちの国語力/読書力の力を養う施策を各教育現場で積極的に
考える事も大切だという意見もある。優れた児童書、児童文学に明るい
先生、学校司書を雇い入れ、5年.10年のスパンで、とにかく国語力の
向上を目標にやってみることも必要かも知れない。お金はかかる。

教育の現場で、ICT化が進む事は多分、これからの社会を見据え
必要不可欠なのだろう、しかし、子どもたちにとって、学びが
より複雑になったり、漢字の変換が普通になってしまう事は
避けなければならない、余程、しっかりした目標、教育成果への
シュミレーションをしっかり描いて、指導して行かれなければ
子どもたちが、右往左往するだけに終る懸念もある。






鬱蒼とした森が続く!!

2009-09-15 06:32:33 | Weblog





雨だ。
昨日は、朝から大掃除した。
月曜日は、疲れがピークで、夜8:00時頃寝た。
朝かと思って、起きたら、11:24分だった。

ニセコ町の町長選挙が終わった。
今回は700票という差が付いた。
少しでも、この街を変えて行こうという、有権者の思いが
滲み出た選挙結果だった。

どちらの候補の方も、汗水流して、この街の為にと熱弁をふるって頂いた。
選挙は終ったけれど、本番はこれから始まる。
今回の選挙を機に、若い人々の中にも、町政に感心を持つ人が
多くなった感がある。次回の町議会議員選挙でも、ニセコ町への思いが
持続され、少しでもこの街を変えて行こうとする機運が高まる事を
誰もが希望している。これまで,街を支えて下さった議員の皆様に加え
多くの声が上がる事を期待したい。皆でこの街の、現在/未来を語らえれば
何処かに、風穴を開けられるかも知れない。

コンサートの案内が届く。

10月17日(土曜日)13:30開場 14:00開演
札幌市南区民センター(大ホール)
「アコーディオン・コンサート」 久保達男/タテヤマユキ
入場無料(10/1より南区民センター窓口にて整理券を配布)
問い合わせ:011-584-2100(南区民センター)

11月22日(日曜日)14:30~16:00
朝日カルチャーセンター/朝日JTB・交流文化塾(札幌)
「アコーディオンの魅力」講師 久保達男(タテヤマユキ賛助出演)
受講料2205円 (筆記用具/スリッパ持参)事前申し込みが必要
ホテルニューオータニ札幌4F 問い合わせ:011-222-4121


今日は午前中会議の後、デイサービスセンターへ大正琴の皆さんと
慰問に出かける、私はアコもご披露する。
朝から日本の歌をあれこれ、必死で練習する。
昨夜9時間くらい寝たので、大丈夫??・・・・
・・・・・・ナニガ。

10月11日(日曜日)15:00開演
KKRホテル札幌(道庁の北側)
「北海道アコーディオン協会・サロンコンサート」
ゲスト:田中トシユキさん
入場無料(席数に制限があります)
問い合わせ/011-881-6482(HAA事務局:担当:田崎)

11月8日(日曜日)14:00開演(何時もは13:00開演)
「KUBOアコーディオン教室・演奏発表会」
南区:札幌芸術の森アートホール(中練習室)
入場無料(50席くらいです)
問い合わせ/0136-44-1171(久保)

10月23日(金曜日)19:00開演
「世界3大アコーディオニスト~夢の競演~」
R・ガリアーノ/F・マロッコ/COBA 出演
東京/めぐろパーシモンホール
S席指定:6800円 A席指定:5800円
お問い合わせ:キョードー東京/03-3498-9999(10:00~18:00)
9月19日より チケット一般発売。

「この先って、誰かいるのだろうか???」

2009-09-13 08:03:50 | Weblog




大雪山系で、初冠雪というニュースが入った。
もう、冬はそこまで来ている。
後は、山を駆け下りるスピードが、例年と比べてどうなんだ??
というくらいの、時間の問題。
ときどき、吹雪が美しい紅葉を追い越して行く年もある。

これで、畑の収穫は、お尻に火が付いた。
もたもたしてられない。
平地に雪が降る前に、収穫してしまいたい!!。

昨日から、こどもプログラム「ホップ・ステップ・キャンプ」に参加
する、羊蹄山麓地域の子どもたちが大勢滞在している。
用意されたプログラムを、目を輝かせて次々クリアーしてゆく。
今日も、昼過ぎまで、お料理を考え、みなで準備し、それぞれの班ごとに
腕を競う。昨夜は、ハンドベルの演奏にチャレンジした。

協力スタッフは、遠く恵庭や他の町村からも参加していただいている。
20~30人くらいのこどもプログラム・・・。
これが、学校単位になって来ると、やはり話は別問題にならざるを得ない。
地域の大人たちが、真剣にこどもと、遊び考え、昼夜を共にすることが
なかなか、難しい時代になった。

この古ぼけた校舎は、設備こそ行き届かないが、環境/立地条件は実に
恵まれた場所にある、自画自賛/我田引水・・・・とも言うが。

今日は、これから札幌に向って、走ってみる。
フェブレさんから送られた、「世界3大アコーディオニスト~競演~」の
パンフをシコタマ持って行く。

9月は、あれこれ、忙しい月になってきた。