15日の朝遠野から帰ってきました。
今回の滞在は4日間、日曜日は午前と午後、かご編みのダブルヘッダーだったので、
陸前高田や大槌町の5会場でかご編みをやって、持って行った材料はほとんど使いきりました。
遠野は根雪があり道も凍って滑りやすく、まさに雪国です。出かける前の一週間の気温は零下15、6度にもなり、寒さを覚悟していました。
バスで着いた11日の朝は零下12度、でも以後は零下6、7度で朝晩気持ちよく散歩が出来ました。寒さに慣れるとかえって気持ちが引き締まっていいものです。
中央の平屋がまごころネット。
まごころネットのプレハブがある遠野市浄化センターの近くの早瀬川と猿ヶ石川の合流地点には白鳥達が群れています。
日本財団の足湯隊の一員として来ていた夏ごろは、毎朝ジョギングしていましたが、冬の間は登山靴で来ているので走るのは無理です。荷物は増やしたくないのでトレーニングウェアは持ってきていません。登山用のザックとテープの入ったキャスター付きのバッグ、この二つで手いっぱいですから。
まごころネットに来るたびに感心するのは職員やボランティアの質の高さです。私はいつも一人で来て大槌町のカフェ隊と行動するか、まごころネットの担当者と一緒に陸前高田の長部地区に行くだけなので、一般ボランティアの人たちと一緒に行動することはありません。それで仲間が出来にくいのですが、カフェ隊のメンバーは今は長期滞在の人たちで、みな若くて面白い人たちです。
来月から陸前高田での活動の手配をしてくれるのは、日本財団の足湯隊のときからお世話になっている井上さんです。前にも書きましたが阪神淡路大震災や中越地震でも足湯活動をしてきた人で、陸前高田の仮設の隅々までよく知っている人です。まごころネットは一応月曜日が定休日になっていますが、休みなんかいらないという冷静でいて熱い人、いつも自分の筋を通します。
まごころネットの事務局にいる柳沢さんは10月からエコクラフトのかご作りを始めるときに、陸前高田担当の本多さんを紹介してくれた人で、その後もいろいろお世話になっています。
この人は長くアメリカにいた人で、アメリカで博士号をとりアメリカの大学で教えていて、日本に一時帰国した際に遠野まごころネットで働くことになったそうです。小平市の出身で誰に聞いても優秀な人だということです。
まごころネットに来ている女性ボランティアには外国に滞在していて、一時帰国してボランティアをやっている人も多いようです。畳は敷いてあるとはいえプレハブの大部屋で寝袋で寝るわけですから、かなりタフじゃないと暮らせません。一人でどんどん行動してきた人たちなのでしょう。
毎月来るたびに見かける人たちが何人もいます。長期に滞在している人もいるし、私のように毎月細切れに来る人たちもいます。外は寒いし、総体としてボランティアは減っていますが、残っている人たちはかなり個性的な人たちのようです。
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